TEMA-NUKI Days

かんたんべんりにくらすためのちいさなライフハックなど

初めてのネットカフェレポ&手引き(のようなもの)

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そういえばこの夏、初めてネットカフェに行ってきました。

昨日の「がっちりマンデー!」で「快活CLUB」を取り上げていて、それでこの記事を書いたまま上げ損ねていたのを思い出しました(笑)

昔はよく漫喫に行っていたし、ネカフェにも興味はあったのですが、結婚してからは行く機会もなく、それにちょっとこわいイメージがあって…だってなんかビリヤードとかカラオケとか併設されてて遊ぶ方がメインっぽいしすごくにぎやかそうだし煙草で煙たそうだし漫画の方はブースとか狭そうだし照明暗そうだし女性一人じゃ怖そう……?

でもマンションに工事が入り、長時間家を空ける必要に迫られてさんざん悩んだ末―― ネカフェに行くしかないか…!と覚悟を決め。
一番近くにあったネカフェ、「快活CLUB」に初めて足を運んでみました。

で、実際行ってみて。

―― ネカフェいいじゃない!!!??なんで今まで行かなかったの!?めっちゃ楽しい!毎日でも行きたい!!!

って、すっかりテノヒラクルー状態に(笑)
6時間パックで漫画20冊読んできましたが、きれいで静かで煙たくないブースのリクライニングシートでドリンク飲み放題の漫画読み放題だなんて、天国はここにあったんだ…!感がとてつもなくて、また機会があったらぜひ行きたいし、行ける機会がなかなか作れないまま冬まで来てしまった現状がもどかしい!

とはいえ、基本的に超ビビリな人間なので、行く前にはそりゃもういろんなことを調べまくりました。
ところが、意外と知りたいことがわからない!行ったらまずどうしたらいいの?とか、ブースの中ってどうなってるの?とか、写真だけじゃ伝わらないことが結局行くまで不安でしょうがなくて。
というわけで、せっかくなので自分が事前に調べたこと、知りたかったことを、実際に行ってみての経験を交えてまとめておきたいと思います。
もしわたしのように、ネカフェ行ってみたいけど初めてでどうしたらいいか不安…っていう方がいらしたら、お役に立てれば幸いです。

なお、あくまでも特定の店舗における個人的な体験をもとに書いたものなので、すべての店舗やすべての方々に等しく当てはまることではないことをご了承ください。

事前の準備


まずは事前の準備から。
ネカフェにはたいてい、仕切りのないオープンな席と、一つ一つ小さく壁で仕切られたブースとがある、みたいですよね。
で、ブースで落ち着きたいという場合は、快活CLUBでは「会員登録」(入会金アリ)が必須になります。
そうすると初来店時はまず会員登録のためにカウンターで書類を記入することになるのでしょうが…アレめんどくないですか?焦るし、ちょっと苦手……

でも、快活CLUBのアプリ上から仮登録をすると、実店舗で画面を見せればすぐ会員登録が終わる!
それを知って、アプリ(無料)をすぐにダウンロードしました。

快活CLUB公式アプリ
(2016.12.04時点)
posted with ポチレバ

で、前日に仮登録を済ませておきました。事前準備してある!って安心感で、ヘタレなわたしはだいぶドキドキが抑えられました。

 

入店


入店したらカウンターで「初めて利用します」と言えばあとは店員さんがとても親切にナビしてくれるので大丈夫!
一応わたしが経験した手順を書いておくと――

シートの種類、料金体系についてざっくり説明→選択

まず最初にシートの種類(リクライニングやマッサージなど)や料金体系の説明がありました。
で、その流れで「ブース or オープンシート」「どのタイプのシートにするか」「禁煙 or 喫煙」などを選択。―― ちなみにわたしは「禁煙」「ブース」「リクライニングシート」を選択。

料金に関しては、この時点では説明があるだけで、パックなどを選ぶ必要はありませんでした。
その代わり退店時に、滞在時間から料金を算出 or その滞在時間に一番近いパック料金、のおトクな方が適用される仕組みのようです。

 

