Kindle Paperwhite Wi-Fi ホワイト 買いました!
Kindle Paperwhite Wi-Fi、ホワイトを購入しました!
もともとKindle本は、アプリ経由でiPadminiで読んでいました。
漫画や雑誌中心ではありましたが、きれいだし読みやすいし収納スペースはいらないし、いったん良さに気づくとハマります、電子書籍!
でも文字メインの本はやっぱり紙の本がいいなぁ派でしたし、Kindleの端末にも興味はあったけれど買うまでは至らず。
それが―― とあること(複数)をきっかけに「ああこんなときKindleなら…!」という思いが一気に加速してしまって、ついに衝動買い!
でも期待通りの、いやそれ以上の使い心地で、これは本当に買って良かったです!
Kindle Paperwhiteのここが良い
すでに語り尽くされていることだと思いますが、わたしなりに期待通り!良かった!最高!な点を挙げてみたいと思います。
ポイント自体はみなさんと同じだと思うのですが、その理由がたぶん「ええ…そんなことで?」って笑われそうな…でももしかしたらごく少数の人々にヒットするニッチなオススメポイントになるかもなので…(笑)
片手で持っても苦にならない軽さ
これは今回衝動買いをした一番の動機になりますし、ほんと期待通りの働きをしてくれてます!
もともと腰痛持ちでたまにぎっくり腰をやっては安静にせねばならない人間なので、ベッドで姿勢を固定しながら暇つぶしできる手段は本当に重要。
しかも先日、人生初のねんざに見舞われて「足首を冷やしつつ心臓より高くして安静に」という、つまりは仰向け姿勢を維持しながらの暇つぶしには本当に苦労しました。
ふだんはiPadminiを酷使していますが、仰向けになって持つには重い!いや普段はすごく軽いんですよ?でも仰向けはつらい!ネットを見たりKindleアプリで漫画を読むのも一苦労、腱鞘炎持ちの腕には無理難題。
しょうがなく紙の文庫本を読み始めたのですが、これは次の項目で語る理由で不便を感じてしまい。
で、これはもう軽いと評判のKindle Paperwhiteを買うしかない!と。
届いて真っ先にやってみたのはこの「仰向けになって読む」実験でした(笑)―― 結果、大丈夫!できる!
軽いので持ち上げっぱなしも苦にならないし、下ろす→持ち上げる→下ろす、なんて動きも端末の重さに手を持って行かれることなく自分の意志で自在に操れる感じ。
よく「通勤電車内で片手で読書ができる」メリットをみなさん挙げられていますが、こういうメリットもあるよということで(笑)
薄暗い場所でもやさしい光で明るく読める
Kindle Paperwhiteはバックライトではなく画面を照らすフロントライトなので、明るくしかも目にやさしい、と聞いてはいました。
で、この機能…真っ暗な場所でというよりも、薄暗い場所での読書にとてもいいな、と。
またねんざネタになりますが…仰向けの姿勢で本を掲げて読むと、天井からの明かりが本自体に遮られてしまってページが暗くなっちゃうんですよね。夕方になってくるとそれが顕著で、読みづらい…と目がしょぼしょぼな感じに。
でもKindle Paperwhiteなら、明かりが遮られても自分でページを照らしてくれるから全然問題なし!これは便利!
逆に、明かりが画面に反射して何も見えない…ってこともない、反射しないスクリーンでもあるので、明るすぎようが暗かろうがどんな状況にも対応できるのがありがたいです。
たくさんの本を詰め込んでおける
読書が死ぬほど好きで、一度没頭したら寝食を忘れて一気読みしてしまうタイプのわたし。
―― ですが、同時に移り気でもあるので、ちょっと読書したいときに「これかな~…(数ページ読んで)いや今日はこういう気分じゃないな…他の本は…」となってしまうこともしばしば。しかもめんどくさがりなので、家の中で本棚に探しに行くことすらめんどくさくなることも(ダメ人間ですみません…w)
でもKindleなら、文字メインの本なら数千冊、それ以外にもクラウドに山ほど本をキープしておける。
「これじゃない…これでもない…」を繰り返してもまだまだ本がスタンバイしてくれているわけで。
これでもう数ページ読んではこれじゃない…といちいち本棚まで取り替えに行くこともなくなるし、寒い部屋の本棚の前でどれにしよう…寒い…早く決めたい…決まらない…と焦る必要もなくなりますね!
