Janetterの検索機能をTweetDeckとツイタマで代用してみる(2022/01/03追記あり)
うちのJanetterが不調を極めております。
以前から不調は続いていて、そのためにJanetterのレギュラー運用をあきらめ、TweetDeckをメインにすることにした、という記事を先日書きました。
検索でたどり着かれる方がわりと多い記事なのですが、もしかして同じような状況の方も多いのでしょうか…?
少しでも何かのお役に立っていればいいなぁ…
で、おかげさまでTweetDeckにはすっかり慣れて快適に使っているのですが、検索機能だけはどうしても!Janetterを譲れなかった…!
以前も書いたように、Janetterは、
・ツイートの読み込み数がハンパなく多い
・NGワード設定ができてしかも正規表現が使える
・ミュートがすぐできてミュート時間も選択できる
という大きなメリットがあって、検索には最適なんですよね―― 個人的に。
わたしが検索するのは主に人名で、その方の出演情報や出演作の感想などを調べたい、というのが主な目的。でもフルネームだけでは引っかからない情報もあるので「名字+さん」などいくつかのバリエーションも含めてOR検索をかけています。
その際「ノイズ」になりやすいのが、
・同じ名字の別な有名人の方に関する大量のツイート
・同じ名字の一般人の方々に関するツイート
・その名字を含む、情報以外(ネタ系)のツイートの大量RT
などなど。Janetterなら、正規表現を駆使したNG設定でこれらのノイズを消しつつ、大量のRTなどは時限ミュート機能で半日くらい見えなくすることもできます。
あと主に寝ている間の夜中のTLを検索したいのですが、起床後に検索TLを読み込むと数千ツイートになってしまうことも。そんなハードルもJanetterならすんなり乗り越えてくれる!
最初の未読ツイートにショートカットキーで飛べるのもとてもラクだったんですよねえ…
でも…うちのJanetterがいよいよダメな感じになってきてしまって…友達のJanetterは大丈夫みたいなので、たぶんうちのファイルが壊れてるとかなのかなぁ、もう一度入れ直した方が良さそうだとは思うのですが、ユーザー認証し直してデザイン入れ直してプラグイン入れ直して…という手間を考えるとなんだかもう…
ここは思い切って、別な手段を考えた方が100万倍早いのでは…?ということで、考えてみました!
基本の検索はツイタマで
【2023/01/03 追記】
下記のように「ツイタマ for PC」は開発中止となって久しいため、今は検索はTweetDeck一本に絞っています。この項目は飛ばしてください(追記終わり)
まず、基本的な検索は以前から使っていた「ツイタマ for PC」を使うことに。
PC用のTwitterクライアントですが、現在では開発を中止されているようなので最新のTwitter機能には対応されていないとのことです(ツイタマ - Twitter Browser)
それでも、以前記事にした「Twitterで日記をつける」ためのツールとして、今までも便利に使わせてもらっていました(Twitterで日記をつけるメリット7つ - TEMA-NUKI Days)
落ちたりフリーズしたりといった不調が今まで一度も記憶にない、いいクライアントだと思っています。
Janetterが不調になってきたときも、検索はツイタマに代わってもらおうか…と何度も思いつつ、Janetterの便利さになかなか踏み切れずにいたのですが。
いざ追い詰められてツイタマの検索機能を使ってみると…いや、これ、かなり便利ですね!!?
【2018.05/18追記】
2018年8月に予定されているらしいTwitterのAPI変更で、かなりのサードパーティ製クライアントが機能を制限されるのでは…と聞いて、ツイタマも難しいのかなぁと不安になっています。杞憂に終わればそれに越したことはないのですが、万が一に備えてTweetDeckで補完できないか試行錯誤中です。
目処がつき次第、こちらの記事にも追加でまとめる予定です。
読み込み数が最大800ツイート
まずはなんといってもこれです。
上記のように、寝ている間のツイートをこそ検索して辿りたいわたしにとっては、遡れる数は多ければ多いほどありがたい。でも他クライアントは最大200とかそのくらいなので…それではせいぜい2~3時頃までのツイートしか遡れません。
その点ツイタマの最大800ツイート(設定上は一応800がMAXのようです)は、Janetter以外のクライアントの中では群を抜いて多い、のではないかと思います(あくまでも当社調べ)
これなら、前日23時台くらいまではなんとか遡れるので、夜中のアニメ実況TLなども楽しむことができて本当に助かります…いやほんとそれが大きな目的なので、これだけでも目的達成と言っても過言ではないのですよありがたい…
NG設定に正規表現を使うことができる
【2023/01/03 追記】
TweetDeckでも拡張機能「Better TweetDeck」を導入することで正規表現を使ったミュート設定が可能です。
そしてこれ!!!検索のノイズを防ぐためには、NG設定が可能なことはもちろん、そこに正規表現を使えるかどうかは外せない条件ではないでしょうか。
微妙に異なる言い回しの単語などを、一つ一つNG指定するのではなくぎゅっとまとめて表記することができる正規表現は本当に便利。
でもそれだけではなく、他にもたとえば、
・改行しまくりの長ーーーいツイートは(.*\n){8,} (数字は改行数)などで一掃
・「# ~ならRT」「# ~たらRT」などのハッシュタグは#.*RTで一掃
・その他、関連外の分野のツイートがひんぱんに引っかかるなら
(.*(【|A|B|C|D)){2,}(ツイート中にA、B、C、Dのどれか2つが入っていたらミュート)などで一掃
などなど、具体的な単語として指定することができないツイートもかなり対象から外すことができるのがありがたい。
正規表現でのミュートに関してはこちら ↓↓↓ のサイトがわかりやすいと思います。
Janetter用正規表現ミュートワード講座 - NAVER まとめ
ツイタマが正規表現に対応してくれていたのは本当に助かりました!
