TEMA-NUKI Days

かんたんべんりにくらすためのちいさなライフハックなど

趣味と会計とミニマリズム

 
なんとなくアウトプットしたくなり、ブログを再開してみました。
とはいえ、気まぐれ更新になると思いますが、それもまた楽しんでいきたいと思います。
 

今ハマっていること3つの相関関係が心地良い

 
ブログを再開するきっかけも含めて、今ハマっていることが「一見関係ないのになぜかつながり、うまく循環している」のがなんとも心地良くて、書き記しておきたくなりました。
 
趣味を始めたら、必要にかられて会計を始め、それがきっかけになって眠っていたミニマリズムへの好奇心があた揺り起こされ、それがまた趣味や会計のブラッシュアップにつながる。
気づいたらとてもいい流れが巡っていて、今とても楽しいです!
 

 

スケジューリングの工夫

私がアニメ・漫画・ゲーム系のオタクであることは何度か書いていると思うのですが、去年から同人活動を始めました―― 正確には、創作活動自体はもう何年も前からしていたのですが、去年初めて「同人誌」を作りました。
 
文を書いて投稿し読んでもらうだけで十分満足していたのですが、本にまとめないのですか?と声を掛けていただいて。本を!?私が!?「同人誌」は読むもの、出すなんて考えもしていなかった……とためらったものの、えいや!と飛び込んでみました。
 
結果的にはとても得がたい素晴らしい経験をさせてもらえたなぁと大感謝ですし、これからも作って行きたいなと思っています。装幀を考えたり、拙いながらもお絵かきソフトでデザインしたり、文字書きのセンスとスキルの限界はありますが(そして校正のつらさは何度やってもやっぱりつらい……!)本作り、楽しいです!
 
で、スケジュールです。
もともとGoogleカレンダーやTODOリストを駆使して大して多くもないスケジュールを管理するのが大好きな人間でしたが、本を作るに当たってはリアルな「〆切」が存在します。
そこから逆算していつからどんな作業を始めるか、私生活のスケジュールとどう調整をつけるか。プロではないので自分自身で管理するしかありません。
 

Excel

私はExcelが大好きなので家計管理もゲームのキャラやアイテムの管理も本やDVDの管理も自己流のExcelでじゃんじゃか表を作ってやってしまうのですが、本作りもしかり。
入稿までのスケジュール、入稿後頒布までのスケジュール、そして経費の計算、決算、在庫などなどすべてExcelで管理しています。
一冊目を終えて、特に経費に関しては後ほど触れる項目のきっかけもあり、足りなかった部分や要らなかった要素を取捨選択して、よりわかりやすく管理のしやすい表を追求中です。
 

Googleスプレッドシート

上記のExcelでどうしても踏み切れなかったのが「年間カレンダー」。
自作するには面倒さが勝ってしまい、上記のように「入稿まで」「入稿後」とカレンダーを2つに分けて管理していました。
しかし!世の中には絶対に年間カレンダーのテンプレートを作成・配布してくださっている方がいるはず!
そう信じて探した結果、いらっしゃいました!万年年間カレンダー、しかも祝日まで色替えできるようなテンプレートを配布してくださっている方が!
 
 
これで長いスパンでのスケジュール管理が可能に。
再販準備をしながら新刊のスケジュールを管理しつつイベントに向けてのお品書きなどを準備する―― のを、プライベートの通院や行事などと調整しながらスケジューリングできる!
これは本当に助かっています!ありがとうございます!
 

GoogleKeep

上記とは逆に、日時のはっきりしないタスクの管理はGoogleKeepで。
もともとは買い物メモに使用していたのですが(これもいずれ記事にしたい便利さです)それに加えて「やるべきことリスト」と「やりたいことリスト」を作成。
親項目と子項目を作れるので、たとえば本作りなら「○○(タイトル)」の親項目の下に「ページ数を確定」「印刷所に発注」などの子項目を。家事ならば「掃除」の親項目の下に部屋や場所の名前を。
さらにもっと長いスパンで「終活に向けての○○」や「自筆遺言書について調べる」など、いつでもいいけれどいつかはやりたいことも記しています。
そして「やるべきこと」は元気がある午前中に、「やりたいこと」はパワーダウンする午後でもやれる!と時間を分けることに。
これが良い感じで、一日の流れがすんなり楽しく進んで行きます。もちろん「やるべきこと」が午後までなだれこんでしまうこともありますし、午前中から「やりたいこと」に手を出してしまうこともありますが、その辺りは柔軟に。
 

Todoist

日時が決まっているルーティンワークはTodoistで。
以前はRemember The Milkを使っていたのですが、Googleカレンダーと同期できてPC上でもコンパクトに、そしてiPhoneアプリとAppleWatchでも使えるものとして探した結果Todoistに。
使い勝手はRTMとほとんど変わらないですし、洗濯や掃除、資源ゴミの日など家事のルーティン管理が目的なので、たまにはうっかり見忘れてしまうことも。
それでもなんとか回るくらいにゆるく使用しています。
 
