TEMA-NUKI Days

かんたんべんりにくらすためのちいさなライフハックなど

玄関の防災を見直す【防災】

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玄関の防災対策、また見直しています。

東日本大震災時に震度6弱だった我が家。
古いマンションの6階にある我が家から逃げ出すには、玄関が唯一の出口になります。
ところがあの震災のときには、玄関がそれはもう惨憺たる有様になってしまって。

・靴箱の上に立てかけてあった鏡が落ちて割れる
・割れたガラスの欠片が靴の上に散乱する
・薄型のシューズラックから靴が全部落ちる
・シューズラック自体も倒れて道をふさぐ


揺れが本格的になる前に玄関ダッシュでドアの外に出ていたので、割れたガラスに直撃されなかったのは幸いでした。
―― が、3分間近くに及ぶ揺れが収まって、恐る恐るドアを開けたわたしの目に飛び込んできたのは、上記の有様……もうこれだけですべてのやる気を失ってへたり込んでしまうくらいのひどい光景でした。

その後一時間ほど外で待機して、それから隣近所のみなさんと三々五々自宅に戻って。
まず最初に始めたのは、玄関の片づけ―― 帰宅した旦那がここを乗り越えられなければ家にも入れないですし。
軍手をして、ガラスの欠片に気をつけながら靴を一つずつ片づけ、シューズラックを立て直し、ガラスを履き集めて……正直、当日はそれだけで疲労困憊してしまったのを覚えています。

 

割れもの・重いものは絶対に置かない


その教訓から、まず玄関にはぜっっっっったいに割れものは置かない、と決意。
鏡はもちろんですし、花瓶や大きめの焼き物など、落ちたら割れて散らばってしまうようなものは置かないに越したことはないと思います。

重いものも同様に、もし靴を履く前に足の上に落ちてきたりすると怪我につながりますし、逃げ出すときの妨げになりかねないと思うので、置かない or 固定するなどの対策をした方がいいと思います。

これはあの震災の直後から実践しているので、この点に関しては今はもう安心しています。

 

倒れて出口をふさぐようなものは置かない


今回見直したのは、ここです。

のど元過ぎれば…とは言いますが、我が家もずっと、震災時に倒れたシューズラックをそのまま使い続けていました。
高さ1mくらい、奥行きが25cmくらいの薄型で、斜めに靴を置くことができる省スペースのオープンラック。

旦那が靴好きで服装に合わせてマメに靴を替えるタイプの人なので、靴箱にしまうよりは出しておいた方が取りやすいんですよね。
あと単純に靴が多くて靴箱ではしまいきれないとか、わたしの靴をプラスチックのシューズケースに1つずつ入れて収納していたので靴箱内の空間を上手く使いこなせていなかったりという理由も。

震災後の余震でもさすがにラックそのものが倒れることはなかったので、便利に使っていることもありなんとなく見過ごしていたのです。

でも、震度3~4くらいになると靴は落ちてくるんですよね。玄関の扉を開けて外に出るには落ちた靴をまたがなければならないわけで、地味に邪魔。そして落ちるたびに置き直すのも手間がかかります。

なにより、また震災と同じようなレベルの揺れがきたときに、ラックを置いてあるかぎりは倒れるリスクは続くわけで。

今回、地震に関するニュースを夫婦で見ていてシューズラックのことが話題になって。
あのままでは良くないよね、と話し合っていたところ、旦那が自分の古い靴を自主的に処分し始めてくれて…おかげで靴の数がぐんと減ったので、今がチャンス!とラックを処分することにしました。

 

1段タイプのシューズラックに置き換える

今まで使っていたのは4段仕様の薄型ラックでしたが、それを撤去して1段のみのラックに買い替えました。
男性の靴のサイズなら1段に3足置くのがやっとの小さなものですが、上の段には旦那がよく履く靴、下の段にはサッと履けるサンダルと夫婦各々の緊急避難用の運動靴を置いて、わたしの靴は全部靴箱の中にしまうことに―― なんせ引きこもりなので出かけるたびに出す形で全然問題なし(笑)

