TEMA-NUKI Days

かんたんべんりにくらすためのちいさなライフハックなど

元気がないときにパワーをもらえる映画・個人的殿堂入り4本

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映画、好きです。

といっても、通の方々が観るような奥深い味わいのある薫り高く上質な大人の…という作品よりも、笑って泣けてちょっと切ない、でも見終わったときには最高にスッキリする!みたいな作品が好き。

もちろん、人生の苦みをたっぷり含んだ、見終わっても重い余韻でしばらく立ち上がれないような作品にも好きなものはあったりします。
でも、思うようにいかない日常の中で、映画は一服の清涼剤であってほしい。
2時間なりを費やした結果うちひしがれるよりは(それもたまにはアリだけれど)パワーを充電していよおおおおおし明日もやるぞー!って元気よく立ち上がりたい!

というわけで、そんなわたしが特に元気のないときに見て元気をもらう、カンフル剤のような映画を4つ、紹介してみたいと思います。
繰り返し何度観ても全然飽きなくて、観るたびに元気が湧いてきてよっしゃやるぞー!!!って気持ちになれる、そんな作品。

選ぶ基準がたぶん女子目線だと思いますが、男子のみなさんにも効き目があったらいいな~と願いつつ。
決定的なネタバレは避けますが、オススメポイントを語る過程で多少のネタバレがあるかと思います。お気をつけください。
―― では以下!

 

バーレスク

あらすじ

シェール&クリスティーナ・アギレラ主演のミュージカル・ドラマ。ロサンゼルスにあるラウンジ「バーレスク」を経営するテス(シェール)は、かつて有名なダンサーだったが、今は引退し後進の指導に当たっていた。そこにアイオワの田舎町から出てきた若い女性アリ(アギレラ)がやってくる。ウェイトレスとしてラウンジで働いていたアリだったがステージで歌声を披露すると、テスに認められ、その才能を開花させていく。

- バーレスク : 作品情報 - 映画.com

オススメポイント

何と言っても、ダン!!!

わたしは洋楽をほとんど聞かないので、クリスティーナ・アギレラもシェールも名前は知ってるかな…程度の知識しかなかったのですが。
映画の出だしですぐにアギレラが歌うシーンがあって、そのド迫力の歌声にガツン!とやられて心を持って行かれました!
そして「バーレスク」で働き始めてからの、生歌熱唱でみんなの度肝を抜いて心をわしづかみしたシーンでこっちの心もまたまたわしづかみされて。
一躍メインに躍り出てからのダンサーたちを従えての歌とダンスはもう圧巻!!!座って観てなんていられなくて、立ち上がって一緒に踊り出すこと間違いなし!

ストーリーとしてはそれこそ、田舎から出て来た女の子がちょっと嫌がらせされたりしながらも実力を発揮してのし上がっていくというありがちなサクセスストーリーではあります。
でもこの作品の好きなところは、その嫌がらせがひどく悪質だったり粘着質だったりしないこと。そしてヒロインののし上がり方が正当でドロドロしていないこと、かなと。
ヒロインはどんな手段を使ってでも…なんてことはなく、ちゃんと自分の歌とダンスで周囲を納得させ愛されていくし、夢をつかんだあとのこんなはずじゃなかった…的な悲しみやつらさもほとんどなし。ストーリー上必要な「つまづき」はさすがにありますが、いいスパイスになる程度のことなので絶望するほどではない。
ヒロインが生き生きと楽しそうに歌って踊る躍動感で全編満たされているのが、観ていてしあわせな気持ちになれます。

恋愛要素ももちろんありますが、これもまたドロドロしてないのがいいんですよね~。むしろピュアっていうか、お兄ちゃん的な立ち位置のナイスガイとの、もどかしくもかわいらしい恋って感じで、んも~二人とも可愛いな!素直になって!って母の心であたたかく見守ってしまいます。

ラストの歌とダンスも最高にキレッキレで、ヒロインだけじゃなく「バーレスク」のみんなが楽しくてしあわせなのが伝わってきて。
可愛いダンス、セクシーなダンス、パワフルな歌声にピュアな恋愛にハッピーエンド!見終わったときには爽快感とともにパワーがみなぎっているのが感じられます。
本当に大好きすぎて保存用(BD)と鑑賞用(HDDに残す)にスカパーで2回分録画して、この記事も観ながら書いてました(笑) 最高!!!

 

「シカゴ」

あらすじ

アカデミー賞で最多12部門13ノミネート、作品賞、助演女優賞ほか最多6部門受賞作。ボブ・フォッシー振り付けの同名ヒット・ミュージカルを、ブロードウェイの人気舞台演出家ロブ・マーシャルが映画化。脚本は「ゴッズ・アンド・モンスター」でオスカー受賞のビル・コンドン。舞台は1920年代のシカゴ。ミュージカルのスターを夢見るロキシーは、愛人を射殺して刑務所に送られるが、そのスキャンダルを利用してスターになろうとする。

- シカゴ : 作品情報 - 映画.com

オススメポイント

言わずと知れた有名作品ですよね。
で、この作品も「バーレスク」と同じように歌とダンスに圧倒されたパターンなのですが。

こちらはストーリーや登場人物というよりも…俳優さんたちの「技術」と「努力」にパワーをもらっています。

レニー・ゼルヴィガーもキャサリン・ゼタ=ジョーンズもこんなに歌って踊れるとは思っていなかったし、リチャード・ギアもそうですが、ハリウッドで成功する人たちは顔が良くて演技が上手いだけではなく、さらに歌って踊れないとダメなんだな!と痛感させられるんですよね、これを観るたびに。さらに言えば、レニー・ゼルヴィガーは「シカゴ」に出演するまで歌もダンスも未経験(まったくないわけではないんでしょうけれど)だったのに3ヵ月の特訓でここまでのレベルに持って来たという記事を読んだ記憶があって、人間やる気があればなんでもできるようになるんだなー!とまるで小学生のような感想ではありますが、やっぱり素直に胸が震えます。

