TEMA-NUKI Days

かんたんべんりにくらすためのちいさなライフハックなど

帰宅と同時に腕時計を外していた私が一日中AppleWatchを着けるようになるまで

タイトルまんまですね~。
 
AppleWatch、ずっとほしかったのですが、私にはどうしても譲れない(と思っていた)習慣がありました。
それは「アクセサリーを身につけ(られ)ないこと」。
 
結婚指輪はどうにか慣れましたが、ネックレスもダメ、イヤリングもダメ、腕時計はお気に入りのものがありましたがそれも外せる隙は逃さず外して机の上に置く(ちなみにそのまま忘れたことはありません、ちゃんと着けて帰る)。
とにかく異物が体についているのがどうにも慣れなくて、外から帰宅したらまず腕時計を外し、部屋着に着替えてやっと一息つける、そんな生活を何十年も送ってきました。
 
そんな私がまさか、好きこのんで一日中「腕時計」を、しかも家の中でずっと着けることになるなんて想像もしていませんでした。
 
そこまでの魅力がAppleWatchには確かにあると思います。
なぜ私がAppleWatchだけは着け続けていられるのか、自分でも振り返ってみたくなりました。
 
 

そもそもAppleWatchを買ったわけ

 
きっかけは勝間和代さんの本でした。
 
勝間さんの本はわりと好きで何冊か読んでいるのですが、その中で「座りっぱなしは喫煙より体に悪い、だが一時間ごとに数分動くと緩和される。AppleWatchにそのお知らせ機能があることを知って使い始めた」という趣旨の文章があって。
引きこもりで一日中PCの前に座りっぱなし、腰痛持ちの私にはとても耳の痛い文章でしたし、AppleWatchのその機能はいいなぁとほしくなり。
 
でも、上記の理由で私が家の中でAppleWatchを着けっぱなしにしているなんてできっこない。だったらPCやiPhoneのアラームを一時間ごとに鳴らして立ち上がるようにすれば同じことだろうといったん断念。
―― そうはいっても、実際にアラームをかけることはなく日々を過ごしていました。
 
その間にも、私と同じくらいガジェット好き、Apple好きな友人が先にAppleWatchを使い始めて「LINEも電話もこれで確認できて助かる。仕事中とても便利」と活用しているのを聞いて、また気になって。
やっぱり実際使っている人の体験談って一番効きますよね。具体的にどう使っているのか、どう便利なのかが実感として伝わるのでかなりぐっと来てしまい。
 
買いたい気持ちが醸成されてきたところにAmazonプライムデーでAppleWatchSEがセール!というニュースが飛び込んで来て。
気づいたら、クリックして注文していました……セール恐るべし。
 
 

なぜAppleWatchは一日中つけていられるのか

 
で、いよいよ本題。
帰宅したらすぐに時計を外してホッとしていた私が、なぜ好きこのんで家の中で一日中AppleWatchをつけるようになったのか。
 

文字盤を好きにデザインできる

詳細はのちほど触れますが、これは単純に「デザインできる楽しみ」もありますし、「自分の必要な情報だけを文字盤の中に好きなように配置できる」便利さも大きいです。
腕をさっと上げて文字盤を見るだけで、今自分に必要な情報をすぐに得ることができる。タップが複数回必要なものもありますが、たいていは1タップでアクセスできます。
これは外出時だけはもちろん、家にいるときにも強い味方になってくれます。
 
 

活動量計として優秀過ぎる

上記の勝間さんの著書での「一時間に一度は立って歩くべし」もそうですし、ちょうど買った頃に健康診断に向けてのダイエットを始めたのもあって、AppleWatchではなく活動量計を買おうかなと考えてもいたんですよね。
そんな私にとって、AppleWatchの文字盤のデザイン―― 「何時にどのくらい活動したか」がきれいに一目でわかる―― はとてもありがたくて。
これは見てもらった方が早いと思うので、普段の文字盤はこんなデザインです。
 

まるでアスリート用みたいな文字盤ですが、実際はただの引きこもりです(笑)
時計はもちろん必須、他にAppleWatchといえば丸いアクティビティの輪っかですよね。ムーブとエクササイズの輪はわりとすぐ達成できるので、一番内側のスタンド12回の輪を毎日閉じて三重丸にするのが毎日の目標です。
真ん中にはさらに具体的な活動のタイムラインを配置。何時頃どれだけ動いたかが見た目でなんとなくわかりますし、全然動けてないな~と思ったら意識的に家の片づけなどを始められるので、動くきっかけになります。
そして下の3つは、左から「歩数計」「水分摂取量」「ワークアウト」です。
 iPhoneの方のポイ活歩数アプリで詳しく見ているので、AppleWatchでは丸がどのくらい閉じかかっているか、あるいは閉じたかで感覚的に歩数をつかむ感じで。
・水分摂取量
 あまりにも水分を摂らない自分への戒めに……水を少し飲んだだけでお腹がかぽかぽになってしまうのですが、一日2L!なんて人もいるそうなので、まずは1Lから。
 それでもキツいですがこのアイコンのおかげで頑張れています。
・ワークアウト
 有酸素運動や筋トレを始める時にタップして、該当する種目(たっくさんあります!)を選んでスタートさせると、時間・消費カロリー・心拍数を表示し続けてくれます。
 が、引きこもりで腰痛持ちの私には「ゆうさんそうんどう?きんとれ……?」という世界なので、「家事」をワークアウトにカウントするという裏技を使っています。
 いつぞや母親が病院で医師に運動不足を相談したところ「家事はしてるんでしょ?それならその年齢の運動量としては十分!」と言われたそうで、家事あなどれません。
 私は一番活動する朝だけですが、ワークアウトの「その他」を家事としてカウントし、朝起きたらタップ、そしてすべてが終わって一息つくまでカウントし続けています。
 ゴミ捨てなども、マンションの階段を6階まで上り下りするだけで心拍数が140まであがったりして良い運動になってるなぁと実感できます。
 もちろん、できる範囲で動画などを見ながら有酸素運動もしているのでそのときはそれに合った種目を選んで記録をつけています。
 