 

会計(家計も含めて)の勉強と記録

もともと家計管理も大好きで、家計簿ソフトをメインに、でも自分が見たいグラフを作るためにExcelでも、家計とライフプラン、そして個人資産の管理をしてきました。
そこに「本」が加わって、上記のようにExcelで管理していたのですが、今年分から確定申告をすることに。
そうなるとド素人の自分+Excelではとても無理!
でもこれもきっとネットに何かあるはず!と検索した結果出会ったのが「やよいの白色申告オンライン」でした。
 

やよいの白色申告オンライン

ソフトを買わずともオンラインでアクセスできて、フリープランならなんと毎年無料!有料プランとの違いは「メールや電話で相談できるかできないか」くらい(他にもいろいろありますが、白色申告レベルなら大きな違いはそのくらいではないかと)、アプリもあります。
 
 もちろん無料のフリープランで!と思っていたのですが……最初の方の単純な操作でどうしてもどうしてもわからないところがあり、検索しても誰もそこで引っかかっていない……!こうなったらメールで聞くしかない!と発作的にベーシックプラン(初年度年間¥4,600)に加入してしまいました。そして質問した結果、本当に単純な見逃しだったことがわかり……うう悔しい……!
でもベーシックの料金は一年目は半額、そして一年目はわからないことだらけだから質問し放題のベーシックプラン加入は結果的に正解だったと思います。質問は「操作方法」には限られるのですが、営業日の17:30までにメールを送れば当日中に丁寧な回答が送られてくるんですよ、すごい……!
申し訳ないので質問はなるべく午前中に送るようにしていますが、できる範囲内でどんどん質問させてもらっています。
 
で、会計です。
今までExcelでつけてきた経費などを、まずは「やよいの白色申告オンライン」に転記。
「科目」?「仕入」?き、「期首棚卸高」……?などなど、分類に悩んだり初めて聞く単語に首をひねったり、わからないことは検索したり税理士さんに相談できるサイトで相談してみたり。
 
そうしてだんだんとわかってきた知識をもとに、上記の「本作りExcel経費表」をリニューアル。
最終的な確定申告はやよいにお任せしますが、収入と支出に関してはやよいでもExcelでも同じ数字が出るように表を作れたので、それをもとにExcelでは試算などができるようあれこれ手を加えてみたり。
正確で公式な会計処理はやよいで、非公式な部数の試行錯誤や「製作日誌」込み(発注日と入金日は違ったりしますし、納品日や委託発送日などはやよいにはつけられないですし)の収支表はExcelで、と使い分けもできるようになってきました。
 

経費に敏感になる

確定申告を見据えて、経費にやたら敏感になりました。
しょっちゅう通院しているので医療費控除は使えないか?など洗い出してみたり(今年分は断念しましたが)
そうして家計に関わる部分も見直しているうちに、家計そのものの見直しもあらためてするようになり、固定費で削れるところや変動費の無駄遣い削減など気を引き締めるように。
ライフプランもExcelで昔DLしたものをずっと使っているのですが、最近話題の「FIRE」も視野に入れながら投資も力を入れたいなと思うように
 

投資活動の休眠から目覚める

記録はつけていましたが、株もFXも放置気味でした。
が、円安の今、そして確定申告を決意したからこそ、FXのスワップポイントを利確しようと決意(ポイントだけ利確できる会社なのです)
これまたExcelで管理している投資のポジション一覧を再びこまめに更新するようになり、含み益の把握、また元金の再確認など投資についても活動再開です。
 

サブスクの見直しと取捨選択

家計の見直しからサブスクに関して取捨選択をしました。
アマプラは旦那が、ネトフリは私が見たい番組があるので継続。Spotifyは無料プラン。スカパーは見なくなっていたチャンネルを契約解除でだいぶ料金が安くなりました。
そんな中、たまたまAmazonでたまにやる「kindleUnlimited」3ヵ月199円、のプランをギリギリで発見し、再加入。
 

創作のアウトプットが続いた反動で、インプットが楽しくなる

ここ数年ずっとアウトプットが続いていたので、サブスクも読書もおざなりになっていたのですが、今回それじゃもったいない!と久々にネトフリでインテリアやリフォーム番組を見直し、kindleUnlimitedでミニマリスト関係の本を中心に読んでみて、あーインプットって楽しいな!とあらためて。
リフォーム番組は目の保養、そしてタイニーハウスには大いに刺激も受けました。
そして本では、最近触れていなかったミニマリズムの考え方に再び触れて。そうだ、そうだったと頷くことばかりでしたし、新たな、そしてぴったりハマる考え方にも出会えました!
 