会員登録

シートなどを決めたあと、会員登録をしました。
スマホアプリの仮登録画面を見せてバーコードを読み取ってもらい、本人確認書類(運転免許証)も提示して、1分くらいで会員証の完成!
ぺらっぺらなプリペイドカード的な会員証でしたが、これで全国どの「快活CLUB」も利用できるそうです。

 

ブース決定&伝票発行

そのあと、手元の店内見取り図を見ながら「お客様のブースは○○番、この辺りになります」と説明を受けます。
ドリンクバーはこちら、トイレはこちら、などの説明も受けてから、ブース番号と入店時間の印字された伝票クリップと紙おしぼりを渡され、それではごゆっくり~!と送り出されました。初回でもブースまで案内とかはないんだな~って思いましたが、まあ迷うほどの広さや造りではないので大丈夫です、たぶん。

ちなみに店内はこんな雰囲気(リンク先 ↓↓↓)  公式サイトに掲載されている写真ですが、わたしが行った店舗もほぼ同じ感じでした。

www.kaikatsu.jp

 

ブースでの過ごし方


さて、指定されたブースに向かいます。
店内は思ったより明るくとても静か。穏やかなBGMが小さく流れて心地良く、煙草の匂いもほとんど気になりません。
すぐに大きな本棚がいくつも現れて、おお~すごい!と思いながら先を見ると―― 明かりを落とした薄暗いスペースがどーんと広がっていて。
そこが、各ブースが何列にも配置されたスペースになっています(上記サイトの写真を参照)

 

指定された番号のブースに入る

ブースのある場所に行けば、各列の通路入口部分に「○○番~○○番」的な表示があるので、自分のブースはすぐ見つかると思います。

で、実はわたし、閉所恐怖症なんですね……人目を気にせずのんびりくつろぎたかったのでブースを選択はしたものの、圧迫感のある場所はとても苦手なので、もしかすると息苦しくなって早々に退散するはめになるかも、とドキドキしていたのですが―― 大丈夫でした!意外と広い!

ブースの幅は一般的なPCデスクよりも少し広め(90cmくらい…?)、奥行きはデスク+リクライニングシート+αくらい。扉を内側に開けるときに椅子の背もたれが少しだけ邪魔になる、くらいの奥行き感です。
高さは、身長164cmのわたしが立っても外が見えないくらい…頭は出てたかもなので、180cmくらいの人なら外が見えるくらいなのかな?
広さ的にはほんと、思ったより全然息苦しくなくて、のびのびできるスペースでした。

 

透明な扉にひざ掛けをかける

わたしが行った店舗は、各ブースの扉は透明なパネルで、高さ50~60cmくらい(下部分は素通し)。透明なので扉を閉めても中は通路から基本丸見えです。

ところが、周りのブースの扉は何かカーテンみたいな布がかかって目隠しされてる…???
よくよく観察してみると、ブースに備えてあるひざ掛けを透明な扉にかけてカーテン代わりにする、という暗黙の了解(?)があるみたい。

ということで、さっそくわたしもマネしてみました。確かに落ち着きますわ、これ……足元は見えても別に構わないので、透明な扉の部分だけでも隠れるようにすると、ちょうどいいバランスで落ち着くと思います。

 

横の壁にある蛍光灯のスイッチを入れる

ブースの中は、予想以上に暗いです!こんなに暗いんじゃ漫画なんて読めなくない…?

でも探してみると、左側の壁の上部に小さめの蛍光灯が。スイッチをオンにしてみると明かりがついて―― 目の前のPCの電源もオンに!連動してる?でも帰りに蛍光灯をオフにしたときにはPCはつきっぱなしだった気がするので、どうだったんだろう…?(テンパってたのでリサーチ不足すみません) 

 

貴重品を適宜処理

漫画を探すにもドリンクバーに行くにもブースを離れることになるので、貴重品の処理をします。
事前にネットで調べたときには、各ブースの中に小さな金庫みたいなのがあるっぽかったのですが、実際には観察不足ゆえかブース内にそのようなものは見当たらず。

気になる方はやっぱり貴重品を持って出歩いた方が安心だと思います。
でも店員さんは思ったより大勢うろうろしているので、あまり不審な動きをしているような人は容易に見咎められるのではないかなーと期待もしたり……