靴箱の中を整理して取り出しやすくする

そもそもシューズラックに頼らないようにするためには、靴箱を最大限に活用するのが一番ですよね。

ということで、わたしの靴を収納していたプラスチックのシューズケースは処分!ついでに、ほとんど履いていなかった靴も処分!
そして、100均でこういうホルダー ↓↓↓ を買って来て、最小限必要な靴だけをコンパクトに収納することに。

これ、いいですねー!
もっと早く使えば良かった、と思うくらいにスペースがコンパクトになりました。

欲を言えば旦那の靴もこれで収納したかったのですが、男性用の靴では高さがありすぎてダメでした…でも100均じゃなくちゃんと探せば男性用のホルダーもあるみたいですね。今度買おうかなぁ…

 

懐中電灯の置き場所を作る


さらに、明るさ対策も強化。
夜間に逃げる場合には、以前書いたように枕元に置いてある「とりあえず避難セット」を引っつかんで玄関ダッシュしているのですが。

mndgt.hatenablog.com

この中に懐中電灯はすでに入っていますが、なお念のため玄関にも1つ置いておこうと新たに決意。
で、万が一の停電に備えてその懐中電灯には蓄光テープをぐるりと貼り付けました。

こういうの ↑↑↑ なのですが、太陽光や蛍光灯の光をため込んで、夜になるとテープがぼやーっと光ります。
我が家の懐中電灯にはすべてこの蓄光テープを貼り付けてありますが、真っ暗闇でもぼんやり光ってくれるのでどこにあるかわかってとても便利です。

 

まだまだ改良を重ねていきたい


他にも、震災直後から

・頭を守るための帽子を作り付けのフックにかけておく
・防災リュックやグッズは玄関横の部屋の入口にまとめておく


などの玄関回り対策はしてあるのですが。
まだまだ、改良の余地はたくさんありそうです。

たとえば傘立ても、倒れてきたら出口をふさいでしまうものの一つですよね。
一応、我が家の傘立ては5本も入れればぎゅうぎゅうの細身タイプ、メッシュで重さもあまりないですし、でも安定性は悪くなく、今まで倒れた記憶は…ない…かな…震災のときも倒れた記憶はないんですよね…

でも、傘自体も含めて、倒れて足が引っかかるようなことのないように、何か対策が取れたらなと思っています。
本当はきちんと乾かして靴箱の中に入れて扉を閉めておくのが一番なんでしょうね…うーん、靴箱の中、もう一度見直してスペースを開けてみようかな…

気になったことを気になったときに少しずつ、ムリのない形で防災仕様にしていけたらいいなと。

 

Evernoteにエンディングノートを作るメリット3つ

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エンディングノート、書いていますか…?

法的な効力はないけれど、自分の生い立ちを振り返ったり、親類縁者の情報をまとめておけたり、財産の簡単な目録を記入できたり、葬儀や埋葬に関しての希望を書いておけたりできるノート。
そんなエンディングノートの存在を知ったのは、15年ほど前…ちょうど父が亡くなった頃でした。

父は2ヵ月ほどの入院のあとに亡くなってしまって、亡くなる前に大事なことはほとんど話すことができなくて。
父に聞きたかったことや言い残しておいてほしかったことがたくさんあって、ドラマや小説みたいに父の手帳や携帯電話に何かメッセージが遺されていたらいいのになと思ったことを覚えています。

そんな経験のあとほどなくして結婚して、「もし今、自分が死んだら?」と考えたときに、残された旦那にはこういう思いはさせたくない、と強く思って。
エンディングノート」の存在を知ってすぐに飛びつくようにしていろいろと書き込み、万が一の備えとして保管していました。

 

「情報」も「葬儀観」も日々変化していく


で、それから数年経って…ふと気づきました。
―― このエンディングノートに書いてあること、どんどん変わって来てる、と。

たとえばわたし名義の口座一覧にしても、ノートを書いたあと新たに開設したり、または解約したり、通帳の置き場所も少しずつ変わったりと変更点が出て来て。あとから修正できるように鉛筆で書いてはあったものの、消したり書いたりしているとだんだん見づらくなってきますよね。