ミニマリズムの研究・実践

ここ数年も片づけやものを減らすことは続けていました。
目標としては「来たるべき引っ越しのときに身軽にできること」「毎日雑多な物に煩わされずにスッキリ暮らすこと」。
以前買ったミニマリズムの本もたまにkindleで読み返していましたが、今回のUnlimitedでこれだー!という出会いがありました!
 

ミニマリストしぶさんの考え方にしっくりくる

今回さまざまな方の本を読みましたが、「私の考えてたミニマリズムはこれなんだ!」と思えたのが、ミニマリストしぶさんの『手放す練習 ムダに消耗しない取捨選択』でした。
 
 
しぶさんのお部屋の写真や持ち物の少なさを見ると、ああミニマリストだな、と思える最小限の暮らしをされています。
でも、しぶさんの考え方は「大好きなものに囲まれて暮らすために、好きじゃないものを処分する」というもの。
それから「面倒くさいを解消するためのものには出費を惜しまない」も。
からしぶさんのお部屋には洗濯乾燥機もブラーバもありますし、iPhoneはいつも新型、NintendoSwitchでゲームも楽しんでいます。
 
そう、そういう生活がしたいんですよ!
 
このブログのタイトルである「TEMANUKI=手間抜き」はまさにその「面倒くささの解消」が目標なんですよね。
そのための出費は私も抑えたくないですし、逆にそのための費用を優先するために他の不要な部分をカットしていきたいと思っています。
 
でもミニマリストの方々の本を読んでいるとこう、修行僧と言いますか……物を捨てれば物欲も消える!何もかも捨てて掃除は雑巾がけ、洗濯は手洗いで十分!みたいな感じがあって、でも私はこの時代だからこそ享受できる便利さは取り入れたいなぁと思っていて。
それを、しぶさんは積極的に取り入れてらっしゃる!これが私の目指す「ミニマルライフ」だ!とやっと出会えた感がありました。
 

タイニーハウス番組や配信にハマり直す

上記のように、スカパー→ネトフリで見ていたタイニーハウスの番組の続きを見たり、YouTubeでこまめに新規配信されているタイニーハウスの配信を見たり。
これもまた、ものを減らそう、大事な、大好きなものだけに囲まれる生活を送れるようになろうという思いを強くしてくれています。
ネトフリの方は一巡目を終えてしまったので、二巡目に入ろうかと。
そしてYouTubeの方は日本語訳がないので何を語り合っているかはさっぱりわからないのですが、それでも見ているだけで素敵だなぁ、マネしたいと思える家が多くてわくわくしています。
 
 

そして3つは循環する

 
同人活動にハマってスケジュール管理をさらに工夫
 ・「やらねばならないこと」と「やりたいこと」をリストアップ
 ・時間の使い方が改善されてくる
→お金の動きをきちんと見直す時間と意識が生まれ、初の会計処理にもチャレンジ
 ・家計改善の意欲も高まり、まず支出を減らす方へとシフト
→支出を減らす方法の一つとしてミニマリズムを再発見
 ・しっくりくるミニマリズムの考え方にも出会い
  自分自身の「ミニマリズム」が明確に
→そのために「やらねばならないこと」「やりたいこと」がさらにはっきりし
 そのためのスケジューリングをさらに考える
→面倒くささの解消のためにもミニマリズムをさらに研究
→「やらねばならないこと」「やりたいこと」がより具体的に
 
みたいな感じで、今ぐるぐると3つが循環して、各々が成長している感じがします。
 
同人活動は「アウトプット」だけだったので、この数年間でだいぶ出しきった感じが生まれて来ていたんですよね。
そろそろインプットしないと自分がカラカラになってしまう……というところで、本作りという最大のアウトプット―― からの、本製作のための知識という怒濤のインプットがあり。
「面倒くささ」を解消するためのスケジューリング、ExcelGoogleプラットフォーム、Googlekeep、Todoistの活用というもともと好きな分野の取り入れと活用という楽しみができ。
確定申告という課題が出て来て勉強に迫られて、そこから経費、家計、投資、ライフプラン、節約と連想ゲームをしていくうちに、ミニマルな生活に再び興味が湧き。
降って湧いた「kindleUnlimited3ヵ月199円」に惹かれてしっくり来る「ミニマリズム」に出会うことができ。
そして今、こうして創作ではない違う形の「アウトプット」をしたいという気持ちが湧いてきました。
カラカラだった自分に、いろんな方向から水が流れ込んできた気がしています。
 
趣味が実益につながり、それがまた趣味になり、実益を生み、趣味になる。
 
なんだかわらしべ長者みたいですね。
 
しばらくはこの、楽しくて夢中になれる循環に身を任せてみたいと思います。
 
そして、もっと書きたいと思った部分についてまたあらためて記事にしたいと思っています。