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TEMA-NUKI Days

かんたんべんりにくらすためのちいさなライフハックなど

Kindle Paperwhiteを半年使ってわかってきた電子書籍とのつきあい方

デジタル 本・雑誌・映画

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Kindle Paperwhiteを購入して、半年が経ちました。

mndgt.hatenablog.com

で、Kindle Paperwhite―― 無事に生活の一部に定着いたしました!

今この瞬間もすぐそばに置いてあって、いつでも手に取れる状態でスタンバっています。
ケースもフィルムも何もつけずにバンバン触れていますが、いつもサラッとした触り心地で気持ちよく、傷などを気にすることもなく遠慮なく取ったり置いたり自由気ままに使えています。

本体にはまだ90冊弱の電子書籍しか入れていませんが、いつも読み返す大好きな本がこの中に入っている、そしていつでもどこでも自由に選べるといううれしさは半年経ってもまだまだ新鮮に感じています。
この半年の間にずっと敬遠していた歯医者にとうとう行くことになったりして、でもそんな気の重い通院も「待ち時間にKindleであの本が読める」と思えば、少しは足取りが軽くなります、本当に。

そんな感じで、Kindle Paperwhite自体には何の不満もなく、「愛用している」と言って良いレベルで使えていると思います。

―― と同時に、「電子書籍」そのものへの向き合い方も、だんだんと固まってきました。

 

電子書籍との個人的なつきあい方について


電子書籍Kindleで読むようになって半年、やっとメリットとデメリットを自分なりに実感できたように思います。

使い始めたときの熱狂が収まって、今わたし個人がメリットとデメリットをどのように捉えているか―― これはもうほんとに個人的なスタンスなので、どれが正しいとか間違いとかはないと思いますし、こういうふうに考えるタイプの人間もいる、こういうタイプはこういうところに引っかかるのか…という、1つのケースとして見ていただければ。

 

電子書籍の個人的メリット

すぐに買える

わたしにとっては、これが何よりのメリットになりました。

とにかくせっかちなので、気になってしまった本はもう、今!今すぐ読みたい!!!的な発作に見舞われてしまうタイプ。
今までは、それが日中ならすぐに書店に駆け込み、夜ならば次の日の朝イチで書店に駆け込み、在庫がなかったりするともうその場で膝から崩れ落ちそうになるほどショックを受けたものでした。我ながら本当にせっかちだなぁ…

でも、電子書籍版さえあれば、読みたい!と思った次の瞬間にはもう読めてしまう!
つい先日も、うわさの「逃げ恥」のドラマが始まる前に、まず1巻だけ無料試し読み→続きが気になりすぎる…→その日のうちに7巻まで一気買い!という所業に及んでしまい…いやでもとてもおもしろかったですし、買って良かったと思ってます。リピート読みもしてますし、ドラマの続きも楽しみです。

電撃的な出会いをした本ほど購入率が高くなるといいますか…それで失敗もままあるのですが(後述)、読みたいと思ったときにすぐに読めるのは本当にうれしいですね。

もちろん、予約しておいた本を発売日当日起きたら即DLしてすぐ読めるというのも電子書籍ならでは、この即時性がわたしにとっての最大のメリットです。

 

場所を取らない

これは以前から感じていたメリットで、半年経ってますますありがたみを感じています。

先日、本棚をまた1つ処分したのですが、もうわたしの本はこれ以上処分する本がないギリギリのところまで減らしました。
その代わり、電子書籍ではじわじわ蔵書を増やしていると思います(笑)
買っても「もの」が増えない、場所を取らない、というのはとても身軽で気持ちがいいです。

 

端末1つで何冊でもどこにでも持ち歩ける

これまた当初から感じていたメリットですね。

よく外出時のメリットとして挙げられますが、わたしは基本引きこもりなので家の中でKindle Paperwhiteを使う機会の方がはるかに多いです。
でも家の中でも、たとえて言うならいつも座っているPCデスクの横にでっかい本棚があるような感覚で、いつでもサッと手に取って、パッと読めてしまう。これは本当にすばらしい!