それになにより、わたし自身の「葬儀観」がだいぶ変わって来てしまって。
若かりし頃は「親しい人だけに集まってもらって、この曲を流して、これは省略して、あれをやって…」なんてオリジナル葬儀(?)に憧れていたので、それはもう熱心に細かく希望を書き記しておいたのですが。
いろいろな葬儀を経験するにつれだんだんと「一番家族に負担をかけないのは、普通の葬儀を淡々とやることかも…」というなんとも地味な結論に落ち着いて。
となると、エンディングノートの葬儀の希望欄に書いたことは全部なかったことに…あんなにたくさん書いたのに全部消して書き直し?うーん…めんどくさい…(生粋のめんどくさがり)

そんなこんなで、どうも「紙」のエンディングノートは、早くから準備して長い期間持ち続けるのには向いていないのかもしれない、と思うようになりました。

 

Evernoteエンディングノートを作るメリット3つ


で、困ったときのEvernoteですよ!
Evernoteなしには夜も日も明けないレベルで使い倒してるんだから、エンディングノートEvernoteに作ればいいじゃない!と気づいて、実行してみました。

いざやってみると、Evernoteならではのメリットが―― たとえば ↓↓↓ 

書き換えがすぐに、きれいにできる

Evernoteには毎日PCからもiPadminiからもアクセスして使っているので、思いついたときにすぐにエンディングノートに書き加えたり書き換えたりすることができます。
それに「書き遺す」ものだと思うと、紙の場合は「きれいな字で書かなきゃ…」とか「レイアウトが…」とかいろいろ邪念が浮かんでしまって(笑)身構えてしまうのですが。
Evernoteならばつらつらとタイプしていくだけでそこそこ見られるものになりますし、チェックボックスや箇条書きなどいろいろ使えるのでリストを作ったりするのも簡単。
間違えた!とかここはやっぱり変更しておきたい、と思ったらすぐに書き直しできて、ほんと便利!

これで、常に最新の遺志(って言い方はおかしいですけどそうとしか言えない)をきれいに書き遺しておくことができます

 

クラウドに保存できるのでなくすこともない

紙のエンディングノート、わたしが持っていたのはA4サイズより少し大きめの、薄い冊子タイプでした。
他にも、もっと厚みのあるものや小さめサイズのものなど、今はいろいろありますよね。

でもどんな形にせよ、家の中に保管するなら本棚か、あるいは引き出し、うーん…家族に見つけてもらわなければ意味がないですし、ここにあるよと伝えておいてもそのあと置き場所を変えてしまったらその都度伝えておかないといけないし、そもそもちゃんと覚えていてくれるかどうか。
万が一災害やアクシデントでエンディングノートそのものが失われてしまったら、せっかく書き遺した遺志も活かされなくなってしまう…

でもEvernoteならクラウドに保存されるので、どこからでもアクセスできますし、容易になくす心配もない。
データへのアクセス方法さえ伝えておけば、少なくともうちの旦那なら簡単にアクセスしてくれると思います。
保管についてもし不安ならバックアップをとっておくのもいいでしょうし、さらに紙に印刷しておくのも手ですよね。情報を更新したら前のを破棄してまた印刷すればいいし。
大元の情報がしっかりと保管されているのは、安心だなぁと思います。

 

リンクを貼ることができるので、参照サイトにすぐアクセスできる

たとえば、わたしはふだんからあらゆる会員登録情報Evernoteにまとめていて。
有料会員と無料会員とに分けて、さらにジャンル別に「買い物」や「金融」「インターネット」などと分けて、サービスや企業名・会員IDや登録メルアド・暗証番号(のヒント)を五十音順に一覧にしてあります。
で、そのサービス名・企業名の部分に各ログインページへのリンクを貼って、すぐにログインページへ飛べるようにしてあります。