そして、メインキャストだけではなく、他のキャスト陣も。
「Cell Block Tango」でキャサリンと一緒に歌い踊るメインダンサーたちのテクニックの凄さ、そのバックで踊るたくさんの女性ダンサーたちの迫力、他のシーンでもたくさんのダンサーたちがいて、キャストロールにはたぶん小さくしか名前が載らない人たちがこんなにもハイレベルなダンスを全力で見せている。
これは『バーレスク』を観るときも感じることなのですが、「ハリウッドで夢を追うサブキャストたち」のその瞬間の輝きに目を奪われて、ほんのわずかなチャンスをやっとつかんでこのシーンにすべてを懸けている人たちがこんなにいるんだなぁと思うとなんだかじんとして泣けてくる…そして、わたしも頑張らなきゃ!!!っていうやる気が沸々と湧いてくるのです。

 

「ホリデイ」

あらすじ

キャメロン・ディアスジュード・ロウケイト・ウィンスレットジャック・ブラックら豪華スターが競演するロマンティック・コメディ。ハリウッドで映画予告編製作会社を経営するアマンダと、ロンドンで新聞社に勤めるアイリス。それぞれ失恋したばかりの2人は、お互いの家や車を交換して休暇を過ごす“ホーム・エクスチェンジ”をすることによって、人生の新たな一歩を踏み出していく。

- ホリデイ : 作品情報 - 映画.com

オススメポイント

これ好き♪って言ったらスイーツ()って言われちゃうのかもですけど…でも元気出ません!?わたしはもうほんっっっっとものすんんんごく元気が出るんですよ!

まずアマンダ@キャメロン・ディアスの住むロスの豪邸とアイリス@ケイト・ウィンスレットの住むロンドン郊外の小さな…おとぎ話に出てくるような可愛い一軒家で女子はノックアウトされるんじゃないかと!
アマンダの豪邸はシンプルゴージャスなインテリアにホームシアターなどの最新設備、庭にはプールまである至れり尽くせりっぷり。そしてアイリスの家は温かみのあるこじんまりとした家で…まるでホビットの家みたいにちょこんとそこに生えているような可愛い家。
それを二人が交換して過ごす、その過ごし方もまた特徴が出ていて、あまりにも田舎すぎてちょっと退屈しちゃうアマンダの試行錯誤も可愛いし、豪邸にひとしきりはしゃいだあとに設備を一つずつ試して満喫していくアイリスの堅実っぷり(笑)も好感がもてる。

そして何よりもわたしが好きなのは、アイリスサイドのストーリー。
真面目でおくてなせいで片想いの相手から都合よく扱われていたアイリスが、失恋を振り切るために勇気を出して「ホーム・エクスチェンジ」にチャレンジして、そこから人生が少しずつ変わっていく様子に本当に力づけられます。

アマンダはアイリスの家でイケメン@ジュード・ロウに出会うけれど、アイリスがアマンダの家で出会うのはなんというかこう、味わい()のある青年@ジャック・ブラック(ごめんなさい、好きですよ!)と元脚本家のおじいちゃんなんですよね。
でもアイリスはちょっと冴えない外見の青年だろうと歩行器でよろよろ歩いているおじいちゃんだろうと、まっすぐ全力でやさしく接して、相手の言う言葉を素直に吸収して実践していく。それによってどんどん心が耕されて深みを増し、芯ができて、もう何ものにも振り回されず自分を貫けるようになる。

当たり前のことをただただまっすぐ真剣にやる、人に親切にして、「自分磨き」も斜に構えずバカにせずに素直に取り組んで…そうしていれば、すべては自分の糧となっていつか自分を助けてくれる力になる
この作品を観ていると、それを信じられる気持ちになれます。

アマンダサイドのストーリーも胸がぎゅっとなるような切なさがあって好きですし、ラストは本当にハッピーな気持ちになれて、大満足のためいきとともに現実に舞い戻ってくることができます。
この作品を観るたびに元気が出て笑顔になれるし、ちょっと気持ちを上げたいな、楽しい気分になりたいなってときにもサッと気軽に観ているので…もう何回観てるんだろう(笑)
本当にオススメの作品です。

 

アバウト・タイム~愛おしい時間について

あらすじ

ラブ・アクチュアリー」のリチャード・カーティス監督が、タイムトラベルを繰り返す青年が本当の愛や幸せとは何かに気づく姿を描いたロマンティックコメディ。イギリス南西部に住む青年ティムは自分に自信がなく、ずっと恋人ができずにいた。21歳の誕生日に、一家に生まれた男たちにはタイムトラベル能力があることを父親から知らされたティムは、恋人を得るためタイムトラベルを繰り返すようになり、やがて魅力的な女性メアリーと出会う。しかし、タイムトラベルが引き起こした不運によって、その出会いがなかったことになってしまい、再び時間をやり直したティムはなんとか彼女の愛を勝ち取るが……。

- アバウト・タイム 愛おしい時間について : 作品情報 - 映画.com

オススメポイント

この作品は、「元気が出る!」という爆発的な感じではなく、じんわりゆっくりとやる気が染み込んでくるような…タイトル通り、「人生ってなんて愛おしいんだろう、今この時間を過ごせることは奇跡みたいに素晴らしいことなんだ」って尊さに感謝の祈りを捧げたくなるような、そんな作品だと思います。
そして男性が主人公なので、これは男子目線でも元気が出る、かな…?