と、これだけの情報量が一つの画面で一目瞭然。
これはずっと腕に着けておきたくなっちゃうじゃないですか~、だって外したらカウントできないですもんね。
「情報」大好きな自分としては、もうこれだけで「一日中AppleWatchをつけている理由」90%以上って感じです。
 

iPhoneアプリを使用できる

すべてではないと思いますが、共有アプリはたくさんあります。
一番便利なのはやはり「電話」でしょうか?
私が使っているのはWi-FiモデルなのでAppleWatch単体では通信することはできないのですが、家にいるときはもちろん外出中もiPhoneは必ず持っているので、通知をオンにしておけばAppleWatchで通知を受け取ることができます。
とはいえ、iPhoneを持っていればそちらで電話に出たりメールを読んだりすればいいので出番はない……と思っていたら、先日緊急で夫を車で迎えに行くミッションがあって。近所だったのですが信号待ちなどで少し遅くなってしまって、夫が何かあったのかと心配の電話をして来ました。で、腕に着けたAppleWatchがバイブで知らせてくれたのでとっさにSiriに電話を受けるよう指示。信号待ちをしながら用件だけ、「今向かってるところ!」と伝えることができました。iPhoneでは無理だったと思うので、こういうことか~!と感激しました。
 
あとは先日の記事にも書いたように、GoogleKeepもAppleWatchでメモを見られます。
外出中の買い物リストチェックはもちろんとても便利ですし、家の中でも目の前でストックがなくなったときなどにAppleWatchのGoogleKeepをタップで起動、買い物リストの済みチェックを外して未処理に戻したりもできます。
他にも病歴リストや服薬リストを手元でサッと見て書けたり、iPhoneを出さなくていいのは地味に便利です。
 
他にもタイマーやアラームはしょっちゅう使いますし、病院や役所、もちろん家などで書類を書くときに「今日、何年何月何日……?」って必ずなるので、カレンダーで表示できるようにして。
服薬も記録できるようになりましたし、この辺りのアプリを詰め込んだ文字盤も1つ作ってスワイプですぐに見たり記録したりできるようにしています。
 
つまり、AppleWatchを腕につけているだけで必要な情報を得ることができ、すぐに記録したい、作動させたいものを立ち上げることができる。
iPhoneを取り出すよりずっと早いので、腕に着けている方が楽だな~ってなります。
 

着けていることが気にならない

文字盤も大きいですし、やっぱり金属であり機械なので充電のあとはアツアツで腕に着けると熱っ!てなります。
でも、いったん着けるとなぜか気にならなくなるんですよねえ……
慣れたのかもしれませんが、本当に不思議です。
 
バンドもいろいろ試して自分にとって着け心地の良いものを選んだので(バンド沼の話はまたいつか記事にします)、そのおかげもあるかもしれません。
 
それから、腕に着けていることを前提にした「体への働きかけ方」が優しいなと感じます。
音は全部オフにしてあるので、それこそ一時間座りっぱなしだと「立ち上がって!」という指示がバイブで伝わるのですが、このバイブの感じもなんとも良いんですよねえ、こつん、ってやさしく叩くような震え方で、手や指先までぶるぶる震えるような不快感が全くない。こつん、を感じたくて着けている部分もあるくらいです(マニアック?)
 
もともとばね指や腱鞘炎を患っているので家では手首と指のサポーターをつけているのもあって、シリコンや布のバンドだと感覚が似ているのも大きいかもです。
入手してから半袖の季節だったので目に見える分意識もしましたが、長袖を着るようになったら袖に隠れて見えなくなり、うっかり着けているのを忘れて探すこともあります……びっくりです。
 

「着けたい」気持ちがなにより勝る

結局は何をおいても「AppleWatchを着けたい!」という気持ちがなによりも勝ったのが勝因(?)なのかなと思います。
 
そしてその「着けたい!」気持ちにさせてくれたのが上記の理由、というわけですね。
 
メリットが大きくて、気に入っていて、着けるのがうれしくて楽しい。
だからこそ、アクセサリーも時計もすぐに外したがる私が、家でも一日中着けていられるのだと思います。
 
ちなみに、寝るときは外します。
睡眠ログ録らないの!?と驚かれる方もいるかもですね、むしろそれが大きな売りじゃない!と。
実は届いた初日に着けて寝てはみたのです。ログも録ってみました。―― 結果、なるほど、寝てるな……というリアクションで終わってしまったので……
 
やっぱりワクワクが大事!
着けたい気持ちがなにより勝る限り、AppleWatchは起きてから寝るまで着け続けると思います。
 
次は絶対に常時点灯モデルを買うぞー!と今から予算を計上中です。