これはふだんの自分の利便性もあるのですが、万が一のとき旦那に退会や解約の手続きをしてもらうなら少しでも便利にしておいた方がいいだろうという理由もあって。
そうでなくても大変なときに、手続きなんて面倒なことで一つ一つ検索してログインページに飛んでたらうんざりですよね、絶対に。
無料会員は最悪放置でもいいとは思うのですが、有料会員登録はすぐ解約してもらわないとお金がもったいないですし、その手続きをできるだけ手間なくやってもらうためにも必要な準備ではないかと思っています。

で、そんな会員登録情報ノートに、さらにエンディングノートからリンクを貼っています
まずエンディングノートを見て、そのリンクから会員登録情報ノートに飛んで、そこからさらに有料会員登録をしているサイトに飛んでもらって、解約してもらう、と。

他にも、遺品整理のサイトなどにも参考にとリンクを貼ったり、エンディングノートからいろいろな外部情報にアクセスできるようにして。
これは紙のノートにはできないことだと思うので、Evernoteの便利さを痛感します。

 

エンディングノートの内容はこんな感じ


じゃあそのエンディングノートの内容はどんな感じかというと…ざっくりとですが、こんな感じで ↓↓↓

各書類の置き場所リスト

・わたし個人の住所録
・加入している保険や持っている口座のリスト
・保険の証書や口座の通帳


これらの重要書類の置き場所を、チェックボックスリストにしてあります。
ちなみに住所録そのものは、夫婦それぞれにプラスチックケースに入れてタイトルシールもつけてわかりやすい場所に置いてあるので、むしろ住所録にたどり着く方がエンディングノートより早いと思っています。住所録は万が一のとき各所に連絡するために最初に必要になるものですしね。
なので、住所録の方にはこのEvernoteエンディングノートの存在と、アクセスの方法を書いた紙をクリップで留めてあります。まず住所録を見て、それからエンディングノートを見てもらう、という流れになればいいなと。

 

わたし個人の持ち物の処分希望リスト

以前の記事にも書いたように、わたし個人の持ち物はもう衣装ケース1つ分しかありません。

mndgt.hatenablog.com

このケースの中身をどんなふうに処分してほしいか、その希望をチェックボックス形式でリストにしてあります。
たとえば仕事の書類ならシュレッダー(or溶解)処分、写真はおまかせ、手紙は中身を見ずにシュレッダー(or溶解)、などなど…処分したらそのつどボックスにチェックを入れることもできるように。

あとはPC内のデータ…まあ当たり障りのないものばかりではあると思っていますが、一応中身は見ずに全消去をお願いしてあります。

それから、本棚に並んでいる本やCD、DVDなども遠慮せず処分してくれるよう書き添えて…もう自分でほとんど処分してしまいましたが、残ったものも処分するのは申し訳ないなんて思ってほしくないのではっきり書いておこうと。

―― 余談ですが、こういう作業をしていると「やっぱり自分の持ち物はできるだけ少なくしよう」と強く思えるようになるので、片づけのきっかけとしてオススメです…いやマジで、ほんとに。必死度が違ってくる気がしますもん…切羽詰まり度というか。
わたしは今なら自分の持ち物がどれくらいで、どこに何があるかほぼわかりますし、見られて困るものはすでに処分 or それなりの対応(オタク的にヤバイものはスキャンして暗号化してさらにロックなど→S1100とDC-F2100で薄い本を電子化する【裁断・スキャン編】 - TEMA-NUKI Days)をしてあるので、万が一の事態が突発的に訪れてもたぶん安心して成仏できます…「積み荷を燃やす」よう誰かに必死で依頼する必要もほぼありません。
…でも一応、少しは猶予がほしいかなぁ…最終的な処分をしてから安らかに眠りたい…

 

葬儀とその前後に関する希望

もしものときの延命措置に関する希望から始まって、亡くなったあと誰に連絡してほしいか、どういう葬儀にしてほしいか、年忌法要についての希望などを簡潔に記してあります。

