TEMA-NUKI Days

かんたんべんりにくらすためのちいさなライフハックなど

個人的:Kindleで蔵書を再構築する方向(暫定版)

f:id:snow4763:20160601113016j:plain


文字メインの本に関してはずっと「紙の本を読みなよ」派だったわたし。

ですが、Kindle Paperwhiteを購入したことで、電子書籍でも紙の本と同じような没入感が得られることを実感!
Kindleで文字メインの本を読むことに抵抗がなくなり、本を読む機会もまた増えてきて。

同時に、Kindleで蔵書を再構築したい!と思うようになりました。

mndgt.hatenablog.com

現在の紙の本の蔵書状況


昔から自他共に認める「本の虫」ではありますが、「本は気に入ったら買う」タイプだったんですよね、もともと。
もちろん、広告などで気になって試し読みもせずいきなり購入する本もたくさんありましたし、作家買いも多かったので常に本に埋もれて生活してはいましたが、図書館で借りて読むことも同じくらい多くて。借りて読んでみて、気に入ったら買う、という手順を踏むと、蔵書が爆発的に増える危険性は少し減る気がします。

さらに結婚時にいったん蔵書を減らし、近年はミニマムに暮らしたいと思い始めて、本当に読みたい本だけを厳選して残すようになり。
気づいたら、文庫本は60cm幅の本棚2段分まで減り、漫画とハードカバーも同本棚の1段分に収まるようになりました…なんとか。
―― ちなみにその反動なのか、旦那の本が着々と増殖中で、たぶんわたしの蔵書の5倍以上あります……夫婦間質量保存の法則と呼ばれています…減らした意味…(笑)

 

Kindleで蔵書を再構築したい


で、今回Kindle Paperwhiteを買って、

 文字メインの本も電子書籍で十分楽しめることを実感
→むしろサッと呼び出せる手軽さに、読む機会がまた増えている気がする
→せっかく何千冊もストックできるのだから、選ぶ楽しみ、読む楽しみをもっと満喫したい!
→たくさん買いたい!揃えたい!!!


という誘惑にかられまくっています…Amazonの思うツボかなぁ…(笑)

でもだって、大好きな本をいくらでもこの薄さと小ささの中に詰め込めるなんて、とんだ天国じゃないですか!

これ以上ものを増やしたくない、減らしたい、と本棚を整理してきて、これはいずれ来たる引っ越し先がたぶん今より狭いという切羽詰まった必要性からでもあって。
でもこれからはもう物理的な本の多さに困ることもなく、新規購入をためらう必要もない!

それから、待ち時間のある用事で出かけるときには絶対に文庫本を持参するのですが、毎回その選択にものすごく悩むんですよね…行く前も悩むし、行ってからも「やっぱりあっちを持って来れば良かったなぁ…」って後悔したり。荷物になるのでできるだけ薄手の文庫本にするのですが、想定以上に待つことになって1冊読み切ってしまい、手持ちぶさたになってもう一度最初から読み直したり…ああ…
そんなあれこれが、Kindleなら全部解決ですよ!この小さな端末の中から飽きることなくいくらでも選び放題!

―― でもそれって、ストックがあってこそ、ですよね。
そして、わたしのKindleの中には今それほどの数のストックはまだありません。

リアルな世界では一度解体してしまった(に等しい)蔵書を、今度はKindleの中に電子書籍の形で再構築したい。
読みたい本をKindle本で集め直したい。

たとえば――

これから出会う・読みたい本

新しく出会う読みたい本についてはもう、これからはKindle本で買おうかなと思っています。

すでに漫画と雑誌はKindle(or dマガジン)で読んでいますし、まだ連載中の漫画50冊(これからも増える予定)をコツコツ買い集めたときにはKindleで良かった…って心底思いました…だってこれ本棚に並べたらどんだけスペースが必要か…
で、今度は本に関しても同じように、読みたいものはKindleで買おうと思っています。どんなに分厚くても巻数が多くてもこの中にするりと収まるんだよなぁと思うとわくわくします…!