もちろん外出先でも、上記のように気の重い歯医者に行くときに、待ち時間の間にこないだ買った本を読もう、とか、月末だからオーナーライブラリーで借りてる本読んでしまわなきゃ、とか、現地に到着してからでも自由気ままに選び放題なのはとても大きなメリットだと思います。

 

無料で読める機会が多い

Amazonプライム会員なので、オーナーライブラリーで毎月1冊無料で読めますし、上記のように漫画は1巻の試し読みをさせてくれるものも多いですよね。

オーナーライブラリーは選択の余地は多くありませんが、月に1冊だけなので、今のところは興味のある本をちゃんと読めています。
いずれ読みたい本がなくなってしまうかもしれませんが…まあそもそも無料なので特に問題はないかな、と。

漫画などの1巻試し読みは、話題になっていた本や漫画の試し読みをできるのはとてもありがたいですし、それで好みを見極められるのは本当に助かります。思ったほどじゃなかったな、と1巻だけで終わらせてしまうものもありますし、作者のかたや出版社さんにとっては厳しいシステムなのかもしれないな、とも思いますが……
ただ、試し読みしたことがきっかけで2巻以降を買ってしまったことも何度もあったので、最終的にある程度Winwinになっていたらいいな、と。

 

割引や還元セールが多い

これも、うまくタイミングがあったときなどはとてもありがたいです。
ただし、本気でアンテナを張っていないとダメだな、とも思っていて、このメリットに関してはなんというか、下記のデメリットと表裏一体ですね……

 

電子書籍の個人的デメリット


これはあくまでも個人的に感じているデメリットなので、なにとぞご了解ください。

 

買うタイミングを逃してしまいがち

上記のセールと表裏一体なのですが、50%オフ!ポイント還元!というセールがあまりにもひんぱんにあるので、ついつい期待してしまうんですよね、お目当ての本にも適用されないか、と。

これはたぶん、アンテナをしっかり張って情報を集めて、それを繰り返していくうちにつかめてくるものだと思います。
「○○社はそんな大幅な値引きはしない」「□□社はこないだセールをやったばかりだから次は○ヵ月後だろう」などなど…それがわかってくると、もう少し計画的に買えるようになるかなぁと。

でも半年経ってもいまだに手探り状態なので、勢いで買っちゃったり、待ちすぎてタイミングを逃したり、ちょっとちぐはぐになっていて。
上記の「逃げ恥」も、7巻まで一気買いした日に8巻が明日発売!と知ってすぐに予約して翌日の朝DLして読み、大満足だったのですが、2,3日後には20%還元になっていてですね…予約時は5%還元だったのに…!数日読むのを我慢すれば20%還元されたのか…でも当日すぐに読みたかったし、その分還元が少なくてもしょうがない…いやいやでも予約してまで買ってるんだからむしろ20%還元でも……とセコいことをもやもやと考え続けてしまいました…ほんとセコくてすみません……

 

買い取りに出せない

セコいついでに、もうひとつ。

買い取りに出せないことが、個人的にはけっこう大きなデメリットだということもあらためて実感しました。

たとえば今はもう、CDはiTunesに入れたら、ゲームは気が済むまでプレイしたら、それぞれ買い取りに出していて。
ものは減らせるしゴミにもならないし、微々たる金額でもリターンがあるのもうれしくて、すっかり習慣化していました。

で、本や漫画も同じく。特にハードカバーの本はお高いこともあって、一度読んで「これは蔵書にしなくてもいいな…」と思えたものは買い取りに出すことで残念感を少しだけ軽減する、という習慣がついてしまっていて。

それが、上記のメリットの部分でも挙げたように電子書籍で即買いできるとなると、
この本気になる!→即買い→好みではなかった…→買い取りにも出せない… 
という経過をたどることになってしまい、これが地味~~~にストレスになってしまうのです。
先日も、タイトルやレビューから「これは絶対におもしろいはず!」と思って即買いした歴史ノンフィクションのハードカバー本が、思っていた内容と違っていて…あっこういう感じか~…うーん…ところどころ興味深かったけど、再読はしないなぁ…としょんぼり。これが紙の本だったらすぐに買い取りに出すのですが…けっこう高かったので、しょんぼり感が強く……

こればっかりは、これから先もやってしまうと思うので、自分が慣れていくしかないとは思っています。
せめて、こうなるのが怖いから買えない、ということはなくしたいと思うのですが……

 