検索の結果からRTを省くことができる
【2023/01/03 追記】
こちらの機能もTweetDeckに実装されています。
Twitterの楽しさの一つは、興味深いツイートをリツイートすることで共有できること!―― だとは思っているのですが、検索するときにはなかなかやっかいな障害になることも。
最初は「おお~このツイート盛り上がってるな~」とニコニコできるのですが、検索TLを読んでも読んでもRTばかり、となるとさすがに困ります。Janetterなら時限ミュートで一定時間非表示にできたのですが…ツイタマもアカウントのミュート設定は再起動すると解除されるようですが、日中はクライアントはほぼ立ち上げっぱなしなので、さてどうしたらいいか…
と悩んでいたら、この「検索結果からRTを省く」機能を発見!
この機能を使えば、延々RTされる特定のツイートをはじめから省略することができる!
ちなみにチェックボックスでオンオフをすぐに切り替えられるので、RTも含めたくなったらすぐに対応することができます。
デメリットは、たくさんRTされたからこそ気づける新情報や、ファンの間で盛り上がったツイートなどを見逃してしまう可能性が高くなること。
―― が、それは後述のTweetDeckの機能を使うことで補完することができそうなので、無問題!
大事な情報をピックアップするのはTweetDeckで
というわけで、TweetDeckの検索機能もあらためてチェックすることに。
最初は全然使えないと思っていたんですよね…申し訳ない。
正規表現でのミュートもできないし、なんというか小技を使わない真っ当な検索しかできないイメージで。(2023/01/03 追記:できます!)
でも、そこを逆手にとりつつ以下の機能を使って、「人気ツイートをピックアップする」検索に特化させることにしてみました。
「Engagement」でRT数やLike数のフィルターをかける
TweetDeckのカラムの上部に、ふだんは隠れたフィルター設定があります―― この赤丸で囲んだ部分ですね ↓↓↓
ここをクリックすると、このような設定画面が出て来ます ↓↓↓
この「Engagement」の部分に、「少なくとも○○回RTされたツイート」や「少なくとも○○回Likeされたツイート」を抽出する設定があります。
ここの数字を任意で設定することで、検索語に該当するツイートの中からいわゆる「話題のツイート」だけを絞り込むことが可能になるわけです。
わたしはRT数ではなくLike数でフィルターをかけています―― 「~たらRT」系のツイートを引っかけないためなのですが、そういうツイートをふぁぼる人もわりといるので、気休め程度かな…
とりあえずこれで、ツイタマでRTを拾わない分の補完はできる、という安心感が持てるようになりました。
「Setting」からワードとソースをNG指定する
無関連なつぶやきをミュートする方法として、TweetDeckの「Setting」メニューから、特定のワードとソースをNG指定することもできます ↓↓↓
すべてのカラムで有効になっていいNGワードであれば、ここに入力してどんどんミュートにすることができます。
欲を言えば、ユーザーでもNG指定ができたらなぁ…以前はあったみたいですよね?―― それでも、ミュートしたいユーザー名の「@」を省略した部分を「Text content」の方に入力するとなぜか検索カラムから消えてしまう(たまに成功する、くらいの低確率ですが)ので、うまくいけばそれで代用できるかも…ユーザー名も本文のテキストのうち、という判断になっているのかな…?
山のような検索結果すべてにNGワードを設定するとなると正規表現は欠かせませんが、上記のフィルターで抽出したツイートだけならば数も絞られるので、シンプルに単語をNG設定するだけでだいぶ無関連ツイートを排除できます。
「excluding」でNGワードを設定する
上記の方法ではなく、検索カラムだけでミュートしたい場合には、カラム上部のフィルター設定から「excluding」メニューにNGワードを入力してミュートします ↓↓↓
検索カラムだけでミュートしたい、というケースは実はあまりないのですが、いちいち「Setting」からワードを入力するよりも「Excluding」から入力する方が手間がかからないので、わりとここからさくさく入れてしまっています。
でもあまり調子に乗って入力しすぎると、検索結果がゼロになっちゃったりするんですよね…そのあたりの加減はまだまだ試行錯誤中です。
検索の快適さはなんとか維持したい
SNSは基本的にTwitterしかしていませんし、それも交流に使うというよりは情報収集に使う割合の方が遙かに高いという現状の中で、わたしがTwitterクライアントに求めているのはなんといってもやはり検索機能の充実です。
Twitter公式の方でも検索機能はだんだんと力を入れてくれているようには思いますが、まだまだ自由度は低いなぁと感じます…やっぱりアレですかね、テレビ放送におけるCMと同じで、あまりこちらの都合の良いTLにカスタマイズしてしまうと広告収入的にはよろしくない的な何かがあったり…?
いずれにしても、個人の力でできる範囲で、これからも検索の快適さを追求していきたいと思っています。特にTweetDeck以外のPC用クライアントはだんだんと少なくなってきている感じなので…できる限りしがみつきつつ、新しい方策を常に模索していかないとですね…がんばります!!!