TEMA-NUKI Days

かんたんべんりにくらすためのちいさなライフハックなど

「録画した番組」を処分する

 

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今まで、本当にいろんな番組を録画しては保存してきました。

最初はビデオテープだったのが、DVDになり、今はブルーレイディスクになって。
そういえばあの山のようなビデオテープはどこに行ったんだろう…手元にないということは処分したのでしょうが、もう全然覚えてない…

録画して編集して記録媒体にダビングするときには「永久保存版!」と思っているのですが、あのビデオテープたちの末路を考えると、結局「永久」ではなかったってことなんでしょうね。

録画した番組の入ったDVD・BDを取捨選択する


というわけで、ずっとやりたいと思っていたDVDとBDの取捨選択に、ようやく手をつけました。

今までも発作的に何度か取捨選択を繰り返したので、分量はだいぶ減ってはいます。
でも、TV台の横に置いたDVDラック(高さ1mくらい)にはまだまだDVD・BDが入っていて。
最終的には、このラックを処分してTV台に収められるくらいの分量にしたい。
…といっても、TV台の中にもBDレコーダーやらPS2やらPS3やらWiiやらが並んでいるので、そもそもゲーム機をいくつか処分するところから始めねばなのですが…

とにかく、TV台に移動させるためには、まずDVDとBDの量そのものを減らさなければ!

今まではその場の勢いで処分していたのですが、今残っているのはそんな処分祭りを乗り越えて来た精鋭たち。
今回はめんどうでも1枚1枚ちゃんと中身を見直して、持ち続けるものにはきちんとラベルを貼り直すことにしました。

その過程で見えてきた基準がいくつかあったので、以下挙げてみますね。

 

処分するもの

そもそも再生できなかったもの


20枚に1枚くらい、レコーダーに入れてもうんうん唸ったまましばらくしてぺって吐き出されるDVDがありました。
そういうものに限って、何が録画されているのかラベルがいいかげんだったりして…その分未練なく処分できるといえばそうなんですが…ほんとアレ何が入ってたんだろう…?

というかそもそも、どうしてそんなDVDを後生大事に保存してたんだって方が問題ですよね…数多くの処分祭りをくぐり抜けてきた精鋭だったはずなのに…!
こういうDVDを発見して処分できたのは、とてもスッキリしました。

 

他の手段でも見られるもの


映画や連ドラ、アニメなど、せっせと録画しては永久保存!と思って持ち続けてきました。
でもこれ…ほぼレンタルで見られるんですよね。
さらに映画やアニメなどはレンタルせずとも、スカパーでの放送を待つという手もありますし、連ドラも場合によっては放送があるかもしれない。
最近ではAmazonプライムビデオなどでも配信があり得る、ということで、見る手段はどんどん増えています。
どうしても今すぐに見たい!っていう禁断症状でもない限りは、少し待てば見られるはず。

もちろん、諸事情からおそらく二度と放送されないだろうな、というドラマはあるので、その点はよく確認しつつ。
でも本当に繰り返し見たい?すぐに見たい?と自問自答すると、たいていの作品は持ち続けなくてもいいかな…ってなる気がします。

 

4:3画面で録画されているもの


デジタル好きなくせにこういうものをちゃんと説明しようとするととたんにむにゃむにゃ…ってなっちゃう素人ですすみません(笑)

10年前…たとえばトリノオリンピック関連の番組などは、全部4:3で録画されていて、しかも画質がものすごく粗いんですよね。
古い番組の録画は軒並みこれに該当していて…これじゃ見直そうという気持ちもあまり湧かないなぁと。
ちゃんと再生してみるとひしひし実感できて、処分するふんぎりがつきました。

ただし、これに関しては例外がいろいろあります ↓↓↓

 

持ち続けるもの

一期一会の番組


4:3で画質が粗い…としても、絶対にもう二度と放送しないだろう特集番組で、思い入れのあるものは迷わず持ち続けることにしています。

内容がとても良かった歴史特番、意外な人が特集された「プロフェッショナル」や「情熱大陸」、引退や追悼などの二度とない特集番組。
絶対に再放送などあり得ない番組で、また繰り返し見たいと思えるような番組は、内容の方が大事で意外と画質が気にならないことに気づきました。

今後唯一期待するならば…NHKで放送された特集番組などはたまーーーーーーにBSプレミアムあたりで再放送がないこともない…ので、いつかそんな奇跡が起きたらそのときにはハイビジョンで録画して手持ちのDVDと置き換えていきたいと思っています…あるかなぁ、そんな奇跡…

 

音楽関係の番組


画質が粗いということは音質もさぞかし粗いのだと思うのですが…正直そこは違いがあまりわからない便利な耳の持ち主です(笑)

ということで、主にEテレ(というか「教育テレビ」だった時代)で放送されたクラシックコンサートや一時期せっせと好きな曲だけ録画した「名曲アルバム」、それこそ一期一会でCD化もDVD化もされていないライブなどは、保存しておこうと。
環境ビデオ的な感じで流しておくのにとてもいいんですよね、こういう番組。

バレエ公演もできれば持ち続けたかったのですが、これはやっぱり画質の悪さが気になってしまってダメでした。
吉田都さんの特集番組だけは彼女自身に関心があるので持ち続けることにして、公演自体は今後の放送に期待、ですね。もっとたくさん放送してくれたらいいなぁ。

 

繰り返し見たいもの


もちろん、これが最優先の基準です!
大好きでたまらない作品、DVD化の見込みのないドキュメンタリー番組、ここ数年放送された高画質なもので何度も見返したいものは、優先的に保存しますとも。

たぶんここからまたいつか、時間が経つに連れて「これはもういいかな…」って手放すものが出てくるのだと思います。
それまでは、手元に置いて見ていくつもりです。

 

いつかはDVDそのものも…


最初に書いたように、あんなにたくさんあったビデオテープはいつの間にか手元からなくなっていました。
それと同じく、今回の取捨選択を乗り越えたDVDやBDもいずれは手元からなくなっていくものなんだろうなと思います。
そもそも上記のように、もうすでに再生できなくなっているDVDがあるわけで…DVDやBDそのものの品質によっては最新の番組を録画した直後にもう再生できなくなるパターンもあるので、それはもう諦めるしかないし。

きっと次の媒体はより薄く小さく、そしてより大容量になるのだと思います。
さぞかし場所をとらなくなるんだろうと思うとうれしいことですよね。
…というかそもそも何かの媒体に保存なんてしなくても、配信サービスで何でも見られるようになるのかも。

以前書いた、デジタル化して「もの」を持たなくなってきた、という流れの中に、映像関係も確実に入って来ますよね。

mndgt.hatenablog.com

そのときに、今持ち続けようと思っている過去の大切な録画は、どうなるんだろう?
どうにかして新しい媒体に移行させるのか、それともこれが潮時と処分することになるのか。

どこかにある膨大なアーカイブの中から、いつでも瞬時に見たい番組を―― どの放送局のどんな昔の番組でも呼び出せる。
そんなシステムがいつか構築されたらいいなぁ…