漫画の見開きページが途切れ(ずれ)てしまうものがある

これはちょっとショックでした。
180度開くことのできない紙の本よりも、電子書籍なら見開きページがきれいに見られるのでは?という予想を覆されてしまって、ええ~…っていう……
少なくとも、新しい漫画では見開きがきれいに見られる作品ばかりのイメージだったので、そうではない漫画もあるんだ!?ってびっくり。
ずれてしまったのは昔愛読していた漫画で、紙の本でも持っていたのですが、永久保存したいからこそ電子書籍版を買おう!と張り切って買ったもので、失望感も大きくて。

ただ、同じ作者の同じシリーズの中でも、途切れずに1枚の絵としてきれいに見られる巻もあるんですよね…2012年発行の巻では途切れ(ずれ)ていて、2014年発行の巻はつながっているので、電子化の技術の差?または電子化する際の配慮の差だったりするのかもしれません。

この発見があってから、古い漫画を買うのにはちょっと抵抗を感じています…昔手放したような古い愛読漫画こそを電子書籍で再蔵書化したかったので、これは誤算でした。

 

電子書籍化されていない本が多い

これは、まだまだなんだなぁって半年かけて実感しました、本当に。

今、もし電子書籍化されていたら蔵書にするため即買いしたい本が4~5冊あるのですが、一向に電子書籍化される気配がなく…作者さん的にNGなわけでもなさそうで、他の作品は電子化されてたりするんですよね。だから待っていればいつかは…?とは思うのですが、いつになるかはまったくわからず。

最近は、いっそ自炊しちゃおうかな!と思い始めていて、手始めに薄手の文庫本あたりからやってみようかと。
300pくらいまでならやれるという実績はありますし。

16/10/18追記:220pの文庫本、S1100で ↓↓↓ の記事と同じ要領で自炊してみました!文字が少しかすれてしまうことと、左綴じ扱いになってしまってページめくりがちょっと気持ち悪い(笑)こと以外は快適に読める感じです。

mndgt.hatenablog.com

ただ、とても分厚い文庫本もあるのではそれはさすがに…Amazonの作品ページからリクエストは送っていますが、もし電子化されても特にお知らせメールなどは来ないらしいので、たまに作品名で検索をかけてはがっかりする日々が続いています。

 

買うタイミングが難しい


と、いろいろ挙げてきましたが―― ちなみに、Kindle Paperwhiteを購入して1ヵ月の時点で考えていた電子書籍とのつきあい方は、こんな感じでした ↓↓↓

mndgt.hatenablog.com

今回書いたことが、購入して1ヵ月の時点でほぼ予見されてますね(笑)
電子書籍は買い取りに出せないから後悔することもありそう、とか、その分セールを狙っておトクに購入しよう、とか、当たってたなぁ……

もちろん、半年使っていろいろ買ってみてこそわかったこともあって、それでも飽きずに使い続けられたのは良かったなぁと想っています。


以上の点を総合して今一番感じているのは、「計画的に買う本ほどタイミングが難しい」ということですね。

勢いで買ってしまえる本は、それが大正解だろうと失敗だろうととにかく買って読んでいるので、何かしら自分にとって残るものがあります。
でも、買おう買おうと思いながら機を逸し続けているのは、なんというか、我ながらバカバカしいことだな、と……

返す返すも自分のセコさのせいだと自覚はしているのですが、このハードルがこれほど高いものになるとはさすがに予想外でした。
それでも電子書籍そのものを読むことは続けていきたい、メリットは大きい、と思っているので、あとはこのハードルを自分が跳び越えるしかないですよね。

ここまで書いてきたとおり、勢いで買ってしまうのはこれからもやめずに続けていくと思います。
あとはセールを過剰に期待して待ちすぎるのをやめること、値段の張る本を買って期待外れだったとしてもすっぱりと気持ちを切り替えること。
これだけでも向き合い方がずいぶん違ってきますよね、きっと。

まずは、セールを待ちすぎていた「常時20%ポイント還元」の本から少しずつ買い進めていこうかな、と(笑)
20%還元でも十分おトクじゃないか!50%オフとか待ってたって該当するかもわからないのに期待しすぎだ自分!

初心に返って、「読む楽しみ」を最優先にしていきたいなぁ。

 

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