 

ドリンクバーで飲みものを選ぶ

さて、態勢を整えたらここからは各自思いのままに、といったところですが、わたしはまず飲みものをゲットしに行きました。

ドリンクバーはおかわり自由、ラインナップは一般的なファミレス並(またはそれ以上)ではないかと思います。
コーヒー、紅茶、ココア、カフェモカ、ティーバッグで提供できるありとあらゆるお茶、ジュース各種、わかめスープもありましたし、ネットで調べたときはコーンスープもあるとの情報も見た気がします…今回は探すのを忘れてしまったので未確認ですが。
もちろん砂糖やミルクなどもたっぷり準備されていて、好きなだけ使えます。
あ、カップがちゃんと厚手の陶器製なのも好印象でした!

そして「快活CLUB」の売りはなんといっても「ソフトクリーム」食べ放題!
器にぐるぐる~っと自分で盛りつけられて、何回でもお代わり自由です!アイスコーヒーやジュースの上に載せればフロートにもなる!すごい!
―― が、わたしが行った日は夏なのに肌寒い日で、温かい飲みものの方が恋しく…しかも長時間いるとエアコンで体も徐々に冷えてくるのでますますソフトクリームに手が伸びず。
次回行ったら絶対にまずソフトクリームから食べます!

 

漫画を探す

ブースに戻って飲みものを置いたら、いよいよ満を持して漫画を探しに。

お目当ての漫画がある場合には、ブース内のPCの初期画面が「快活CLUB」のサイトになっているので、そこから「コミック検索」で作品のある棚の番号を調べることができます。本棚の前の通路にも「コミック検索」できるPCが置いてありますし、これは本当に便利!
逆に、本棚を見て回りながら「あっこれ懐かしい!」とか「これ読みたいと思ってたんだ!」などとその場での出会いを楽しむのも一興だと思います。
見つけたら一度に数冊持って来て大丈夫だと思いますし、本棚周辺には取っ手付きの小さなプラカゴもたくさん置いてあります。わたしはめんどいのでそのまま手で持って来ちゃいました(笑)

新刊もかなり揃っていましたし、雑誌もたくさん置いてありましたし、いくら読んでもまだまだある!って感じで本当に至福の空間でした。

 

無料のモーニングセットを注文する

これも「快活CLUB」の売りのひとつだと思うのですが、朝10時半までに注文すれば、一人一回無料で「トースト半切れ+バター+コーン+ポテト」のモーニングセットが食べられます。さらに+100円払うと倍量の「Wモーニング」セットに!

事前に調べていったので最初から注文する気満々だったのですが、運ばれてくるタイミングがよくわからなかったので、作戦(?)として上記のようにまず飲みものと漫画をキープ。そのあと注文したので、漫画を読みつつ熱いコーヒーを飲みつつ、ゆったり待つことができました。

ちなみに注文は目の前のPC画面に注文用のサイドバーが常時表示されているので、そこからメニューを見てクリックして注文することができます。他に、ブースの壁に設置された電話でも注文できますが、周りがかなり静かなのでPC経由の方が気兼ねなく注文できてありがたいですね。
注文が終わるとしばらくして画面にポップアップが出て、「注文を承りました。出来上がりしだいお持ちします」的なメッセージが届いたのが、ちゃんと注文できてるなって安心できてポイント高し。

 

モーニングを受け取ってあとはのんびりお好きなように

10分(もかからなかったかも)くらいすると店員さんの足音が静かに近づいて来て、扉をコンコンと叩く音が。
振り向くと、店員さんが扉(に掛けたひざ掛け)の下から軽く身をかがめてトレイを見せつつ「お持ちしました」と―― こちらは椅子に座っているので、ちょうど視線が斜めに合う感じで。なるほど、ノックしたのが店員さんだとすぐにわかってこれは安心です。

扉を開けてトレイを受け取って、PCデスクの上に。お会計はもちろん退店時に一括です。
トーストは厚みがあってかりっとあたたかく、すぐにバターをのせれば溶けてバターナイフでスムーズに塗ることができます。ポテトもあたたかくて食感も悪くありません。
これは早めに食べれば十分美味しいと思います。