正直、上記のあらすじに描いてある部分を観ているときは「よくある『冴えない男子が不思議な能力に振り回されるドタバタコメディ』かな?」って感じていて。うーん、ちょっと失敗だったかなぁと思ってしまっていたのですが。
本番はむしろここから!
不思議な能力を使いこなせるようになってしあわせを手に入れた主人公が、わりと順風満帆な人生を送っていく―― でも人生には思いがけないことが起きるもので、それはその能力をもってしてもどうにもならない……そんな、言葉にすると当たり前のようなことも、エピソードとして突きつけられるとその選択に迷ったり悩んだりする主人公の気持ちにとても共感できて。
さらには、男系に受け継がれてきた能力だからこそ良きメンターでいてくれた父親も、不老不死ではないわけで…彼と父親との交流がとてもやさしく、そして切ない…父親役のビル・ナイの演技がまたいいんですよ、ほんと…

タイムトラベルを繰り返してきた自分の人生と、同じ能力を持っていた父親の教えと、それらを糧として「人生のコツ」を体得した主人公が最終的に選んだ生き方は、きっと誰でも当てはめることのできる普遍的な真実なのではないかと思います。
そしてそれを自分は、この作品を観ることで感じ、学ぶことができた…主人公と一緒に時間の流れを繰り返して一緒に感じ取ることができた―― 見終わったときにそれに気づいて、なんて良い作品を観たんだろうって心の底から感動しました。映画なんてさらっと流し見することもできるけれど、人一人の人生をともに生きてその重みを分かち合うこともできるんだなぁって。

なんとなく投げやりな気持ちになったときや、いやなことばかりでうんざりだな…ってしょんぼりした気持ちになったときにこの作品を観ると、ああ、ただこうしていられるだけでもしあわせなことなんだよなって人生を見る目が変わる、そんな作品だと思います。

 

あとがき


今回は4本挙げましたが、まだまだこんなもんじゃないですよね!
いずれまたここに加えたい個人的殿堂入り作品に出会えたら、どんどん加えていきたいと手ぐすね引いています(笑)

2年前くらいから、映画を観るたびにEvernoteに記録をつけるようにしています。 ↓↓↓

mndgt.hatenablog.com

いつかまためちゃくちゃ元気になれる作品に出会って、この記録に星5つをつけられるような、そしてこの記事に追記していけるような、そんな出会いを期待したいです。

 

玄関の防災を見直す【防災】

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玄関の防災対策、また見直しています。

東日本大震災時に震度6弱だった我が家。
古いマンションの6階にある我が家から逃げ出すには、玄関が唯一の出口になります。
ところがあの震災のときには、玄関がそれはもう惨憺たる有様になってしまって。

・靴箱の上に立てかけてあった鏡が落ちて割れる
・割れたガラスの欠片が靴の上に散乱する
・薄型のシューズラックから靴が全部落ちる
・シューズラック自体も倒れて道をふさぐ


揺れが本格的になる前に玄関ダッシュでドアの外に出ていたので、割れたガラスに直撃されなかったのは幸いでした。
―― が、3分間近くに及ぶ揺れが収まって、恐る恐るドアを開けたわたしの目に飛び込んできたのは、上記の有様……もうこれだけですべてのやる気を失ってへたり込んでしまうくらいのひどい光景でした。

その後一時間ほど外で待機して、それから隣近所のみなさんと三々五々自宅に戻って。
まず最初に始めたのは、玄関の片づけ―― 帰宅した旦那がここを乗り越えられなければ家にも入れないですし。
軍手をして、ガラスの欠片に気をつけながら靴を一つずつ片づけ、シューズラックを立て直し、ガラスを履き集めて……正直、当日はそれだけで疲労困憊してしまったのを覚えています。

 

割れもの・重いものは絶対に置かない


その教訓から、まず玄関にはぜっっっっったいに割れものは置かない、と決意。
鏡はもちろんですし、花瓶や大きめの焼き物など、落ちたら割れて散らばってしまうようなものは置かないに越したことはないと思います。

重いものも同様に、もし靴を履く前に足の上に落ちてきたりすると怪我につながりますし、逃げ出すときの妨げになりかねないと思うので、置かない or 固定するなどの対策をした方がいいと思います。

これはあの震災の直後から実践しているので、この点に関しては今はもう安心しています。

 

倒れて出口をふさぐようなものは置かない


今回見直したのは、ここです。

のど元過ぎれば…とは言いますが、我が家もずっと、震災時に倒れたシューズラックをそのまま使い続けていました。
高さ1mくらい、奥行きが25cmくらいの薄型で、斜めに靴を置くことができる省スペースのオープンラック。

旦那が靴好きで服装に合わせてマメに靴を替えるタイプの人なので、靴箱にしまうよりは出しておいた方が取りやすいんですよね。
あと単純に靴が多くて靴箱ではしまいきれないとか、わたしの靴をプラスチックのシューズケースに1つずつ入れて収納していたので靴箱内の空間を上手く使いこなせていなかったりという理由も。

震災後の余震でもさすがにラックそのものが倒れることはなかったので、便利に使っていることもありなんとなく見過ごしていたのです。

でも、震度3~4くらいになると靴は落ちてくるんですよね。玄関の扉を開けて外に出るには落ちた靴をまたがなければならないわけで、地味に邪魔。そして落ちるたびに置き直すのも手間がかかります。

なにより、また震災と同じようなレベルの揺れがきたときに、ラックを置いてあるかぎりは倒れるリスクは続くわけで。

今回、地震に関するニュースを夫婦で見ていてシューズラックのことが話題になって。
あのままでは良くないよね、と話し合っていたところ、旦那が自分の古い靴を自主的に処分し始めてくれて…おかげで靴の数がぐんと減ったので、今がチャンス!とラックを処分することにしました。

 

1段タイプのシューズラックに置き換える

今まで使っていたのは4段仕様の薄型ラックでしたが、それを撤去して1段のみのラックに買い替えました。
男性の靴のサイズなら1段に3足置くのがやっとの小さなものですが、上の段には旦那がよく履く靴、下の段にはサッと履けるサンダルと夫婦各々の緊急避難用の運動靴を置いて、わたしの靴は全部靴箱の中にしまうことに―― なんせ引きこもりなので出かけるたびに出す形で全然問題なし(笑)

靴箱の中を整理して取り出しやすくする

そもそもシューズラックに頼らないようにするためには、靴箱を最大限に活用するのが一番ですよね。

ということで、わたしの靴を収納していたプラスチックのシューズケースは処分!ついでに、ほとんど履いていなかった靴も処分!
そして、100均でこういうホルダー ↓↓↓ を買って来て、最小限必要な靴だけをコンパクトに収納することに。