ただ、今までは読んで今イチ…と思ったらすぐ売って少しだけ後悔を和らげる(笑)という循環ができていたので、買取に出すことができないKindle本の「買って失敗した…」という後悔をどう和らげたらいいかが課題ですね。
後述するように、できるだけセールで買って、買ったときのおトク感で相殺するのが一番かなぁ…

愛読していたけれど手放してしまった本

これ、けっこうあるんですよねえ…

たとえば宮城谷昌光が好きで、1週間ほど入院するときにも10冊くらい大人買いして片っ端から読みふけったものでしたが。
そうやって買った文庫本も1冊、また1冊と手放して、今はもう『重耳』3冊を残すのみ…しょっちゅう読み返すものではないので手放すときは苦じゃないのですが、でもしばらくするとまた読み返したくなるんですよねえ…
他にも江國香織とか三浦しをん有川浩森博嗣などなど……夏目漱石も厳選して数冊残しましたが、あとは手放してしまった…

そんな本は、これから買い直したくなったら絶対にKindleで買い直します、うん。内容がわかってる分、これは買い直して後悔することは絶対ない!
しばらく読まないなと思えばクラウドに戻せばいいわけですし、長いサイクルで読みたい期がめぐり来る本はKindleが最適かもしれません。

今も愛読していて、厳選して所蔵している本

問題は、これです。
厳選した末に持ち続けているお気に入りの本、ベストオブベストな蔵書たち。

ローマ人の物語』や、ホームズシリーズ、クリスティ、ディケンズモンゴメリ、ウェブスターなどの古き良き英米文学、宮尾登美子池澤夏樹……うーん、バラバラ感がすごい…(笑) でもどれもがピンポイントでわたしのツボを押してくる、何度読んでも飽きない最愛の作品たちです。

で、このバリバリ現役な本たちをどうするか、今とても悩んでいます。
 
実はこれらの本こそが、Kindleで読みたい、持ち歩きたい本なんですよね。
でも、紙の本としてすでに所持しているわけで…わざわざ買い直す必要は、ない、はず。
でもでも、上でも書いたように出先に持って行く機会も多いし、1冊読み切ってしまって続きが読みたい、なんて事態もとても多いのがこれらの本。ならば何冊でも詰め込んでおけるKindleで持つのがベストなのでは?

ううううーーーーん……いったいどうしたら……

 

Kindleで効率的に本を揃えて行くには?


とりあえず、今持っているお気に入り本の件はいったん置いておいて。
実際にKindle内に蔵書を再構築していくために―― できれば効率良く再構築するためにどうしたらいいか、試行錯誤しながら少しずつ実行しています。

青空文庫を活用する

今回Kindle Paperwhiteを買うまで知らなかったのですが、Kindleでも青空文庫って読めるんですね!
i文庫HD経由では読んだことはあるのですが、Kindleでも読めるならこれはもうどんどんDLして持ち歩きたい!

特に大好きな漱石がちょっとした随筆までちゃんと揃っているのがなんともうれしくて、久しぶりに『思い出すことなど』や『永日小品』を読みました。
他にも堀辰雄中島敦芥川龍之介もたくさんある!こんなにたくさん無料で読める!あーもう本当にしあわせです…!

ただ…外国文学に関しては、訳がピッタリ来ないとなかなか…
以前も何度かチャレンジしたのですが、やっぱり読み慣れた訳の本に戻っちゃうんですよね。
そんなわけで、外国文学は好きな訳のものを買おう、と思っています。

で、そうなると――

セールを狙う

Kindle本って、紙の本と比べると少し安く買えることが多いですよね。
で、さらに…本当にひんぱんに、セールを開催していますよね…?

20%オフだったり、ポイント20%還元だったり50%還元だったり、合わせ技だったり…出版社挙げてのセールもあるみたい。そんなセール情報をわかりやすくまとめてくださるサイト様もいろいろとあったりして、これはぜひこまめにチェックしてセールを狙いたい!

