TEMA-NUKI Days

かんたんべんりにくらすためのちいさなライフハックなど

押し入れケースを家族の「個人BOX」にするメリット5つ

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引っ越したあとのダンボール箱ってどうしてますか?

または、転勤のときに職場のあれこれを詰め込んで持ち帰って、次の職場に持って行きそびれたダンボール箱とか。

よく、次の引っ越しまで結局開けずじまいだったダンボール箱があった、なんて話を聞いたりします。
ダンボール箱って軽いし丈夫だしたくさん入るし重宝するのですが、中身が見えないこともあってついつい放置の対象になりがちですよね。

我が家にも、主に旦那のものが入った大きなダンボール箱が4つほどありました。
中身は主に仕事関係の書類。いつか片づけてね、うんわかった、と会話は交わしたものの、そのまま何年も押し入れに放置されてきました。

 

ダンボール箱の危険性…?


伝聞の情報なので真偽のほどは各自確認していただくとして…ダンボール箱って、あったかいって言いますよね。
すき間のギザギザの部分があったかくて…で…虫とかも…あったかくて居心地が良くて好きなんだそうで…

いやいやいやいやそれは!それだけはどうかカンベンしてください!!!
その情報を聞いただけでもう脊髄反射的に、あのダンボール箱4つをなんとかしなければ!と固く決意しました。

 

押し入れケースに入れ替える


で、ちょうど余ってしまって天袋にしまっていた押し入れ収納ケース(こういうの ↓↓↓ )がいくつかあって。

サイズ的にもダンボール箱より少し大きいくらいだったので、とりあえずダンボール箱の中身を押し入れケースに入れ替えることにしました。
もちろん、旦那に許可を取って、中身はいっさい処分せずに単純に中身を入れ替えるだけ、ということで即実行!

中身は一箱分ずつそれぞれすんなりと入り、なんならまだ少し余裕のあるケースもあったりして。
最後にバミリテープにでっかく旦那の名前を書いて前面にべたっと貼り付け、押し入れの中に押し込みました。

 

個人の私物を押し入れケースに入れるメリット5つ


で、これがですね~すごく良かったのですよ!!!

思わぬメリットがいくつもあって、すっかり定番化。わたしの私物も押し入れケースに入れて保管することにしました。
たとえば――

 

半透明なので中身が見える

一番のメリットは「中身が見える」ことかな、と思います。

正直、旦那のダンボール箱を開けるのはいろんな意味で怖かったんですよね…中に何が入っているのかはだいたいわかっていたので心配なかったのですが、箱の角がひしゃげるほど年季の入った箱の中身なんて、もしかしてカビが生えたりしてないだろうか、生き物的な何かがいたりしないだろうか…って。
結果的には杞憂で済んで、中身の書類などは少し湿っぽくなっているくらい、特に問題はありませんでしたが。

でも半透明な押し入れケースならば、側面からもフタの上からもぼんやりと中身を見ることができます。
一目で、あーこれは書類だな、ファイルだな、記念品だな、なんてことがなんとなくわかる安心感は、本当にありがたい!

探すときにもとても便利ですし、保管している間も中身の状態がチェックできるのはとても安心です。

 

個人の「もの」の居場所ができる

「片づけ」的にはこれが一番大きなメリットだと思います。

共有のものは共有の場所に置くとして、あきらかな私物は共有の場所には置きづらいし、置くとどうしてもごちゃごちゃしてしまいますよね。
そのごちゃごちゃ感をスッキリさせたくて早く片づけてほしくて、でも相手には相手のペースもあるし、もどかしくてしょうがなくて。

でも、この「個人BOX」制度を始めてからは、旦那が持ち帰ってきた私物については数日放置されていたら本人に確認を取ってから「捨てる」か「個人BOX行きにする」にしているので、私物が出しっぱなしということがなくなりました。
旦那にとっても、捨てるかどうか悩むものをすぐに捨てずに済む、というのはとても気楽みたいですし、わたしもその気持ちはとてもよくわかるので、ワンクッション置けるこのシステムはとてもいいなと思っています。

 

丈夫で軽い

ダンボール箱も丈夫とはいえ、積み重ねたまま放置したりすると上にも書いたように経年劣化でだいぶひしゃげてしまいます。
なんとなく湿っぽくもなっていましたし、万が一水に濡れたりしたら中身も甚大な被害を受けてしまっていたでしょう。

でも押し入れケースは基本的にプラスチック製なので、丈夫で水に強くて軽い!
もちろん耐荷重量の制限はありますが、気をつけていればそうそうオーバーすることもないと思います。

 

積み重ねて押し入れに無駄なく収納できる

これはまあ押し入れケースなので当然ではありますが、上下左右に無駄が出ないのは気持ちいいですね。
ケースの底に車輪がついているケースなら重ねたまま2ついっぺんに引き出すことも簡単ですし、上には軽いもの、 下には重いものと分けておくと、下のケースから何か取り出したいときにも上のケースをさっと下ろせるので楽ちんです。

 

引っ越し時にもそのまま運べる

少し調べてみましたが、基本的には押し入れケースは引っ越し業者さんでもそのまま運んでくれるようです。
実際、前に引っ越したときには押し入れケースにはフタや引き出しが開かないようにガムテープを貼ったくらいでそのまま運んでもらった記憶があります。
今ならバミリテープかな…ガムテープだと跡が少し残ってしまったりもしたので…

引っ越し時に出し入れする機会があった方が死蔵はしなくなるとは思います。新陳代謝は必要ですよね、やっぱり。
ただ、入れっぱなしでも問題ないものをあらためて梱包→荷ほどきする手間がなくなる、と考えるとありがたいなと思います。

 

「自分のテリトリーがある」という「ゆとり」


この「個人BOX」を作る方法、すっかり気に入ってしまったので、わたしの私物も取捨選択した後に押し入れケース1つに詰め込んでみました。
アルバム以外の思い出の品と、細々したもの―― まだ捨てたくはないけど共有の場所には置けないものなどを入れて。
で、その後何度も何度もさらに取捨選択を繰り返して、今ではケースの半分くらいしかものが入っていない状態になりました。

本当は、旦那のケースもせめて1つ減らして3つくらいになったらいいなぁと思っています。
同じ職場に勤めていた者として、それが可能なことも知っています…仕事の書類は、もう使わないものがほとんどなので。

でも、取捨選択をするのは、わたしではなく旦那です。
そして、その取捨選択の作業は、きっと今の彼にとっては時間的にも精神的にも大きな負担になると思います。

なので、ケースの数を減らすとしてもそれは年単位で…引っ越すとか、もしくは定年退職したときにでも…うーん十年単位になりそうですね…(笑)

でもしょうがない、それは覚悟ができていますし、そんなふうにゆったり構えることができるのもとりあえず入れておける「個人BOX」という場所のおかげだと思います。
この「ゆとり」の置き場所を確保するために、わたしはまず自分の私物や共有の無駄なものを減らしていけばいいかな、と。

そして、たとえわたしの「個人BOX」の中の私物が容量の半分以下になっても、ケースを小さいものに替えることはたぶんしないと思います。
ケース1つ分の「ゆとり」は無駄と思わずにキープしたいなと。不可侵のテリトリーはやっぱり大事ですよね、うん。

いずれは…以前の記事にも書いたように、私物は「個人BOX」に入れて押し入れの中に、そして共有のものもすべてが収納家具の中にきちんと収まって、外にはみ出たものがない、そんなスッキリつるんとした「手間のかからない空間」にしたいなぁ…

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