これ、いいですねー!
もっと早く使えば良かった、と思うくらいにスペースがコンパクトになりました。

欲を言えば旦那の靴もこれで収納したかったのですが、男性用の靴では高さがありすぎてダメでした…でも100均じゃなくちゃんと探せば男性用のホルダーもあるみたいですね。今度買おうかなぁ…

 

懐中電灯の置き場所を作る


さらに、明るさ対策も強化。
夜間に逃げる場合には、以前書いたように枕元に置いてある「とりあえず避難セット」を引っつかんで玄関ダッシュしているのですが。

mndgt.hatenablog.com

この中に懐中電灯はすでに入っていますが、なお念のため玄関にも1つ置いておこうと新たに決意。
で、万が一の停電に備えてその懐中電灯には蓄光テープをぐるりと貼り付けました。

こういうの ↑↑↑ なのですが、太陽光や蛍光灯の光をため込んで、夜になるとテープがぼやーっと光ります。
我が家の懐中電灯にはすべてこの蓄光テープを貼り付けてありますが、真っ暗闇でもぼんやり光ってくれるのでどこにあるかわかってとても便利です。

 

まだまだ改良を重ねていきたい


他にも、震災直後から

・頭を守るための帽子を作り付けのフックにかけておく
・防災リュックやグッズは玄関横の部屋の入口にまとめておく


などの玄関回り対策はしてあるのですが。
まだまだ、改良の余地はたくさんありそうです。

たとえば傘立ても、倒れてきたら出口をふさいでしまうものの一つですよね。
一応、我が家の傘立ては5本も入れればぎゅうぎゅうの細身タイプ、メッシュで重さもあまりないですし、でも安定性は悪くなく、今まで倒れた記憶は…ない…かな…震災のときも倒れた記憶はないんですよね…

でも、傘自体も含めて、倒れて足が引っかかるようなことのないように、何か対策が取れたらなと思っています。
本当はきちんと乾かして靴箱の中に入れて扉を閉めておくのが一番なんでしょうね…うーん、靴箱の中、もう一度見直してスペースを開けてみようかな…

気になったことを気になったときに少しずつ、ムリのない形で防災仕様にしていけたらいいなと。

 

Evernoteにエンディングノートを作るメリット3つ

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エンディングノート、書いていますか…?

法的な効力はないけれど、自分の生い立ちを振り返ったり、親類縁者の情報をまとめておけたり、財産の簡単な目録を記入できたり、葬儀や埋葬に関しての希望を書いておけたりできるノート。
そんなエンディングノートの存在を知ったのは、15年ほど前…ちょうど父が亡くなった頃でした。

父は2ヵ月ほどの入院のあとに亡くなってしまって、亡くなる前に大事なことはほとんど話すことができなくて。
父に聞きたかったことや言い残しておいてほしかったことがたくさんあって、ドラマや小説みたいに父の手帳や携帯電話に何かメッセージが遺されていたらいいのになと思ったことを覚えています。

そんな経験のあとほどなくして結婚して、「もし今、自分が死んだら?」と考えたときに、残された旦那にはこういう思いはさせたくない、と強く思って。
エンディングノート」の存在を知ってすぐに飛びつくようにしていろいろと書き込み、万が一の備えとして保管していました。

 

「情報」も「葬儀観」も日々変化していく


で、それから数年経って…ふと気づきました。
―― このエンディングノートに書いてあること、どんどん変わって来てる、と。

たとえばわたし名義の口座一覧にしても、ノートを書いたあと新たに開設したり、または解約したり、通帳の置き場所も少しずつ変わったりと変更点が出て来て。あとから修正できるように鉛筆で書いてはあったものの、消したり書いたりしているとだんだん見づらくなってきますよね。

それになにより、わたし自身の「葬儀観」がだいぶ変わって来てしまって。
若かりし頃は「親しい人だけに集まってもらって、この曲を流して、これは省略して、あれをやって…」なんてオリジナル葬儀(?)に憧れていたので、それはもう熱心に細かく希望を書き記しておいたのですが。
いろいろな葬儀を経験するにつれだんだんと「一番家族に負担をかけないのは、普通の葬儀を淡々とやることかも…」というなんとも地味な結論に落ち着いて。
となると、エンディングノートの葬儀の希望欄に書いたことは全部なかったことに…あんなにたくさん書いたのに全部消して書き直し?うーん…めんどくさい…(生粋のめんどくさがり)

そんなこんなで、どうも「紙」のエンディングノートは、早くから準備して長い期間持ち続けるのには向いていないのかもしれない、と思うようになりました。

 

Evernoteエンディングノートを作るメリット3つ


で、困ったときのEvernoteですよ!
Evernoteなしには夜も日も明けないレベルで使い倒してるんだから、エンディングノートEvernoteに作ればいいじゃない!と気づいて、実行してみました。

いざやってみると、Evernoteならではのメリットが―― たとえば ↓↓↓ 

書き換えがすぐに、きれいにできる

Evernoteには毎日PCからもiPadminiからもアクセスして使っているので、思いついたときにすぐにエンディングノートに書き加えたり書き換えたりすることができます。
それに「書き遺す」ものだと思うと、紙の場合は「きれいな字で書かなきゃ…」とか「レイアウトが…」とかいろいろ邪念が浮かんでしまって(笑)身構えてしまうのですが。
Evernoteならばつらつらとタイプしていくだけでそこそこ見られるものになりますし、チェックボックスや箇条書きなどいろいろ使えるのでリストを作ったりするのも簡単。
間違えた!とかここはやっぱり変更しておきたい、と思ったらすぐに書き直しできて、ほんと便利!