それぞれの細かい内容は省略しますが、葬儀は上記のように「ごく普通の葬儀」を葬儀会社のプラン通りにやってもらおうと思っています―― その方が家族の負担が減りそうなので。
年忌法要については家族だけでひっそりやってほしい…というか経験上、法要に関わる親戚絡みのあれこれをとても負担に感じていたので、遺された家族にあれをまた経験させたくなくて。なので、その旨を挨拶文的な形でまとめたノートをEvernote内に別に作って、そこにもリンクを貼ってあります。必要があれば印刷して親族に渡してもらってもいいように…良かれと思って干渉してくるかもしれない親族対策というか(笑)故人の希望という錦の御旗を用意しておいたら少しは役に立つかなぁ、と。

 

会員登録などの解約依頼

これは上記の通り、会員登録情報ノートにリンクを貼りつつ、有料会員登録の解約をお願いしますという件を。
会費がいくらなのかも書いてあるので、やばい、早くやらなきゃ!と思ってくれるかな、と(笑)
でも、生前に自分でできる猶予があるならやっておきたいとは思っています。

 

個人的なメッセージ

ごく簡単な文章ですが、旦那に向けてのメッセージも。
このエンディングノートを訂正したり書き加えたりするたびに、ああこれ ↑↑↑ を全部やってもらわなきゃならないんだよなぁ…って思うと自然とありがとうや申し訳ないという気持ちが湧いてくるんですよね…その勢いのまま、ちょこちょこっとメッセージを書き足しています。
なんというか、自分自身を振り返らせてくれる、感謝の気持ちを呼び起こす…そんな作業でもあります。…喧嘩したときに読んだりするとちょっと反省できます(笑)

 

いつか必ず来るものだから準備は怠りなく


「自分の死」について考えるのは嫌な人が多いかもしれませんが、わたしはむしろ積極的に考えたいタイプです。
というかむしろ考えすぎるくらい…一日に一度は必ず自分に何かあったあとのことを考えている気がします。

たぶんもともとそういうタイプではあったのですが、父が急な病で亡くなり、自分も交通事故で死にかけた、そんな経験がそれに拍車をかけたのかもしれません。

もしかしたら明日、いや今日にでも、突然命は終わるかもしれない。
常にそれを考えて生きている…と言ったらなんだか不幸そうかもしれませんが、わりと気軽に考えているのでしあわせに生きてます、ありがたいことに。
今のところ特に後悔もないですし、未練もないですしね。

望むことはただ一つ、遺された家族に迷惑をかけないこと。
あれはどこに行った、このことはどうしたらいい、あーもうほんと…恨むよ…(泣)って、そんなふうに泣かせたくない、それだけです。
ただでさえつらい時間を細かい雑事で煩わせたくない、何も手につかない呆然とした状態のときによけいな負担をかけたくない。
自分にできるかぎりの準備をして、少しでも負担を減らしたいなと思うのです。

―― といっても、人生は本当にどうなるかわかりません。
わたしが一人残される可能性だってあるわけで。

それならばそれで一人暮らしの老後に向けて持ち物の整理や把握などの準備をしておきたいし、最後を託すことになる誰か…子供のいない我が家なら姪たちか、あるいは施設の人に迷惑をかけないように必要事項を書き遺しておきたい。

いずれにしてもいつか必ず来るときのために準備をしておくことがわたしにとっての「安心」なので、できるだけのことはこれからもしていきたいと思っています。

 

紙の本やKindle本から文章を(比較的)簡単に転記する方法

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ブログの記事などを書くときに、本の内容を少し引用したい、ということがありますよね。

たとえばこちら ↓↓↓ の記事では、ミニマリストの佐々木典士さんの著書から本文を引用させていただきました。

mndgt.hatenablog.com

もちろん、手打ちで…ええ、必死で手打ちしましたとも、何度も何度もミスタッチや誤変換を繰り返してキーッとなりながら(笑)

めんどくさがりなわたしとしては、この手間を考えるとどうも気軽に引用できなくて。
引用できたらもっとちゃんと内容が伝わりそうなのに、説得力も増しそうなのに、と思いつつなんとなく避けて通ってしまってました。

でも、今回Kindle Paperwhiteを購入したことから、いろいろ調べているうちに思いもかけず「比較的簡単に本の文章を転記する方法」を知ることができました。

Kindle Paperwhite Wi-Fi ホワイト 買いました! - TEMA-NUKI Days


というわけで、自分用の覚え書きの意味も含めて、以下まとめてみたいと思います。

 

