TEMA-NUKI Days

かんたんべんりにくらすためのちいさなライフハックなど

「タイニーハウス~大きなアメリカの極端に小さな家~」から学んだこと

 

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「タイニーハウス~大きなアメリカの極端に小さな家~」というアメリカの番組が、昨年11月、そして先月とヒストリーチャンネルで放送されていました。

www.historychannel.co.jp

どんな番組なのか


せっかくなので、番組の紹介文を引用させていただきますね。

昨今アメリカで密かなブームとして注目を集めている「極端に小さな住居」に焦点を当てる。小さな住宅建築の専門チームがデザインし、最先端テクノロジーを駆使してタイニーハウス(極小住宅)の建設に挑む。独特で風変り、そして極小ハウス(およそ30平米以下)を探し求めてアメリカ国内を巡る。ニューヨークの極小アパートの一室からジョージア州の長屋に至るまで、小さなスペースを活用しながら創意工夫を凝らす若きチームを追う。彼らのアイデアあふれる住み方も紹介。全16話

- タイニーハウス~大きなアメリカの極端に小さな家~ || ヒストリーチャンネル

なかなかおもしろそうでしょう?

なんでもかんでもビッグサイズ大好き!なアメリカ人が、日本感覚でも小さすぎるんじゃ?と思えるような狭小住宅に住む…?
大丈夫?できるの?という興味と、単純にこういうビフォーアフター的な番組が大好き、さらに狭小住宅に工夫して暮らす的なレポも大好きなのとで、初回からしっかり録画してわくわく見させていただきました。

で、結論から言うと、すっごく楽しかったです。これは大当たり!

地下室から屋根裏部屋まであるような巨大な家から、その半分以下の床面積しかないような狭小住宅に引っ越すわけですから、まずタイニーハウスに持ち込むものを取捨選択せねばならず、その過程からもう見ていてわくわくするし。

完成した家も、タイニーハウスの専門家だという建築チームのセンスがいいのか、へんてこハウスとかトンデモハウスがほぼゼロ。
確かにめっちゃ狭いけどスッキリとしたシンプルな家が毎回きちんと完成するので、爽快感があります。

あとお国柄なのか建築チームの自画自賛がすごい(笑)。「とても難しかったけどほしいものは全部入れたよ!」「予算は厳しかったけどとてもそうは見えないだろ?」みたいな。
そして、クライアント家族の「ワーオ!」「ウソだろ…!」「見て!」「信じられない!」「完璧だ…!」的な、吹き替えあるあるな雰囲気も楽しくて。

そして毎回必ず、1か月後くらいにその後の暮らしを取材しに行くんですよね。
で、クライアントがわりと平気でクレームを言う(笑)。シンクが小さくて使いづらいとか、この飾り棚はクロゼットに変えちゃったわ~とか。
でもその方がリアルだし、多少の不満はあれどだいたいは満足して暮らしてるので、嫌な雰囲気にはならずホッとします。

あとは、建築中の箸休めみたいな感じで他の狭小住宅も紹介してくれるのですが、これがまたいい感じの家ばかりで。
初回に出て来たニューヨークのアパートの一室なんてもう最高にモダンでシンプルでオシャレで、狭小住宅の夢が詰まった素敵物件でした…あんな家に住みたいなぁ…

ってことで、毎回とても楽しませてもらいました。リピート放送があったらぜひ!


で…楽しく見ているうちに、気づいたことが。

それは、「タイニーハウス=不便」じゃない、 「シンプル」と「便利」は両立する、むしろ私は両立させたい!ということでした。

 

クライアントの要求が多すぎる?