これで、常に最新の遺志(って言い方はおかしいですけどそうとしか言えない)をきれいに書き遺しておくことができます

 

クラウドに保存できるのでなくすこともない

紙のエンディングノート、わたしが持っていたのはA4サイズより少し大きめの、薄い冊子タイプでした。
他にも、もっと厚みのあるものや小さめサイズのものなど、今はいろいろありますよね。

でもどんな形にせよ、家の中に保管するなら本棚か、あるいは引き出し、うーん…家族に見つけてもらわなければ意味がないですし、ここにあるよと伝えておいてもそのあと置き場所を変えてしまったらその都度伝えておかないといけないし、そもそもちゃんと覚えていてくれるかどうか。
万が一災害やアクシデントでエンディングノートそのものが失われてしまったら、せっかく書き遺した遺志も活かされなくなってしまう…

でもEvernoteならクラウドに保存されるので、どこからでもアクセスできますし、容易になくす心配もない。
データへのアクセス方法さえ伝えておけば、少なくともうちの旦那なら簡単にアクセスしてくれると思います。
保管についてもし不安ならバックアップをとっておくのもいいでしょうし、さらに紙に印刷しておくのも手ですよね。情報を更新したら前のを破棄してまた印刷すればいいし。
大元の情報がしっかりと保管されているのは、安心だなぁと思います。

 

リンクを貼ることができるので、参照サイトにすぐアクセスできる

たとえば、わたしはふだんからあらゆる会員登録情報Evernoteにまとめていて。
有料会員と無料会員とに分けて、さらにジャンル別に「買い物」や「金融」「インターネット」などと分けて、サービスや企業名・会員IDや登録メルアド・暗証番号(のヒント)を五十音順に一覧にしてあります。
で、そのサービス名・企業名の部分に各ログインページへのリンクを貼って、すぐにログインページへ飛べるようにしてあります。

これはふだんの自分の利便性もあるのですが、万が一のとき旦那に退会や解約の手続きをしてもらうなら少しでも便利にしておいた方がいいだろうという理由もあって。
そうでなくても大変なときに、手続きなんて面倒なことで一つ一つ検索してログインページに飛んでたらうんざりですよね、絶対に。
無料会員は最悪放置でもいいとは思うのですが、有料会員登録はすぐ解約してもらわないとお金がもったいないですし、その手続きをできるだけ手間なくやってもらうためにも必要な準備ではないかと思っています。

で、そんな会員登録情報ノートに、さらにエンディングノートからリンクを貼っています
まずエンディングノートを見て、そのリンクから会員登録情報ノートに飛んで、そこからさらに有料会員登録をしているサイトに飛んでもらって、解約してもらう、と。

他にも、遺品整理のサイトなどにも参考にとリンクを貼ったり、エンディングノートからいろいろな外部情報にアクセスできるようにして。
これは紙のノートにはできないことだと思うので、Evernoteの便利さを痛感します。

 

エンディングノートの内容はこんな感じ


じゃあそのエンディングノートの内容はどんな感じかというと…ざっくりとですが、こんな感じで ↓↓↓

各書類の置き場所リスト

・わたし個人の住所録
・加入している保険や持っている口座のリスト
・保険の証書や口座の通帳


これらの重要書類の置き場所を、チェックボックスリストにしてあります。
ちなみに住所録そのものは、夫婦それぞれにプラスチックケースに入れてタイトルシールもつけてわかりやすい場所に置いてあるので、むしろ住所録にたどり着く方がエンディングノートより早いと思っています。住所録は万が一のとき各所に連絡するために最初に必要になるものですしね。
なので、住所録の方にはこのEvernoteエンディングノートの存在と、アクセスの方法を書いた紙をクリップで留めてあります。まず住所録を見て、それからエンディングノートを見てもらう、という流れになればいいなと。

 

わたし個人の持ち物の処分希望リスト

以前の記事にも書いたように、わたし個人の持ち物はもう衣装ケース1つ分しかありません。

mndgt.hatenablog.com

このケースの中身をどんなふうに処分してほしいか、その希望をチェックボックス形式でリストにしてあります。
たとえば仕事の書類ならシュレッダー(or溶解)処分、写真はおまかせ、手紙は中身を見ずにシュレッダー(or溶解)、などなど…処分したらそのつどボックスにチェックを入れることもできるように。

あとはPC内のデータ…まあ当たり障りのないものばかりではあると思っていますが、一応中身は見ずに全消去をお願いしてあります。

それから、本棚に並んでいる本やCD、DVDなども遠慮せず処分してくれるよう書き添えて…もう自分でほとんど処分してしまいましたが、残ったものも処分するのは申し訳ないなんて思ってほしくないのではっきり書いておこうと。

―― 余談ですが、こういう作業をしていると「やっぱり自分の持ち物はできるだけ少なくしよう」と強く思えるようになるので、片づけのきっかけとしてオススメです…いやマジで、ほんとに。必死度が違ってくる気がしますもん…切羽詰まり度というか。
わたしは今なら自分の持ち物がどれくらいで、どこに何があるかほぼわかりますし、見られて困るものはすでに処分 or それなりの対応(オタク的にヤバイものはスキャンして暗号化してさらにロックなど→S1100とDC-F2100で薄い本を電子化する【裁断・スキャン編】 - TEMA-NUKI Days)をしてあるので、万が一の事態が突発的に訪れてもたぶん安心して成仏できます…「積み荷を燃やす」よう誰かに必死で依頼する必要もほぼありません。
…でも一応、少しは猶予がほしいかなぁ…最終的な処分をしてから安らかに眠りたい…

 

葬儀とその前後に関する希望

もしものときの延命措置に関する希望から始まって、亡くなったあと誰に連絡してほしいか、どういう葬儀にしてほしいか、年忌法要についての希望などを簡潔に記してあります。

それぞれの細かい内容は省略しますが、葬儀は上記のように「ごく普通の葬儀」を葬儀会社のプラン通りにやってもらおうと思っています―― その方が家族の負担が減りそうなので。
年忌法要については家族だけでひっそりやってほしい…というか経験上、法要に関わる親戚絡みのあれこれをとても負担に感じていたので、遺された家族にあれをまた経験させたくなくて。なので、その旨を挨拶文的な形でまとめたノートをEvernote内に別に作って、そこにもリンクを貼ってあります。必要があれば印刷して親族に渡してもらってもいいように…良かれと思って干渉してくるかもしれない親族対策というか(笑)故人の希望という錦の御旗を用意しておいたら少しは役に立つかなぁ、と。

 

