TEMA-NUKI Days

かんたんべんりにくらすためのちいさなライフハックなど

アニメ誌にも電子化の波が来た!?

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いや、波が来た!?っていっても、まだ2誌ではあるんですが…2誌、ですよね、たぶん…?(17/04/16追記:その後増えてますね!今は4誌くらい…?)

でも!
アニメ誌がKindleやdマガジンですぐにきれいに読めるって、ものすごくうれしい!
最近わたしはもう雑誌はiPadminiを使って電子版で読むことが多いですが、紙の雑誌サイズよりも小さいとはいえ特に不便を感じたことはありません。
逆に、後述するような「折り目も歪みもない」「拡大縮小も自由自在」なメリットのおかげで、クリアにきれいに楽しむことができています。
そのメリットをアニメ誌でも味わうことができるなんて、本当に本当にありがたいです。

同日に電子書籍化をスタートさせたこの2誌を皮切りとして、ここからどんどん電子化の流れが進んでくれたら本当にうれしいなと思います。
アニメ誌は、気軽に買える週刊誌やメジャーな月刊誌とは違って、コンビニで扱われることもなく書店での取り扱い数もそれほど多くない(ように思える)、それでいて購入する層はおそらく無数の雑誌や本やグッズに囲まれた「もの」の多い人たち(経験者は語る)…のはず。
そんなアニメ誌が電子書籍化されたら、喜ぶ人はものすごく多いのではないかと思うのです。

 

『PASH!』が16年6月10日発売の7月号から電子版を発売&dマガジン配信開始


個人的にはこれがめっっっっちゃうれしい!!!!!
なんといっても「dマガジン」でも配信してくれるというのがもう!本当にありがとうございます!!!

「紙版とは一部内容が異なります」と注意書きはありますが、ページ数と目次を照合した感じでは記事はだいたい掲載されているように思われます―― 今号はある特定の一作品についての記事は掲載されていないようなので、お目当ての作品が掲載されているかどうかは購入前に要チェックですね。
あとは「もの」としての付録品がつかないことと、懸賞やプレゼントには対応していないことくらいかな…?そのあたりが割り切れるのならば電子版でも十分満足できるのではないかと思います。

◆「PASH!」電子版について 発売日:毎月10日(紙版と同時) 希望小売価格:税込864円 (紙版は税込定価980円※紙版の7月号は税込特別定価1000円) 電子版発売書店:Amazon Kindle、honto、楽天kobo富士山マガジンサービス、マガストアなど 読み放題サービス:NTTドコモ「dマガジン」に参加

- 月刊アニメマガジンPASH! 電子雑誌化&dマガジン参加決定! | PASH! PLUS

参考までに、公式ブログから引用させていただきました。

オタク女子としては「PASH!」は外せない雑誌のひとつだと思っているので、本当に本当にうれしいです。
これからは毎月dマガジンで発売日に読める!やったーーーー!!!

※ちなみにdマガジンは、会員登録すれば¥400/月で160誌以上が読み放題のサービス。
登録して1年半ほど経ちますが、最初はすぐ解約しようかと思っていたのに今では生活に欠かせない超便利なサービスになって、毎月元を取りまくっています。ドコモユーザーじゃなくても、機種が対応してさえいれば利用できます。ファミ通とかも発売日にほぼ全ページ読めますよ~オススメです!

magazine.dmkt-sp.jp

 

声優アニメディア』が16年6月10日発売の7月号から電子版を発売開始


そしてこちらも!
こちらは声優さんをメインに扱う雑誌になりますね。
謳い文句の通り、声優さんたちの美麗なグラビアをタブレットスマホで見られますよ~っていうのは、ファンにはかなりヒットするポイントではないかと。

人気男性声優・女性声優の美麗グラビアはもちろん、インタビュー記事やアニメ&リリース情報にライブ&イベントレポート、人気声優による連載、さらには、声優になりたい人必見の専門学校情報まで、内容満載の総合声優誌。 ●発売日:毎月10日 ●電子版販売通常価格:833円(税抜) ●電子版配信書店:Kindleストア(Amazon)、楽天Kobo、マガストア、富士山マガジンサービス、BookLive!、honto、学研BookBeyond ほか