それにもちろん、外出時には存分に力を発揮しますよね、これ。
リアルに本を持ち歩くなら文庫本で数冊が限界…たまに図書館でハードカバー5冊借りたりすると腕が抜けそうになって、借りた自分を恨みたくなります(笑)
でもKindle Paperwhiteなら205gの重さ、約9mmの薄さの中に数千冊が詰め込める!
これでもう、病院の待ち時間が何時間になろうとも、持って行った本を読み終えてしまいまた1ページ目から読み直す徒労感に襲われることもありません…あれは悲しい…
「オーナーライブラリー」で月一冊無料で読める
Kindle端末を持っていてプライム会員である、という条件を満たせば月一冊無料で本が読めるこのサービス(詳しい条件はAmazon.co.jp ヘルプ: Kindleオーナー ライブラリーへ)
わたし最初勘違いしてて、プライム会員なら無料で読めるんだ!と喜び勇んでどれにしようかな~までやったんですが(笑)Kindle端末を持っていないとダメなのね!ということで、今回満を持して利用させてもらいました。
正直まだ対象本は多くはありませんし、探しづらいことこの上なしな上に自己啓発本や古めの漫画が多い印象ですが、自己啓発本は嫌いじゃないのでありがたく読ませてもらいます…それにリストも入れ替えや追加がある感じだし、月に1冊ペースでそこそこ読みたい本に出会えればいいわけなので、おまけと考えて楽しむつもりです。
絶妙な質感とシンプルかわいいデザイン
白か黒かで迷って、手持ちのiPadminiも白なのでお揃いにしよう、と白を選んだKindle Paperwhite。
みなさんおっしゃっているように、プラスチック感のある外観はiPadminiと並べるとややチープにも感じられます。
だが―― そこがいい! と思うのですよ、Kindleに関しては。
Kindleはおそるおそる扱うのではなく、むしろカバンの中に無造作に突っ込んでガンガン持ち出して出先で使いたい。…まあわたしは引きこもり系なんでアレですが、でも家の中でもサッと手に取ってパラパラと読んで、読み終えたらその辺にまたサッと無造作に置きたい。
スマホ系には絶対に保護フィルムをつけるわたしですが、Kindleはフィルムもケースも何も買わずに素の状態で使うつもりでいます。
せっかくの軽さをケースで重たくしたくないし、手垢が付こうが画面に傷がつこうが少しくらいならいいや、と。
―― そう思える、いい意味でのチープさがいいなぁと思うのですよ。
それでいて、ガジェット感はしっかりあって使っているとニヤニヤしてしまうし、軽さとシンプルさ、でも「安っぽい」のとは明らかに違うこの質感は手に持つとしっくりきて、金属のときに感じる冷たさとは無縁のあたたかみみたいなものもあって、うれしくなってしまう。
使っていてうれしい、気持ちいいというのはとても大事なことで、気になるところがあるとだんだん使わなくなってしまうと思うので、この絶妙なバランスが素晴らしいなと思います。
文字が読みやすい!
e-inkスクリーン、パないですね…!!!
みなさんがおっしゃってる、箱を開けて本体を出したときにスクリーンの上に厚紙が載ってるのかな?と思った…という言葉がよくわかりました。
これほんと…ディスプレイに表示されているようには見えませんよね…紙に印刷された文字や絵にしか見えない…!
顔を近づけてまじまじと見つめても、なめらかできれいな活字がそこに印刷されて定着しているように見えるし、とにかく目にやさしくて読みやすいです。
あと個人的には「画面小さそうだなぁ、miniで読むより情報量減りそうだしもの足りなく感じたらどうしよう」って少しだけ不安だったのですが…全然問題なかったです!
むしろぐっと集中できるというか…なんでだろう、やっぱり画面の反射が抑えられてテカテカ感がないので、紙と同じように感じられるのかなぁ。
背景も、2013年モデルと比べてよりきれいに白くなったと言われていて逆に不安だったんですね…あまり白い背景は目がチカチカして苦手で、Kindleアプリでは背景色をセピアにしているくらいなので。
でも実際目にすると目に痛いような真っ白ではないですし、なんとも目にやさしい発色で。
背景も含めて本当に読みやすく集中できる画面だと思います。
ここをぜひ改善してほしい
と、基本的にはいいことずくめでとても気に入ったのですが…やはりいくつか、ここは改善してほしい!という点が。
スリープ画面を任意の画像にしたい
端末の下部にある電源ボタンを普通に押すとスリープ画面、長押ししてメニューを選択すると画面オフ、という仕様なのですが。
スリープ画面でもあまりバッテリーを消費しないらしく、操作的にもスリープ状態にしておくのが一番使いやすいと思います。
―― が、このスリープ画面が……なんとも微妙なセンスなんですよねえ……
用意された画像がランダムに表示されるのですが、タイプのキーをアップにしたもの、ボックス的なものがランダムに散りばめられているもの…この辺りはまだいい、けれど。
困ってしまうのが、ペン先の集合体、鉛筆の先の集合体、万年筆の集合体…この集合体シリーズがなんていうかもう…つらい…(笑)
世の中にはこういう集合体苦手な人いっぱいいるじゃないですか!わたしもだけど!あと先端が苦手な人はそれが横からのアングルでもなんかざわっとするじゃないですか!