紙の本から文章を転記する方法

これは本当にあくまでも「比較的簡単に転記する」方法なので、さっと一手間できれいに転記♪ というわけではないことをご了解ください。
ご存じの方も多いと思いますし、きっともっと良い方法があるんだろうな~とも思いますので、あくまでもわたしはこうしてますよ、ということでひとつ。
使う手段はGoogleドキュメント」です。

スマホのカメラで該当ページを撮影する

まず、転記したいページを撮影します。

その際、ただのカメラアプリでもいいのですが、できれば「文書」をきれいに撮影できるアプリで撮影すると良いかと。
JPEGでもPDFでもOKなので、スキャナアプリで撮影するのもアリだと思います…わたしはまだやったことがないので不確かではありますが。

わたしはEvernoteアプリの写真メニューから「文書を自動で判別する」機能をONにして撮影しています。

blog.evernote.com

この機能を使って撮影すると、文字をくっきりと読み取ってくれますし、歪んだページもできるだけまっすぐになるよう処理してくれる(文字の歪みは残りますが)ので、このあとの工程が比較的うまく行く気がします。

Googleドライブに画像をアップする

撮影したデータを、Googleドライブにアップします

アップしたファイルをテキストに変換する

アップしたファイルを右クリックして開いたメニューから、
「アプリで開く」→「Googleドキュメント」を選択してクリックします。

すると、「画像+読み取った文章」のテキストデータに変換されます―― これは便利!

精度は100%とはいきませんが、うーん、50~90%くらいは行けるんじゃないかと、個人的には(幅広すぎですねw)
ちなみに縦書きの文章は横書きに変換されます。
ルビのついた文章は苦手なようですし、難しい漢字も苦戦するようです。

詳しくは、Googleのサポートページにも載っています ↓↓↓

support.google.com

たとえば池波正太郎のエッセイ『食卓の情景』(新潮文庫)を1ページ分読み取らせてみると―― こんな感じ ↓↓↓

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右が文庫本を撮影した画像、左がGoogleドキュメントで変換したものです。

厚めの本はページを押さえながらの撮影になるのでどうしても真ん中辺りが歪んでしまいますし、そういう箇所はやはり読み取り精度は低いですね。
でも…どうでしょう?わりと健闘してる、ような…?甘いかな…(笑)

経験上、くっきりと撮影できた短く平易な文章(ルビ無し)ならば90%は正しく変換できている気がします。ただし、お~全部上手に変換できてる!と喜んでいると思わぬ一文字を違う漢字に変換している場合もあるのでそこは油断大敵。

というわけで、変換された文章をコピーでEvernoteなどに転記してから、元の文章とつきあわせつつ修正を加える手間は必須になります。

とはいえ、一から全部を手打ちする手間に比べたら、すでに土台ができた段階から修正していく作業ははるかにラクですよね。
いかに文章をきれいに撮影するかなど、まだまだ試行錯誤中ではありますが、これでだいぶ紙の本からの引用はハードルが低くなったなーと思っています。

 

Kindle本から文章を転記する方法


こちらは、紙の本よりもう少し手間をかけずに転記することができます。
というかもっと早くこのワザを知っていれば冒頭の佐々木さんの著書の引用もKindle本からさくっとできたのになぁ!(笑)

Kindleの画面上で引用したい部分にハイライトを引く

ハイライトの仕方については、公式のヘルプに詳しく説明してあります。

Amazon.co.jp ヘルプ: ブックマーク、ハイライト、メモを使用する

iPadminiのKindleアプリでハイライトするともうスルスル~~っとどこまでもスムーズにハイライトできますし、Kindle端末だとハイライトしづらいと聞いていたのですが、Kindle Paperwhiteで実際やってみた感じ全然問題なくハイライトできています。

「AmazonKindle」でハイライトの一覧を確認する

Amazon Kindle: Welcome

これ ↑↑↑ 、英語のページなのですが、こんな便利なページがあるんですね!