ただ…狙いすぎると、買い時を失うことにもなりそうだなぁと…(笑)
上の項目で挙げてきたような「買い直したい本」や「現役バリバリの愛読書」をすぐ買ってしまいたい!でもセールがあるなら待つべきか…!と、もだもだしてしまいます…『ローマ人の物語』1巻なんてすでに65%オフなんですよね…うーんうーん……

 

個人的:Kindleで蔵書を再構築する方向(暫定版)


まあある意味この「セールがあるかも」状態は、せっかちなわたしへの良い抑止力になりそうな気がします。
早く蔵書を再構築したい!という燃えるような欲求と、割引で買えたかもしれないのに~!という後悔は、わたしの中ではかなり拮抗しそうなので(笑)

まずは少しずつ……今考えているのは、こんな感じで ↓↓↓

蔵書のリストを作ってKindle版があるかどうか確認する

何かというととりあえずリストを作るのがわたしのセオリーなので(笑)いつものようにEvernoteに蔵書のリストをつくりました。
で―― とにかくまずはKindle版があるかどうかを確認せねばと。

ってか、Kindle版がない本があるんですね!薄々気づいてはいたのですが、うーん、ちょっとショック…
Kindle待ちリスト」を作って待つことにしましたが…さていつかKindle版が出るかどうか…Kindle版がない本は、これ以上手放さないように大事にしていかないとですね。

ついでに「これから読みたい本」のリストも作ってみて初めて知ったのですが、新刊の本が同時にKindle版を出してくれるわけでは必ずしもないんですね~。
ジョーカー・ゲーム』とか今せっかくアニメ化で話題になっててどこの本屋行っても売り切れだ~って嘆きをあちこちで目にするのに、1~3巻はともかく最新巻の4巻が5月末現在Kindleにないっていう…一番読みたい巻なのに…!今が売るチャンスなんじゃないの!?って思うのですが、紙の本を買ってほしいってことなのかなぁ…でもKindle待ちの人間もいっぱいいると思うんですよ…?

他にも、同じ著者なのにKindle版が出ている本と出ていない本があったり。これは出版社の方針とかなのかな?詳しく調べていないのでわかりませんが…
買いたくてうずうずしてる層がいると思うのに、もったいないなぁと思ってしまいます。

リピート率の高い本を優先的に買う

上の項目を受けて、リストの中でも絶対に買いたい!持ち歩きたい!と思えた本を優先的にどんどん買ってしまおうかと。
こればかりは待つことが逆にストレスになりそうだし、すぐにでも、そしてどこででも読みたい本なので。

セールを待てるものは待つ

で、買い集めつつ、待てそうな本はセールを待つ感じで。

これから読みたい本についても上記の手順で、

まずリストアップ
Kindle版があるかどうか確認
割引やポイント還元のセール対象か確認
直近のセールを待つ
→セールがないようなら通常の値段で少しずつ買う

と、こんな感じでいこうかなぁと思っています。

 

実際に大規模セールで感じたこと


と、リストを作ったり記事の下書きをしたりしているうちに運良く50%オフセールと50%ポイント還元セールが始まったので、わくわくしながらページに行ってみたのですが…探しにくいですねこれ!!!
リストにある本を探すのは検索で一つ一つ当たっていけばいいとして、何か他にも読みたくなるような本あるかな~って感じで眺めようと思うととたんに難しくなる。

著者一覧はやたらとページが分かれてて並び順も五十音順かと思えばそうでもないっぽい。ジャンルで絞ろうにもジャンル分けが今イチピンと来ない。しょうがなく「おすすめ順」で全ページ黙々と見て、もう一回最初のページから辿ろうとしたら、あれっ…さっきとちょっと順番変わってる…?確か何ページのこの辺にあったはず、は通用しないのか…!?(笑)
あと一番困ったというかイヤだなぁって思ったのが、セール対象のトップから→文学・評論→小説・文芸ってジャンルをいくら絞り込んでいっても、人妻()とか未亡人()とかがいつまでも排除できなくて表紙が目に入って来ること!ちょっとこれは…どうしたらいいのかなぁ…

しかも、リストアップした本はほぼ全滅状態でセール対象に該当せず…Oh…

とはいえ結局、なんやかんやセール対象本を2冊ほど、その還元ポイントを使って昔手放した懐かしい本(20%オフ)も3冊勢いで買ってしまいました。 
なんだろう、この「還元されたポイントを使ってポイント還元本を買い、また還元されたポイントでポイント還元本をry」の無限ループにハマってしまいそうで怖いです…(笑)


そんなこんなで、とにかく焦らずじっくりと機会をうかがいつつ、少しずつ蔵書を再構築していけたらと思います。
Kindleを手に取ったらその中にたくさんの大好きな本たちが待っている…そんな天国を目指したい…!