会員登録などの解約依頼

これは上記の通り、会員登録情報ノートにリンクを貼りつつ、有料会員登録の解約をお願いしますという件を。
会費がいくらなのかも書いてあるので、やばい、早くやらなきゃ!と思ってくれるかな、と(笑)
でも、生前に自分でできる猶予があるならやっておきたいとは思っています。

 

個人的なメッセージ

ごく簡単な文章ですが、旦那に向けてのメッセージも。
このエンディングノートを訂正したり書き加えたりするたびに、ああこれ ↑↑↑ を全部やってもらわなきゃならないんだよなぁ…って思うと自然とありがとうや申し訳ないという気持ちが湧いてくるんですよね…その勢いのまま、ちょこちょこっとメッセージを書き足しています。
なんというか、自分自身を振り返らせてくれる、感謝の気持ちを呼び起こす…そんな作業でもあります。…喧嘩したときに読んだりするとちょっと反省できます(笑)

 

いつか必ず来るものだから準備は怠りなく


「自分の死」について考えるのは嫌な人が多いかもしれませんが、わたしはむしろ積極的に考えたいタイプです。
というかむしろ考えすぎるくらい…一日に一度は必ず自分に何かあったあとのことを考えている気がします。

たぶんもともとそういうタイプではあったのですが、父が急な病で亡くなり、自分も交通事故で死にかけた、そんな経験がそれに拍車をかけたのかもしれません。

もしかしたら明日、いや今日にでも、突然命は終わるかもしれない。
常にそれを考えて生きている…と言ったらなんだか不幸そうかもしれませんが、わりと気軽に考えているのでしあわせに生きてます、ありがたいことに。
今のところ特に後悔もないですし、未練もないですしね。

望むことはただ一つ、遺された家族に迷惑をかけないこと。
あれはどこに行った、このことはどうしたらいい、あーもうほんと…恨むよ…(泣)って、そんなふうに泣かせたくない、それだけです。
ただでさえつらい時間を細かい雑事で煩わせたくない、何も手につかない呆然とした状態のときによけいな負担をかけたくない。
自分にできるかぎりの準備をして、少しでも負担を減らしたいなと思うのです。

―― といっても、人生は本当にどうなるかわかりません。
わたしが一人残される可能性だってあるわけで。

それならばそれで一人暮らしの老後に向けて持ち物の整理や把握などの準備をしておきたいし、最後を託すことになる誰か…子供のいない我が家なら姪たちか、あるいは施設の人に迷惑をかけないように必要事項を書き遺しておきたい。

いずれにしてもいつか必ず来るときのために準備をしておくことがわたしにとっての「安心」なので、できるだけのことはこれからもしていきたいと思っています。

 

紙の本やKindle本から文章を(比較的)簡単に転記する方法

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ブログの記事などを書くときに、本の内容を少し引用したい、ということがありますよね。

たとえばこちら ↓↓↓ の記事では、ミニマリストの佐々木典士さんの著書から本文を引用させていただきました。

mndgt.hatenablog.com

もちろん、手打ちで…ええ、必死で手打ちしましたとも、何度も何度もミスタッチや誤変換を繰り返してキーッとなりながら(笑)

めんどくさがりなわたしとしては、この手間を考えるとどうも気軽に引用できなくて。
引用できたらもっとちゃんと内容が伝わりそうなのに、説得力も増しそうなのに、と思いつつなんとなく避けて通ってしまってました。

でも、今回Kindle Paperwhiteを購入したことから、いろいろ調べているうちに思いもかけず「比較的簡単に本の文章を転記する方法」を知ることができました。

Kindle Paperwhite Wi-Fi ホワイト 買いました! - TEMA-NUKI Days


というわけで、自分用の覚え書きの意味も含めて、以下まとめてみたいと思います。

 

紙の本から文章を転記する方法

これは本当にあくまでも「比較的簡単に転記する」方法なので、さっと一手間できれいに転記♪ というわけではないことをご了解ください。
ご存じの方も多いと思いますし、きっともっと良い方法があるんだろうな~とも思いますので、あくまでもわたしはこうしてますよ、ということでひとつ。
使う手段はGoogleドキュメント」です。

スマホのカメラで該当ページを撮影する

まず、転記したいページを撮影します。

その際、ただのカメラアプリでもいいのですが、できれば「文書」をきれいに撮影できるアプリで撮影すると良いかと。
JPEGでもPDFでもOKなので、スキャナアプリで撮影するのもアリだと思います…わたしはまだやったことがないので不確かではありますが。

わたしはEvernoteアプリの写真メニューから「文書を自動で判別する」機能をONにして撮影しています。

blog.evernote.com

この機能を使って撮影すると、文字をくっきりと読み取ってくれますし、歪んだページもできるだけまっすぐになるよう処理してくれる(文字の歪みは残りますが)ので、このあとの工程が比較的うまく行く気がします。

Googleドライブに画像をアップする

撮影したデータを、Googleドライブにアップします

アップしたファイルをテキストに変換する

アップしたファイルを右クリックして開いたメニューから、
「アプリで開く」→「Googleドキュメント」を選択してクリックします。

すると、「画像+読み取った文章」のテキストデータに変換されます―― これは便利!

精度は100%とはいきませんが、うーん、50~90%くらいは行けるんじゃないかと、個人的には(幅広すぎですねw)
ちなみに縦書きの文章は横書きに変換されます。
ルビのついた文章は苦手なようですし、難しい漢字も苦戦するようです。

詳しくは、Googleのサポートページにも載っています ↓↓↓

support.google.com

たとえば池波正太郎のエッセイ『食卓の情景』(新潮文庫)を1ページ分読み取らせてみると―― こんな感じ ↓↓↓

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右が文庫本を撮影した画像、左がGoogleドキュメントで変換したものです。

厚めの本はページを押さえながらの撮影になるのでどうしても真ん中辺りが歪んでしまいますし、そういう箇所はやはり読み取り精度は低いですね。
でも…どうでしょう?わりと健闘してる、ような…?甘いかな…(笑)

経験上、くっきりと撮影できた短く平易な文章(ルビ無し)ならば90%は正しく変換できている気がします。ただし、お~全部上手に変換できてる!と喜んでいると思わぬ一文字を違う漢字に変換している場合もあるのでそこは油断大敵。