ちなみにわたしは100円払ってWモーニングにしました―― 小食なので、それで昼食も兼ねれば十分だろうと。
で、量的には確かに十分でしたが…冷めるとさすがにもそもそしますね(笑) 味も単調なので飽きてきますし…小食の人があたたかいうちに食べたいのなら普通の無料モーニングで十分だと思いました。
メニューはかなりバラエティ豊かなので選び放題ですし、お隣からはお昼頃にほのかなカレーの香りが漂ってきて美味しそうでした…次は普通のモーニング+あとで小うどんとかたこ焼きとか、今見たらフィッシュ&チップスとかも追加されてる!いろいろ試してみたいな~。

―― と、食べたり飲んだりしながら、漫画を読み、少し飽きたらPCでネットをちょこちょこ見たり(TVや動画も見られるらしいです)、新しい漫画を取りに行き、また漫画を読み―― と思う存分のんびり過ごしました。

 

冷えてきたら追加でひざ掛けを

上でも書きましたが、長時間いるとだんだんと体が冷えてきます。エアコンが強いわけではないのですが、夏仕様の服装でエアコンの効いた室内でじっと何時間も座っていればそりゃ冷えますよね…

そんなときは、店内の通路にひざ掛けがたくさん並んだ棚があるので、そこからいくらでもひざ掛けを借りてくることができます。
わたしも途中でそこから追加のひざ掛けを持って来て、オットマンにのせた足をくるむようにかけてあたたまっていました。

 

トイレもとてもきれい

「快活CLUB」を選んだ理由のひとつが、「料金は比較的高めだけどその分静かできれい」という感想が多かったから。
で、確かに評判通り、どこもきれいで清潔でしたし、それはトイレも同様!広くて明るくてきれいで、女子トイレには座ってメイク直しができるスペースもありました。

全体的にどの場所もきちんと整えられていて清潔感がありましたし、最初にも書いたように煙草の匂いも気にならず、みんなマナー良く静かに過ごしていて、本当に快適。
女性客は少ない雰囲気でしたがときどき本棚ですれ違ってなんとなくホッとしましたし、ドリンクバーで隣り合わせたりする男性方もみなさんジェントルで安心して過ごすことができました。

 

退店


事前に料金体系を調べて、6時間コースがちょうどいいかなぁと思っていたので、5時間40分くらいの滞在で帰り支度。

食事のトレイはいくつか返却場所があるのでそこに返却、ひざ掛けも同じく返却場所に返し、忘れものがないかチェックしたら壁の蛍光灯の電源をオフに。
伝票クリップを持ってレジに行くと、滞在時間から料金を算出してくれます。

時間を調整してレジに行った甲斐あって、思った通り6時間パックの料金+入会金+Wモーニング代で¥1,908の支払いでした。
1年間有効のポイントが119ptついたので、次回使おうと思います―― こうして取り込まれて行くんだろうな…(笑)

 

気軽さと快適さと安心感


わりとネガティブなタイプなのでありとあらゆる悪い想定をしながら緊張して出かけたのですが、実際行ってみたら本当に快適で、機会があったらぜひまた行きたい!と次の算段をしています。
月刊少女野崎くん』を半分までしか読めなかったのが心残りで…それだけ読みに1時間くらい行ってもいいかな~とか、でもせっかくだから3時間パックでお昼またいで、何か美味しいもの食べながらゆっくり他の漫画も楽しもうかな~とか。

外出も外食も苦手で出不精で閉所恐怖症なわたしのような人間でも、こんなに楽しむことができて本当にうれしいしありがたい!
それもこれもやっぱり「清潔感」「ゆったり静かな雰囲気」のおかげだと思いますし、これからネカフェ初挑戦でお店選びに迷ってる方がいらしたら、たぶん品揃えなどはどの店も同レベルだと思うので、自分が大事だと思うポイントはどこか、それをクリアできるのはどの店かという観点で選ぶのも良いのではないかと思います。

きれいでサービスのいいネットカフェ、これからも増えますように!