これを自分の好みの任意の画像にする方法もなくはないようですが、けっこうひんぱんにアプデ等があって通用しなくなってしまうっぽいし、やっぱりアレするのはちょっとアレですしね…(曖昧w)
もうこうなったら、フタをすると自動的にスリープになり開けると解除になるカバーをつけてしまおうかと思ったくらい…上に書いたように軽さを追求したいのでカバーはつけませんけれども!あーもう!
ということで、ぜひスリープ画面の画像を替えさせてください!!!
さもなくばせめて、公式で選択の余地を用意してください…できればシンプルな画像にしてください、どうかお願いします…!!!
「キャンペーン情報つき」はさらに一手間かかる
「キャンペーン情報」とは、スリープ画面に表示される広告のことらしく。今回は「キャンペーン情報なし」を選択しました。
「キャンペーン情報つき」だと¥2,000割引なのですが、スリープ画面が広告になるらしく。妙な画像になるよりはその方がいいかも?と今ならうっかり思いそうですが(笑)、電源ボタンを押してもさらに広告画面が出て、それをスワイプしてやっと本にたどり着けるらしいんですね。
で、広告ページをいちいちスワイプするのは地味にストレス…という先駆者の皆様のお言葉を参考にしてキャンペーン情報なしを選択しました。後悔してもリカバリする手段がないのはきっとものすごくもどかしいだろうなと思って…
キャンペーン情報なしならば、電源ボタンを押せばすぐに読みかけのページに戻れます。
この手間はやはり大きい、と実際触れてみて思います…サッと手に取ってさっと読み始める、を本当の意味でしたいならば、キャンペーン情報なしの方がいいのではないかと思います。
電源ボタンを押しやすい位置に変えてほしい
これは人によるとは思いますが、わたし個人としては端末の下にある今の位置はとても押しづらく感じます。
iPadminiのように端末上部、またはiPhoneのように端末横にある方が断然押しやすいのではないかと。
誤操作を防ぐ意味では今の位置がベストなのかもですが、サッとスリープ状態にするためにはちょっと厄介。
次に新シリーズを作るあかつきにはぜひ、ボタンの位置をご一考いただければ幸いです。
漫画や雑誌のページ遷移をよりスムーズに
Kindleはe-inkスクリーンの特性上(らしい)、ページをめくるときに画面の白黒が反転する…ように見えるんですよね。
これは文字メインのときにはほとんど気にならないのですが、漫画や雑誌だと画面全体が一瞬チカチカッと目くらましされたように見えて。
iPadminiのアプリ経由で読むときにはすんなりページ遷移ができるので、漫画や雑誌はminiで読んだ方がいいなぁと思いました。
…が、いずれKindleでも同じようにスムーズに読めたらいいなと。
できればいつかカラー化を…!
これはまだ無理目の要望だとは思うので、なったらいいなぁという夢ですが。
上の項目に関連して、漫画や雑誌はやっぱりカラーで見たいですよねえ…漫画は中身は白黒で十分ですが、表紙はやっぱりカラーで見たいですし。
技術はついに完成した?っぽいので、これが早めにKindleに導入されることを祈りたいです。
カラーで読むには今もKindle Fireという選択肢があるのですが、重さを考えるとiPadminiのままでもいいな~となってしまうので、Paperwhiteの軽さを維持しつつカラーで読めるようになったら本当にうれしいなぁと思います。
また本を読むようになりました
途中にも書いたように、とにかく読書が好きで本に埋もれるようにして生きてきたわたしですが、ここしばらくは他にしたいことも多くなかなか本に向き合う時間が取れずにいました。活字中毒という意味では、ネットでも充足できてしまう部分があるんですよね。
でもKindle Paperwhiteを買って、また「読書」の時間が増えてきたように思います。
一冊の本に向き合って時間を忘れてページをめくり没入していくあの感覚を、Kindleでもちゃんと味わえるのが何よりの理由かと。
今までの「文字メインの本は紙の本で」派を飛び出して、これからは心置きなく本をKindleで揃えていけそうです。