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S1100とDC-F2100で薄い本を電子化する【裁断・スキャン編】

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ScanSnap S1100とディスクカッターDC-F2100で薄い本を電子化して、i文庫HDで読む、これがここ一年ほどの定番になっています。

あ、ここで言う「薄い本」とは文字通りの薄い本―― 薄手の雑誌や付録の小冊子、ムック、パンフレット、会報……そして薄い本(同人誌)です。オタクなので、はい。

電子化のきっかけ


本を電子化するいわゆる「自炊」には以前から興味がありました。
もともと本好きで蔵書も多く、買取に出しても出してもなかなか蔵書が減らない現状をなんとかするには、電子化が最も有効な手段ではないかと。

しかし、やはり一冊の本を自力で電子化するのはなかなか難しそう。
スキャナはプリンタとの複合機ScanSnap S1100を持っていたものの、ちゃんとした自炊をするなら両面読み取りができる上位機種がいい、と聞きますし、裁断機も大きなしっかりしたものが必要そうで。

それに、「文字」中心の本を読むにはやはり紙の本の方が読みやすいタイプだし、漫画は新しいものはもう電子書籍で揃え始めてる。
それなら、頑張って自炊する必要はないかな…とずっとためらっていました。

でも、薄手の本―― 雑誌やパンフなどの写真が中心のもの、そして漫画同人誌などは、保管に困る!
薄すぎる、あるいは大きさがバラバラ、あるいは本棚に大っぴらに置いておきたくない(笑)など…いろいろ困るんですよね。
ならば、収納的な意味でも…そして読みやすさ的な意味でも、電子書籍の形式にした方がいろいろと扱いやすいのでは?と思うようになり。

試しに数冊スキャンして電子化してみたら―― これがもう!ほんっとうに読みやすく、扱いやすく、便利なのですよ!

今では「数十ページまでの薄手の書籍」ならば、数十分で電子化。数日前にも、33pの冊子を15分くらいで電子化したばかりです。
で、本体は処分してスッキリ、あとはiPadminiとi文庫HDで何度も何度も、好きな時に好きな場所で楽しんでいます。

しかし、こういう手段もありだよね?やってみたいなぁ…と思っていた時にいろいろぐぐってみたのですが、厚手の本格書籍や漫画の単行本の電子化手順はたくさんヒットしたものの、薄手の冊子や同人誌に関してはあまりやっていますレポを見かけない印象で。 …いやもちろん、厚手のものができるのなら薄手のものなどもちろんできる、ってことでわざわざレポにするほどでもない、ってことですよね、わかります。
でもせっかくなので、わたしがいつもどんな感じで薄手の本を電子化しているか、ざっくりまとめてみようと思いました。

ついでに、あまり自炊には向かないと言われることもあるS1100でも、薄手の本ならいけますよ~というオススメも兼ねて。ほんと、できるんです、ちゃんと!

 

薄い本の(個人的)電子化手順


電子化するにあたって、我が家で準備するものは以下のものです ↓↓↓

Scansnap S1100
カール事務器 ディスクカッター・スリム DC-F2100-K
・(40枚以上なら)アイロン・キッチンペーパー・カッター・カッティングマット


これらを使って、以下の手順で進めて行きます。

 

裁断する

裁断機で裁断する

対象物が40枚以下の場合には、カール事務器 ディスクカッター・スリム DC-F2100-K(40枚裁断仕様)で一気にざっくりカットします。

この裁断機の個人的オススメポイントは、なんといっても折りたためること!使い終わったら折りたたんでクロゼットのや押し入れのすき間に立てかけておけばまったく邪魔になりません。

裁断機を買うにあたっては、カッターで頑張れるんじゃないか、裁断機を買うにしてももう少し小さめのものでいいのではないか、とものすごく迷いました。
でも、非力でめんどくさがりなわたしは、雑誌を数ページ切り抜くだけでさえカッターとカッティングマットに四苦八苦し、めんどうになり、溜め込んでしまっていたわけで。これが数十ページになったらカッターで頑張れるわけがない(笑) 
同様に、小さい裁断機は収納するのにはいいけれど、裁断自体が二度手間になってしまうならいっそちゃんとしたものを買おう、と思い切りました。

この裁断機なら、しまうときはコンパクト、使うときには40枚を一気に裁断してくれる本格仕様で、結果的に作業がとても速くなります。
安全性にも優れていて使い方もわかりやすい、これは本当に買って良かった!

 

(分解する)

順不同になりますが…すべてが40枚以下とは限らないので、40枚以上ある場合にはまず40枚以下ずつになるように分解せねばなりません。

針で綴じてある仕様ならば、わたしはカッターとカッティングマットで地道にカットしていっています。多少切り口がガタガタになっても、もう一度裁断機できれいに揃えればいいのでとても気楽にいい加減に(笑)やってます。

糊で綴じてある仕様の場合は、冊子の背中の部分にアイロンを当てて糊を溶かし、すぐに数十ページ分をつかんで引っ張ると簡単に剥がれてくれます。
糊がアイロンにつかないように背中にキッチンペーパーをあて、その上からアイロンを当てると溶けた糊も吸ってくれる!というワザを見かけて、マネさせてもらっています。
で、剥がして何分割かされたものを、糊の部分も含めて裁断機できれいに切り揃えれば完了!

ちなみに今まで分解した中で一番分厚いものは290p=145枚!全然薄くない(笑)
そこまでは頑張れるという実績ができたので、たいていの薄い本なら大丈夫です!