というわけで、変換された文章をコピーでEvernoteなどに転記してから、元の文章とつきあわせつつ修正を加える手間は必須になります。

とはいえ、一から全部を手打ちする手間に比べたら、すでに土台ができた段階から修正していく作業ははるかにラクですよね。
いかに文章をきれいに撮影するかなど、まだまだ試行錯誤中ではありますが、これでだいぶ紙の本からの引用はハードルが低くなったなーと思っています。

 

Kindle本から文章を転記する方法


こちらは、紙の本よりもう少し手間をかけずに転記することができます。
というかもっと早くこのワザを知っていれば冒頭の佐々木さんの著書の引用もKindle本からさくっとできたのになぁ!(笑)

Kindleの画面上で引用したい部分にハイライトを引く

ハイライトの仕方については、公式のヘルプに詳しく説明してあります。

Amazon.co.jp ヘルプ: ブックマーク、ハイライト、メモを使用する

iPadminiのKindleアプリでハイライトするともうスルスル~~っとどこまでもスムーズにハイライトできますし、Kindle端末だとハイライトしづらいと聞いていたのですが、Kindle Paperwhiteで実際やってみた感じ全然問題なくハイライトできています。

「AmazonKindle」でハイライトの一覧を確認する

Amazon Kindle: Welcome

これ ↑↑↑ 、英語のページなのですが、こんな便利なページがあるんですね!

アカウントはAmazonのものをそのまま使えますし、直感で操作できるわかりやすさなので英語のままでも問題なく使えると思います。

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こんな感じで ↑↑↑ 上部にメニューが並んでいるので、その中から「Your Books」というメニューをクリックすると今までに購入したKindle本がずらっと並んでいます。なかなか壮観。

ハイライトした文章は、「Your Highlights」メニューから見られます。今までいろいろな本でハイライトした文章がこれまたずらーっと並んでいて、なんかちょっと感動します(笑)

で、あの本のハイライトが見たいというお目当てがはっきりしているなら、先ほどの「Your Books」から該当の本をクリックして、右上にある「You have ○○ highlighted passages~」というリンクをクリックすると、その本のハイライト一覧がトップに並んだページを見ることができます。
ハイライトされた文章にはそれぞれ何ページに位置していたかも付記されていますし、「Kindle for PC」をインストールしてあればそのページリンクをクリックすることで「Kindle for PC」が立ち上がって、ハイライトを含んだページをPC上で読むこともできます。

で、あとは引用したい文章をコピーして、引用の定型に従って著者名や著書名などを加えて、引用の完成!

ハイライトをEvernoteにクリップする

なんでもかんでもEvernoteにクリップしたいわたしとしては、このハイライト一覧もできればクリップしたい。
ブログ記事などもEvernoteで下書きしているので、引用箇所もEvernoteに保存してあれば作業しやすいですしね。

というわけで、その方法をまとめてくださっている方がいらっしゃいました!

nelog.jp

とてもわかりやすい説明で、きれいにクリップできて大感激です。
ブックマークレットを作ってくださった方にも合わせてお礼申し上げます。

[kindle]読書メモ(Highlight)をEvernoteにいい感じに保存できるブックマークレットをつくった – hello-world.jp.net

 

なるべくすばやく、簡単に、正確に


本を紹介するとき、もちろん自分の言葉で自分の思いを熱く伝えたい!と思っていますが、本文を引用して紹介できたらより「熱さ」が伝わりやすい…ような気がします。ここ!ここがいいんですよ!!!みたいな…百の言葉を尽くすよりもまずは一読してみてください!みたいな…?

そういった意味でも、引用が今までの一文字一文字手打ち状態から飛躍的にやりやすくなったことは、本当にうれしいです。

たとえば本の一部分をシェアすることで、本そのものにも興味を持ってもらえたら。
そうしてその本を読んだ人が、またその本を誰かとシェアしてくれたら。

本好きとしては、そうやって本がたくさんの人に読まれていったらうれしいなと思います。
シェアしたくなるような本、いっぱい読みたいなー!

 

旅行&入院セットを準備しておくととても安心

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旅行のときに持って行くものと、入院するときに持って行くものって、そこそこ共通してます…よね?

ちなみに旅行はいつも年に一回くらい、長くても2泊ほどで。
そして入院はこの15年で3回くらい、それぞれ一週間ほど。

どちらもそんなに頻繁ではないし、突然のことでもなく前もって計画してあるもので。
で、毎回荷造りを繰り返していくうちに…「必ず必要になるもの・持って行くものを普段からまとめておけばいいんじゃ?」と思うようになりました。

今では、ちょうど余っていたレジかごバッグに「旅行&入院セット」をまとめて入れておいて、旅行のときや入院するときにはそこから必要なものをササッと取り出して荷造り→出発!
あまりにも手軽&気軽すぎて、入院するのにこんなに気軽じゃダメな気がすると危機感を持つまでに(笑)

でもほんと、楽しい旅行ならば荷造りも楽しめますが、入院するときの気の重さを少しでも軽くしてくれると考えると、事前の準備はけっこう大切な気がします。
それに、もし緊急の入院に対処しなければならなくなったときに、セットとしてまとめて置いておくことは家族の大きな助けになるのではないかと。
さらにさらに、災害時の持ち出しセットとしても流用できるので、本当に便利!

 

旅行&入院セットの主な中身


具体的にどんなものを「セット」にしているのか、細々したものばかりですがいくつか挙げてみますね。

スキンケア用品の詰め替え容器

定番ですが、欠かせないものですね。
でもこの定位置を決めるまでは「確か前の旅行から帰ったあとこの引き出しに入れたはず…あれ?あれ?」と探し回ることが多かったので…なんせ小さいものなので、どこかに紛れ込んじゃうんですよね。これは定位置を決めて良かったものNO.1です。

入院時には、普段からスキンケア用品をポーチにまとめて置いている(防災対策も兼ねて)ので、そのポーチをそのまま持って行きます。手軽!

mndgt.hatenablog.com

シャンプーセット・歯みがきセットは入院時のみ

同じ属性のものにシャンプーセット・歯みがきセットがありますが、これは入院時のみの出番ということで。
基本的に旅行のときにはアメニティの揃ったホテルに宿泊しているので、念のための持参も今はしていません。旅行はできるだけ身軽に行きたい!

