TEMA-NUKI Days

かんたんべんりにくらすためのちいさなライフハックなど

元気がないときにパワーをもらえる映画・個人的殿堂入り4本

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映画、好きです。

といっても、通の方々が観るような奥深い味わいのある薫り高く上質な大人の…という作品よりも、笑って泣けてちょっと切ない、でも見終わったときには最高にスッキリする!みたいな作品が好き。

もちろん、人生の苦みをたっぷり含んだ、見終わっても重い余韻でしばらく立ち上がれないような作品にも好きなものはあったりします。
でも、思うようにいかない日常の中で、映画は一服の清涼剤であってほしい。
2時間なりを費やした結果うちひしがれるよりは(それもたまにはアリだけれど)パワーを充電していよおおおおおし明日もやるぞー!って元気よく立ち上がりたい!

というわけで、そんなわたしが特に元気のないときに見て元気をもらう、カンフル剤のような映画を4つ、紹介してみたいと思います。
繰り返し何度観ても全然飽きなくて、観るたびに元気が湧いてきてよっしゃやるぞー!!!って気持ちになれる、そんな作品。

選ぶ基準がたぶん女子目線だと思いますが、男子のみなさんにも効き目があったらいいな~と願いつつ。
決定的なネタバレは避けますが、オススメポイントを語る過程で多少のネタバレがあるかと思います。お気をつけください。
―― では以下!

 

バーレスク

あらすじ

シェール&クリスティーナ・アギレラ主演のミュージカル・ドラマ。ロサンゼルスにあるラウンジ「バーレスク」を経営するテス(シェール)は、かつて有名なダンサーだったが、今は引退し後進の指導に当たっていた。そこにアイオワの田舎町から出てきた若い女性アリ(アギレラ)がやってくる。ウェイトレスとしてラウンジで働いていたアリだったがステージで歌声を披露すると、テスに認められ、その才能を開花させていく。

- バーレスク : 作品情報 - 映画.com

オススメポイント

何と言っても、ダン!!!

わたしは洋楽をほとんど聞かないので、クリスティーナ・アギレラもシェールも名前は知ってるかな…程度の知識しかなかったのですが。
映画の出だしですぐにアギレラが歌うシーンがあって、そのド迫力の歌声にガツン!とやられて心を持って行かれました!
そして「バーレスク」で働き始めてからの、生歌熱唱でみんなの度肝を抜いて心をわしづかみしたシーンでこっちの心もまたまたわしづかみされて。
一躍メインに躍り出てからのダンサーたちを従えての歌とダンスはもう圧巻!!!座って観てなんていられなくて、立ち上がって一緒に踊り出すこと間違いなし!

ストーリーとしてはそれこそ、田舎から出て来た女の子がちょっと嫌がらせされたりしながらも実力を発揮してのし上がっていくというありがちなサクセスストーリーではあります。
でもこの作品の好きなところは、その嫌がらせがひどく悪質だったり粘着質だったりしないこと。そしてヒロインののし上がり方が正当でドロドロしていないこと、かなと。
ヒロインはどんな手段を使ってでも…なんてことはなく、ちゃんと自分の歌とダンスで周囲を納得させ愛されていくし、夢をつかんだあとのこんなはずじゃなかった…的な悲しみやつらさもほとんどなし。ストーリー上必要な「つまづき」はさすがにありますが、いいスパイスになる程度のことなので絶望するほどではない。
ヒロインが生き生きと楽しそうに歌って踊る躍動感で全編満たされているのが、観ていてしあわせな気持ちになれます。

恋愛要素ももちろんありますが、これもまたドロドロしてないのがいいんですよね~。むしろピュアっていうか、お兄ちゃん的な立ち位置のナイスガイとの、もどかしくもかわいらしい恋って感じで、んも~二人とも可愛いな!素直になって!って母の心であたたかく見守ってしまいます。

ラストの歌とダンスも最高にキレッキレで、ヒロインだけじゃなく「バーレスク」のみんなが楽しくてしあわせなのが伝わってきて。
可愛いダンス、セクシーなダンス、パワフルな歌声にピュアな恋愛にハッピーエンド!見終わったときには爽快感とともにパワーがみなぎっているのが感じられます。
本当に大好きすぎて保存用(BD)と鑑賞用(HDDに残す)にスカパーで2回分録画して、この記事も観ながら書いてました(笑) 最高!!!