 

スキャンする

さて、いよいよスキャンです。

S1100でスキャンする

裁断したものを、S1100でスキャンしていきます。

 

 

後継機種のiX100もそうですが、この機種はコンパクトなのが最大の長所ですよね。サッと取り出してサッとスキャンして、サッとしまえる。めんどくさがりなわたしはPC横のチェストの引き出しにしまって、PCデスク前に座ったまま手を伸ばして取れるようにしています。
その代わり、スキャンそのものは片面のみの仕様で、大量のスキャンには向かないとされています。

わたしもずっとそう思っていたのですが…実際やってみると、意外とそうでもないような、気も…?実際290pやっちゃいましたし…
というか、そもそも両面スキャンできる上位機種の操作感を知らないので比較しようがないという、ある意味しあわせな人間なのかも…(笑)

まず、Scansnapの付属ソフトでスキャンの設定ができるので、わたしは

・読み取りモード:「スーパーファイン」「カラー」で「継続読み取り」にチェック
・ファイル形式:PDF
・原稿:サイズ自動検出
・ファイルサイズ:3


にしています。
この辺りの設定に関してはみなさんそれぞれに工夫されているので、たくさん検索して、実際にやってみて、好みの設定にたどり着くのが一番かと。
特に漫画に関しては、一色刷り(って言えばいいのかな?)をどのモードで読み取るかは実際やってみて好みの濃淡の出方を見た方が絶対にいいと思います。

個人的には「サイズ自動検出」機能がとても助かっています。
薄い本ってサイズがまちまちなことが多くて、複合機だとサイズをいちいち設定するのがめんどうだったのですが、ScanSnapならサイズを自動で判別してきれいに読み取ってくれるので、変形サイズでも安心してスキャンできます。

で、あとは裁断した紙の1ページ目をぐっと差し込み口に噛ませるだけで、S1100が勝手にスタンバイしてくれて。
スタートボタンを押したらスキャンを始めてくれるので、表が済んだら裏返してまたスキャン、次のページもまた表裏スキャン、それを最後のページまで繰り返していって。
最後にまたボタンを押すと、そこまでのページをまとめて1つのPDFデータにしてくれます。

そんな裏返してまたスキャン、裏返してまたスキャン…なんてやってられっかー!という方はやはり両面スキャンできる上位機種を選択した方が良いと思います。
わたしはなんていうか…いつもはめんどくさがりなのですが、こういうのはなぜか楽しく感じてしまうタイプなので苦にならないんですよね。30pくらいならあっという間なのが経験として実感できてますし。

それに上位機種でも、複数枚セットして自動で裏表スキャンをしていても、途中で重なったままスキャンされたりすることが稀にあるから要チェック、とも聞きます。
それを考えると、一枚一枚しっかり確認しながらスキャンできるこのやり方も、それはそれでいいのかもしれないな~と。

 

複合機でスキャンする)

これは本当にオススメできないと思えてしまう複合機でのスキャン…ふたを開けて紙をセットしてスキャンして、またふたを開けて裏返してスキャンして…これをやっていた頃は、数ページの雑誌の切り抜きをスキャンするのでさえめんどうでめんどうで…たぶんこの記憶があるから、S1100のスキャンが天国に思えるのかもしれません(笑)

ただ、美しさという点では複合機の方がきれいにスキャンできるように思うんですよね。データサイズとかあまり気にしないので、あくまでも主観的な感想ですが。
少なくとも、同じカラーのページを複合機のスキャナとS1100とで読み取ったデータを比べると、色の出方が違うと思います。

で、気休めかもしれませんが、少しでもきれいにスキャンしたいカラーページについては複合機の方でスキャンするようにしています…特に心惹かれたきれいな写真とか同人誌のカラーイラストの表紙とか。せっかくの美しさを、なるべく良い形で読み取りたいですしね。

 

結合・圧縮・ロックをかける

この項目は、不要な方もいると思います…というかそっちの方が大多数かな…(笑)
その場合はスルーの方向でお願いします。

データの結合

一つの冊子を、S1100と複合機でページを分けてスキャンしたような場合には、それぞれのPDFデータを結合します。
フリーソフトでやるもよし、下記のようなサイトを使うもよし、お好きな方法で。

smallpdf.com

データの圧縮

PDFデータのサイズが気になる場合には、データを圧縮します。
わたしはどうもこれがうまくいかなくなってしまって、圧縮するときれいに見られなくなってしまうので最近はやらなくなってしまいましたが…
これも、フリーソフトやサイトなどでお好きな感じに。

データにロックをかける

ここまでやる必要のない方も多いと思いますが…わたしもロックするのは同人誌だけですが。
なんというかまあ、うん、うっかり人に見られたくないデータとかもあるんで…上記のサイトではロック解除もできたりするようなので、簡単なロックは簡単に外せちゃうんでしょうけれど、気休め程度に。

わたしはこちらのフリーソフトを使っています ↓↓↓

無料PDF作成・変換フリーソフト CubePDF - CubeSoft

 

 

―― と、ここまでが「裁断・スキャン編」になります。

慣れてくると、ここまでで10分~30分くらいでできると思います。もちろん、読み込むページ数によりますが。
そしてここから先は5分もかからずにできてしまうのであっという間!

溜めていたものを一気にやろうとするとなかなか大変な作業になってしまって、S1100なんかでやってられるかー!ってなりそうですが(笑)そのつどやるようになってくるとすぐできる感覚になってきます。
そうなると「買ったら読んで裁断してスキャン」「届いたら読んで裁断してスキャン」みたいな感じで、流れの中で電子化できるようになると思います。


さて、こうしてPDFデータ化した薄い本をどんなふうに閲覧するかについては、続編の記事をごらんください ↓↓↓

mndgt.hatenablog.com

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