- 美麗グラビアをスマホでも! 人気男性声優・女性声優が多数登場する月刊誌「声優アニメディア」の電子版がスタート!|株式会社 学研ホールディングスのプレスリリース

わたしは好きな声優さんたちがあまりグラビアをやらない(?)方々なので、声優アニメディアさんにはあまりお世話になったことがないのですが…でもイベレボはとても読みたい!
今回電子版がスタートしたことで、軽率に買ってしまう予感しかありません…(笑)

ちなみに、『声優アニメディア』は学研プラス、そして『PASH!』は主婦と生活社だそうなのですが、同日に電子版をスタートさせたのには何か意味があるのかな…?
最初にも書いたように、これが狼煙となって、ここから続々と電子化決定!みたいなことになったらいいなぁ…特に『声優アニメディア』さんはぜひお仲間の『アニメディア』とか『オトメディア』とかも誘って、ぜひ!

【17/04/16追記】

dマガジンで久々に雑誌一覧を眺めていたら、いつの間にか『アニメディア』が追加になってる……!?これはうれしい!
惜しむらくは、目次がざっくりしすぎていて目当ての記事に飛びづらいこと……でも雑誌の構成上、大きな特集の中に各作品をくくってしまう感じなのでしょうがないのかな。
とにもかくにも『アニメディア』のdマガジン参加はとてもうれしいです!

そして、これを機にAmazonをチェックしてみたところ『声優グランプリ』もKindle版が出ているのですね。
電子版、じわじわ増えてきていて本当にありがたい……!

 

電子雑誌のメリット


というわけで、アニメ雑誌の電子化に狂喜乱舞しているわけですが、そもそもなんでそんなにうれしいの?っていうメリットを、個人的に挙げてみますね。

発売日にすぐ入手できる

最初にも書きましたが、アニメ誌は基本的に書店で購入するか、Amazonなどで注文するかしかない、ですよね。
書店も取り扱い冊数が数冊のみだったりして売り切れてしまうこともあるし、Amazonなどは発売日には届かないこともある。

でも電子書籍&dマガジンならば、発売日に購入(dマガジンは都度購入の必要もなし)してダウンロードするだけですぐに読める!
買いに行く時間がない、またはめんどくさい(スミマセンw)という人でもすぐに入手できるというのは、こちらにとっても大きなメリットだし、売る側にとってのメリットでもあると思うのですよ。購読数、少しは上がります、よね…?

 

紙版の雑誌よりほんの少しだけ安い

これは電子書籍全般に言えることだと思うのですが、価格が紙版よりもほんのすこーーーしだけお安いですよね。
100円ちょっと…ではありますが、でもチリつもで9ヵ月も経てば電子雑誌1冊分の違いが出てくるわけで、これはやっぱり大きい!
発売日に、出かける手間もなく、安く入手できるっていう…最高じゃないですか…!

 

きれいに読める

大好きな作品や声優さんのページはきれいに読みたい。でも紙の雑誌は立ち読みされてページが折れていたり、そうでなくても梱包の際についた歪みが気になったり…しませんか…?
わたしはふだんかなり大ざっぱな方ではあるのですが、好きなものに対しては貪欲でありたいタイプでもあるので、折れたり歪んだりを見つけちゃうとんんん~ってなっちゃうんですよね。
あとは読みやすさという点で、たとえばレポ記事などは字数たっぷりでうれしい反面、情報が詰まりすぎてて読みづらかったり、モノクロの小さい記事や写真などは目を近づけて必死で読まないといけなかったり。

でも電子版なら、まず折り目や歪みがつく可能性が皆無。
どのページもまっすぐきれいに表示されて(当たり前か…)きれいに読むことができます。
その上、細かい文字は画面をピンチアウトで拡大していくらでも大きく表示できますし、なんなら小さいイベレポ写真を拡大して細かい表情までまじまじと観察することも可能(笑)

個人的に、よくイベのパンフや会報、薄い本()などをスキャンしてPDFとして読んでいるのですが、この拡大縮小が自由自在っていう電子版のメリットは本当にうれしい機能だと思います。

mndgt.hatenablog.com

 

ピンナップが折り目なしに見られる

上記と重なるのですが、アニメ誌ならではのメリットはこれかな、と。
キャラや声優さんのピンナップ、だいたいは巻頭や巻末に2つ折り綴じ込み状態でついてきますよね?
それが、電子版ならサイズは小さくなるけれど、折り目なしのきれいな状態で見ることができる!