 

「シカゴ」

あらすじ

アカデミー賞で最多12部門13ノミネート、作品賞、助演女優賞ほか最多6部門受賞作。ボブ・フォッシー振り付けの同名ヒット・ミュージカルを、ブロードウェイの人気舞台演出家ロブ・マーシャルが映画化。脚本は「ゴッズ・アンド・モンスター」でオスカー受賞のビル・コンドン。舞台は1920年代のシカゴ。ミュージカルのスターを夢見るロキシーは、愛人を射殺して刑務所に送られるが、そのスキャンダルを利用してスターになろうとする。

- シカゴ : 作品情報 - 映画.com

オススメポイント

言わずと知れた有名作品ですよね。
で、この作品も「バーレスク」と同じように歌とダンスに圧倒されたパターンなのですが。

こちらはストーリーや登場人物というよりも…俳優さんたちの「技術」と「努力」にパワーをもらっています。

レニー・ゼルヴィガーもキャサリン・ゼタ=ジョーンズもこんなに歌って踊れるとは思っていなかったし、リチャード・ギアもそうですが、ハリウッドで成功する人たちは顔が良くて演技が上手いだけではなく、さらに歌って踊れないとダメなんだな!と痛感させられるんですよね、これを観るたびに。さらに言えば、レニー・ゼルヴィガーは「シカゴ」に出演するまで歌もダンスも未経験(まったくないわけではないんでしょうけれど)だったのに3ヵ月の特訓でここまでのレベルに持って来たという記事を読んだ記憶があって、人間やる気があればなんでもできるようになるんだなー!とまるで小学生のような感想ではありますが、やっぱり素直に胸が震えます。

そして、メインキャストだけではなく、他のキャスト陣も。
「Cell Block Tango」でキャサリンと一緒に歌い踊るメインダンサーたちのテクニックの凄さ、そのバックで踊るたくさんの女性ダンサーたちの迫力、他のシーンでもたくさんのダンサーたちがいて、キャストロールにはたぶん小さくしか名前が載らない人たちがこんなにもハイレベルなダンスを全力で見せている。
これは『バーレスク』を観るときも感じることなのですが、「ハリウッドで夢を追うサブキャストたち」のその瞬間の輝きに目を奪われて、ほんのわずかなチャンスをやっとつかんでこのシーンにすべてを懸けている人たちがこんなにいるんだなぁと思うとなんだかじんとして泣けてくる…そして、わたしも頑張らなきゃ!!!っていうやる気が沸々と湧いてくるのです。

 

「ホリデイ」

あらすじ

キャメロン・ディアスジュード・ロウケイト・ウィンスレットジャック・ブラックら豪華スターが競演するロマンティック・コメディ。ハリウッドで映画予告編製作会社を経営するアマンダと、ロンドンで新聞社に勤めるアイリス。それぞれ失恋したばかりの2人は、お互いの家や車を交換して休暇を過ごす“ホーム・エクスチェンジ”をすることによって、人生の新たな一歩を踏み出していく。

- ホリデイ : 作品情報 - 映画.com

オススメポイント

これ好き♪って言ったらスイーツ()って言われちゃうのかもですけど…でも元気出ません!?わたしはもうほんっっっっとものすんんんごく元気が出るんですよ!

まずアマンダ@キャメロン・ディアスの住むロスの豪邸とアイリス@ケイト・ウィンスレットの住むロンドン郊外の小さな…おとぎ話に出てくるような可愛い一軒家で女子はノックアウトされるんじゃないかと!
アマンダの豪邸はシンプルゴージャスなインテリアにホームシアターなどの最新設備、庭にはプールまである至れり尽くせりっぷり。そしてアイリスの家は温かみのあるこじんまりとした家で…まるでホビットの家みたいにちょこんとそこに生えているような可愛い家。
それを二人が交換して過ごす、その過ごし方もまた特徴が出ていて、あまりにも田舎すぎてちょっと退屈しちゃうアマンダの試行錯誤も可愛いし、豪邸にひとしきりはしゃいだあとに設備を一つずつ試して満喫していくアイリスの堅実っぷり(笑)も好感がもてる。

そして何よりもわたしが好きなのは、アイリスサイドのストーリー。
真面目でおくてなせいで片想いの相手から都合よく扱われていたアイリスが、失恋を振り切るために勇気を出して「ホーム・エクスチェンジ」にチャレンジして、そこから人生が少しずつ変わっていく様子に本当に力づけられます。

アマンダはアイリスの家でイケメン@ジュード・ロウに出会うけれど、アイリスがアマンダの家で出会うのはなんというかこう、味わい()のある青年@ジャック・ブラック(ごめんなさい、好きですよ!)と元脚本家のおじいちゃんなんですよね。
でもアイリスはちょっと冴えない外見の青年だろうと歩行器でよろよろ歩いているおじいちゃんだろうと、まっすぐ全力でやさしく接して、相手の言う言葉を素直に吸収して実践していく。それによってどんどん心が耕されて深みを増し、芯ができて、もう何ものにも振り回されず自分を貫けるようになる。