ポーチ類

上記のスキンケア用品以外にも、細かいものはポーチに入れて持ち運びたいですよね…旅行カバンの中でバラバラになるのは困りますし。
というわけで、中身の見えやすいメッシュのポーチを100均で各サイズ買いそろえて「セット」の中に入れてあります。
滞在先ではポーチごとベッドサイドなどに出しておくのもいいし、畳んで持って行った空のポーチを臨機応変に使ったり帰るときの荷造りに活用したりもできます。

他にも、持参するiPodなどのガジェットを保護するための柔らか厚め素材のポーチも用意しています。使わないとしても持って行きたくなってしまうガジェット好きです…(笑)

折りたたみバッグ

旅行には必需品ですよね!

つい先日も1泊で旅行に行ったのですが、最小限の荷物で行って身軽に楽しんでいても、帰りの東京駅でお土産やらデパ地下グルメやら駅弁やら毎回めちゃくちゃ買い込んじゃうんですよね…だってそれも旅行の楽しみの一つですし。
もちろん買えばレジ袋に入れてくれるわけですが、それがいくつも増えてしまうと持ちづらくてしょうがない。ってことで、折りたたみバッグの出番です!
泣きそうに持ちづらかったあれこれを一気にまとめて入れると、持ちやすくなって足取りまで軽くなります。肩掛けできるとなお良し!

それから入院時にも。
売店であれこれ買い物するとき、入浴するとき、洗濯物を持ち帰ってもらうときなどなど、何にでも使えるのでいくつか持参することにしています。

衣類用圧縮袋

これは主に入院時に。長い旅行のときにももちろん活躍すると思います。

なぜかいつも入院が冬場なので、パジャマやフリースなどかさばるものばかりなんですよね…ということで気休め程度ではありますが、手でぎゅっと押して空気を抜くタイプの衣類用圧縮袋、いくつか買って「セット」の中に入れてあります。
もし入院することになったときには、持って行く衣類やタオル類などをこの圧縮袋に入れていく流れになります。

プラ食器セット

これは完全に入院用に。
プラスチックのコップ2つ(食事用と歯磨き用)、はし、フォーク、スプーン、あと吸い飲みを、大きめのメッシュポーチに入れて「セット」の中に保管しています。

最初に入院したときは帰宅してからこれらのものを食器棚に収納したのですが、普段使わない特別なアイテムが食器棚に入っているのってなんかこう…気になっちゃうんですよね…
で、入院セットを作ろうと思ったときにこの食器類もそこに入れてしまおう、と思いついて。普段は目に入らないのでスッキリするし、入院時にもいちいち買い直さなくていいので気が楽になりました。

フック類

これも入院用で。
ベッドに何かを下げておくのにとても重宝するので、小さなメッシュポーチにいくつか入れて「セット」の中にスタンバイ
いやもちろん入院するときにあらためてバッグに入れれば済む話なのですが、こういう細かいものほど迷わず機械的に選択したい。「セット」の中に入れておくことで「そうそうこれも持って行くと便利なんだった」とそのまま入院用のバッグに詰め込むことができて、考える手間も用意する手間も省けます。

小銭入れ

これも入院用に。
こんなものまで!?と思われそうですが…でも必需品ですよね?そして意外と生活の中に常備しているものではない、ような。
万が一の盗難の危険性も考えるとできるだけダメージの少ない小銭だけを持っていたいし、混んだ売店でも取り出しやすく使いやすい、小さい財布…となると、手持ちの財布ストックから選ぶのもなかなか難しいように思います。
少なくともわたしは、最初の入院で財布に困ってしまったので、次の入院のときには100均で気に入ったものを選んで持って行き、それをそのまま「セット」の中にスタンバイさせています。

 

定位置を決めると本当に安心です


「持っていくものは絶対にここにある」「あらためて準備しなくてもいい」、というのは本当に安心できる…と個人的には思っています。

わたしのようなめんどくさがりのうっかり者という二重苦を抱えているタイプにはよけいに、「ここにあると思っていたのにない…!あー探すのもめんどい…買いに行くのはもっとめんどい…」という心理的負担が大きくて。
最初にも書きましたが、これが楽しみな旅行のときならまだしも、入院前で不安なときに探し物までするはめになったら焦りやイライラでさらに不安が増しそう。
でも、ここにまとめてある!と思えば、何かあってもいつでもここから取り出せばいい、とゆったり構えていられます。

そして、これも最初に書きましたが、もしわたしが緊急入院ということになって旦那が入院の準備をしなければならなくなったとき、この「セット」の入ったバッグを丸ごと持って来てくれればとりあえずはしのげるよ、と言える安心感の大きさと言ったら。
もちろん、着替えやタオルもプラスしてもらわねばなりませんが、それはお互い収納場所を把握してあります。「もの」としてもわかりやすいものですしね。
でも上記のような細かいもの…ポーチや折りたたみバッグ、フックや小銭入れを持って来て、あるいは買いそろえて、と言われたら旦那は苦戦するだろうなと思います。
「セット」の置き場所は旦那にも把握してもらっているので、「あのバッグを持って来て」と一言言うだけで済む―― 少なくともそう思っていられるのは本当に気が楽です(実際にそういう事態になったらまた別な問題が発生するのかもしれませんが)

さらにこの「セット」、災害時にも役立つのではないかと思っています。
たとえば避難所に一定期間いなければならなくなったときなど、割れないプラ食器やフックなどは地味に活躍してくれそうな。
避難用のバッグはまた別に準備してありますが、もし余裕のあるときにはこの「セット」も車などに積み込むことで、役立ってくれそうに思います。


最低限の準備はしておいて、最小限の安心を確保しておく。その上で、予想外の事態に対処する余裕を持っておきたい。
そのためにこれからもこの状態をキープ&さらに改善していきたいと思っています。