もちろん、部屋に貼って楽しみたい!という方には紙の雑誌一択だとは思います。
ただ、わたしのようにもう「自分の部屋」とかないし貼る場所ないよなぁ…という人間にとっては、ピンナップは「貼って眺める」よりは「手元で見て楽しむ」もの、「とても大きくきれいに描かれた貴重なイラスト」であり「写真」なんですよね。

なので、折り目も継ぎ目もなくきれいに一画面として見られる電子版のピンナップは本当にありがたい。
今号はたまたま好きな作品のピンナップはなかったのですが、あったらもう大興奮でスクショしまくってたと思います(笑)
あー次号が楽しみすぎる…!

 

すばやくきれいに保存できる

で、上記の流れで、これも。
以前は、アニメ誌で保存しておきたいページがあったら切り取ってMUJIのA4ワイドのクリアホルダーに入れていました…最盛期で4冊あったなぁ…
それがスキャナーを手に入れたことで、切り取ってスキャン→Evernoteに保存、に進化して。
今では、iPadminiで該当ページをスクショ→Evernoteに取り込む、であっという間に完了するようになりました。

これは本当にありがたいですし、はかどります。
たった数ページであっても、いつまでもきれいに保存したいし、読み返したいですもんね。

 

「もの」が増えない

さらに、上記の流れで、こういうことに。

たった数ページでも大事に保存したい、きれいに読みたい、そう思うとまず切り取ること自体がもったいなく思えることもありますし、頑張って切り取ったとしてもそれを保存するクリアホルダーは着々と増えていく。
今まではそこでスキャナーにお出まし願って、データとして取り込んで紙は処分する、という方法で「もの」を減らしていたわけですが。

これからは、電子雑誌をダウンロードしてじっくり読みふけり、データがいっぱいになってきたら端末からデータを削除してまたクラウドに戻すも良し、ページをスクショしてクリッピングするも良し。
いずれにしても、家の中に「もの」は増えないわけで。

たとえばアニメ好きなら雑誌、本、漫画、CD、DVD、グッズ―― 集め始めたら本当にキリがありませんよね。
本棚はあっという間にぎゅうぎゅうになっちゃうし、グッズは…わたしはあまりグッズ欲はない方ですが、それでもちょこちょこ買った細々としたグッズがいつの間にか集まっていて置き場所には困ってしまう。
そんな我々オタクに限らず、趣味を持つ人はたぶんどんなものであっても「蒐集」という側面があって、どんどん「もの」が増えていってしまいがちではないでしょうか。

個人的には、ハマっている最中はどんどん「もの」を集めて楽しんでいいと思いますし、手放すときには自分自身が納得できたタイミングで手放すのが一番いいと思っています。自分に当てはめてみても、8年間ほどの「蒐集」の時期を過ぎ、今ようやく落ち着いて取捨選択する時期に入って来たと自己認識しています。

そうやって残す「もの」を厳選している中で、大事な雑誌や本や漫画やCDをデータの形で残しておけるのは本当にありがたい。
そして、これから家の中に入れる「もの」もできればデータの形にしていきたい。
その希望に、電子雑誌はまさにぴったり当てはまるものだと思います。

―― なんて小難しい話にする必要もないですかね。
もう単純に、雑誌を買う手間も、切り取る手間も、置いておく場所も、ひもで縛って資源ゴミに出す手間も省ける電子雑誌はスバラシイ!と思うのです。

 

ビッグウェーブよ、来い!


そんなわけで、個人的にはメリットだらけの電子アニメ誌ですが、まあ今月号から始まったばかりということもあって、これから果たして電子アニメ雑誌が増えていくのかどうかはわかりません。
ぜひ他誌にも追随してほしいと思うのですが…ひとえにこの2誌の売れ行き次第、ですかねえ…

でも今はもう、えっこれも?って思うようなオシャレファッション誌や渋い趣味系雑誌もどんどん電子化されてますよね。
アニメ誌もこの流れに乗って、電子化していってほしいなぁと切に願います。