当たり前のことをただただまっすぐ真剣にやる、人に親切にして、「自分磨き」も斜に構えずバカにせずに素直に取り組んで…そうしていれば、すべては自分の糧となっていつか自分を助けてくれる力になる
この作品を観ていると、それを信じられる気持ちになれます。

アマンダサイドのストーリーも胸がぎゅっとなるような切なさがあって好きですし、ラストは本当にハッピーな気持ちになれて、大満足のためいきとともに現実に舞い戻ってくることができます。
この作品を観るたびに元気が出て笑顔になれるし、ちょっと気持ちを上げたいな、楽しい気分になりたいなってときにもサッと気軽に観ているので…もう何回観てるんだろう(笑)
本当にオススメの作品です。

 

アバウト・タイム~愛おしい時間について

あらすじ

ラブ・アクチュアリー」のリチャード・カーティス監督が、タイムトラベルを繰り返す青年が本当の愛や幸せとは何かに気づく姿を描いたロマンティックコメディ。イギリス南西部に住む青年ティムは自分に自信がなく、ずっと恋人ができずにいた。21歳の誕生日に、一家に生まれた男たちにはタイムトラベル能力があることを父親から知らされたティムは、恋人を得るためタイムトラベルを繰り返すようになり、やがて魅力的な女性メアリーと出会う。しかし、タイムトラベルが引き起こした不運によって、その出会いがなかったことになってしまい、再び時間をやり直したティムはなんとか彼女の愛を勝ち取るが……。

- アバウト・タイム 愛おしい時間について : 作品情報 - 映画.com

オススメポイント

この作品は、「元気が出る!」という爆発的な感じではなく、じんわりゆっくりとやる気が染み込んでくるような…タイトル通り、「人生ってなんて愛おしいんだろう、今この時間を過ごせることは奇跡みたいに素晴らしいことなんだ」って尊さに感謝の祈りを捧げたくなるような、そんな作品だと思います。
そして男性が主人公なので、これは男子目線でも元気が出る、かな…?

正直、上記のあらすじに描いてある部分を観ているときは「よくある『冴えない男子が不思議な能力に振り回されるドタバタコメディ』かな?」って感じていて。うーん、ちょっと失敗だったかなぁと思ってしまっていたのですが。
本番はむしろここから!
不思議な能力を使いこなせるようになってしあわせを手に入れた主人公が、わりと順風満帆な人生を送っていく―― でも人生には思いがけないことが起きるもので、それはその能力をもってしてもどうにもならない……そんな、言葉にすると当たり前のようなことも、エピソードとして突きつけられるとその選択に迷ったり悩んだりする主人公の気持ちにとても共感できて。
さらには、男系に受け継がれてきた能力だからこそ良きメンターでいてくれた父親も、不老不死ではないわけで…彼と父親との交流がとてもやさしく、そして切ない…父親役のビル・ナイの演技がまたいいんですよ、ほんと…

タイムトラベルを繰り返してきた自分の人生と、同じ能力を持っていた父親の教えと、それらを糧として「人生のコツ」を体得した主人公が最終的に選んだ生き方は、きっと誰でも当てはめることのできる普遍的な真実なのではないかと思います。
そしてそれを自分は、この作品を観ることで感じ、学ぶことができた…主人公と一緒に時間の流れを繰り返して一緒に感じ取ることができた―― 見終わったときにそれに気づいて、なんて良い作品を観たんだろうって心の底から感動しました。映画なんてさらっと流し見することもできるけれど、人一人の人生をともに生きてその重みを分かち合うこともできるんだなぁって。

なんとなく投げやりな気持ちになったときや、いやなことばかりでうんざりだな…ってしょんぼりした気持ちになったときにこの作品を観ると、ああ、ただこうしていられるだけでもしあわせなことなんだよなって人生を見る目が変わる、そんな作品だと思います。

 

あとがき


今回は4本挙げましたが、まだまだこんなもんじゃないですよね!
いずれまたここに加えたい個人的殿堂入り作品に出会えたら、どんどん加えていきたいと手ぐすね引いています(笑)

2年前くらいから、映画を観るたびにEvernoteに記録をつけるようにしています。 ↓↓↓

mndgt.hatenablog.com

いつかまためちゃくちゃ元気になれる作品に出会って、この記録に星5つをつけられるような、そしてこの記事に追記していけるような、そんな出会いを期待したいです。

 

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