これもお国柄の違いなのかなーと思うのですが、まーとにかくクライアントたちの要求が多い!そして無茶すぎる!(笑)

・フルサイズのキッチンがほしい
・フルサイズのバスタブがほしい
・クイーンサイズのベッドじゃないと寝た気がしない
・食器洗い乾燥機を使いたい
・普通サイズの冷蔵庫を置きたい
・普通サイズのオーブンも置きたい


まだこの辺はわかる…でも狭小住宅に住みたいんだよね…?ってツッコミたくはなります(笑)

さらに要求は回を重ねるごとにエスカレートしていき、

・設備の整った音楽スタジオになる部屋がほしい
・パラグライダー(ハンググライダーだったかな)を家の中に収納したい
・大型の鳥を数羽、家の中で飼育したい


みたいな、だったらもうタイニーハウスじゃなくていいじゃん!みたいな無茶振りの数々が。

この番組を見ていると、狭い家に住もうとしてるんだから多少は我慢しないと…なんて感じが全然ないんですよね(笑)
家が狭かろうが予算が少なかろうが「食洗機!」「全自動洗濯乾燥機!」「オーブン!」「バーベキューセット!」みたいな欲求や自分の趣味に清々しいくらいに正直。
で、建築家チームも「我慢しなさい」はあまり言わない。彼らのほしいものをどうにかして叶えてしまう。
あげく指紋認証でドアが開くよ♪ とかコーヒーメーカーまでスマホで操作できるよ♪ みたいな一歩先行く技術まで導入したりして、そういうの大好きなんで見ていてわくわくしましたが、タイニーハウスでこれ必要か…?

って感じで、おもしろがりながらも「やっぱ狭小住宅でも最新家電やテクノロジーは手放せないもんなのか~」ってちょっと違和感を感じてたんですが。


―― いやいや、別におかしくはないよね?と。

小さなスペースには最新家電を置いちゃいけない、とか。
ものを減らしてシンプルに暮らすなら便利なテクノロジーは不要、とか。
そんな決まりはどこにもないのに、どうしてわたしはそんなふうに思っちゃったんだろう?

 

減らす「もの」の対象って?


「少ないもので暮らす」「シンプルな生活」みたいなものを考えるときに、日本ではわりと「禅」的な暮らしを連想することが多いような。
つつましく、エコで、多少の不便をこそ味わい楽しむ、的な…あくまでも個人的なイメージですが。
わたしもそういう暮らし、憧れるしかっこいいなぁと思います。

その気持ちがいつの間にか

・「便利なテクノロジー」も減らす対象になる
・ものを減らすなら、減らした分の手間はもちろん自分が負担する


的な思考につながっていた、のかもしれません。

でも、そもそもどうして自分が「少ないもので暮らしたい」のか、その原点を忘れていました。

めんどくさがりで不器用なわたしは、「手間を減らしたい」ゆえの「ものを減らしたい」がスタートであり最終目標だったはずなんですよね。
掃除や片づけ、ものの整理、そういう手間を減らしたい、だから「無駄なもの」を減らしたい。
なら…手間を減らしてくれる「便利なテクノロジー」は「無駄なもの」じゃない―― 食洗機や全自動洗濯乾燥機やオーブンも、持てるならば持って活用しまくればいいんじゃない…?

最新家電や最新テクノロジーに囲まれたシンプルライフ、十分アリ、ですよね。

だって「シンプル」と「便利」が並立しないはずがないですもん。

 

シンプルで便利、ありだと思います


こういう感覚は人それぞれだと思いますし、丁寧に手をかけてそれを楽しむ暮らしも素敵だなと思います。
わたしも、できるだけ手間は抜きたいけど手を抜きたくはないし、手を掛けたい部分もたくさんありますし。

ただ、苦手な家事をつらいと感じないような、手軽にスッキリした家を維持できる、そういう手間のかからない暮らしは追求したい。
楽に暮らしたいなーって願いはできるだけ叶えていきたいし、そんなんじゃダメかな…って後ろめたくなる必要はない。
デジタルもガジェットも家電も大好きで使うとわくわくする、だからどんどん取り入れて楽しんで使っていきたい。

この番組を見て、「無駄なものを減らそう!」「小さなスペースでシンプルに暮らしたい!」って気持ちもまた強まりました。
同時に、便利なものや快適で心地の良いものは持ち続けたり新たに取り入れたりしてもいいんだよね、それを活用して暮らすのもシンプルだよねって新たに気づかされた、そんな気がします。


シンプルで便利、いいと思います!

 

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