アカウントはAmazonのものをそのまま使えますし、直感で操作できるわかりやすさなので英語のままでも問題なく使えると思います。

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こんな感じで ↑↑↑ 上部にメニューが並んでいるので、その中から「Your Books」というメニューをクリックすると今までに購入したKindle本がずらっと並んでいます。なかなか壮観。

ハイライトした文章は、「Your Highlights」メニューから見られます。今までいろいろな本でハイライトした文章がこれまたずらーっと並んでいて、なんかちょっと感動します(笑)

で、あの本のハイライトが見たいというお目当てがはっきりしているなら、先ほどの「Your Books」から該当の本をクリックして、右上にある「You have ○○ highlighted passages~」というリンクをクリックすると、その本のハイライト一覧がトップに並んだページを見ることができます。
ハイライトされた文章にはそれぞれ何ページに位置していたかも付記されていますし、「Kindle for PC」をインストールしてあればそのページリンクをクリックすることで「Kindle for PC」が立ち上がって、ハイライトを含んだページをPC上で読むこともできます。

で、あとは引用したい文章をコピーして、引用の定型に従って著者名や著書名などを加えて、引用の完成!

ハイライトをEvernoteにクリップする

なんでもかんでもEvernoteにクリップしたいわたしとしては、このハイライト一覧もできればクリップしたい。
ブログ記事などもEvernoteで下書きしているので、引用箇所もEvernoteに保存してあれば作業しやすいですしね。

というわけで、その方法をまとめてくださっている方がいらっしゃいました!

nelog.jp

とてもわかりやすい説明で、きれいにクリップできて大感激です。
ブックマークレットを作ってくださった方にも合わせてお礼申し上げます。

[kindle]読書メモ(Highlight)をEvernoteにいい感じに保存できるブックマークレットをつくった – hello-world.jp.net

 

なるべくすばやく、簡単に、正確に


本を紹介するとき、もちろん自分の言葉で自分の思いを熱く伝えたい!と思っていますが、本文を引用して紹介できたらより「熱さ」が伝わりやすい…ような気がします。ここ!ここがいいんですよ!!!みたいな…百の言葉を尽くすよりもまずは一読してみてください!みたいな…?

そういった意味でも、引用が今までの一文字一文字手打ち状態から飛躍的にやりやすくなったことは、本当にうれしいです。

たとえば本の一部分をシェアすることで、本そのものにも興味を持ってもらえたら。
そうしてその本を読んだ人が、またその本を誰かとシェアしてくれたら。

本好きとしては、そうやって本がたくさんの人に読まれていったらうれしいなと思います。
シェアしたくなるような本、いっぱい読みたいなー!

 

旅行&入院セットを準備しておくととても安心

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旅行のときに持って行くものと、入院するときに持って行くものって、そこそこ共通してます…よね?

ちなみに旅行はいつも年に一回くらい、長くても2泊ほどで。
そして入院はこの15年で3回くらい、それぞれ一週間ほど。

どちらもそんなに頻繁ではないし、突然のことでもなく前もって計画してあるもので。
で、毎回荷造りを繰り返していくうちに…「必ず必要になるもの・持って行くものを普段からまとめておけばいいんじゃ?」と思うようになりました。

今では、ちょうど余っていたレジかごバッグに「旅行&入院セット」をまとめて入れておいて、旅行のときや入院するときにはそこから必要なものをササッと取り出して荷造り→出発!
あまりにも手軽&気軽すぎて、入院するのにこんなに気軽じゃダメな気がすると危機感を持つまでに(笑)

でもほんと、楽しい旅行ならば荷造りも楽しめますが、入院するときの気の重さを少しでも軽くしてくれると考えると、事前の準備はけっこう大切な気がします。
それに、もし緊急の入院に対処しなければならなくなったときに、セットとしてまとめて置いておくことは家族の大きな助けになるのではないかと。
さらにさらに、災害時の持ち出しセットとしても流用できるので、本当に便利!

 

旅行&入院セットの主な中身


具体的にどんなものを「セット」にしているのか、細々したものばかりですがいくつか挙げてみますね。

スキンケア用品の詰め替え容器

定番ですが、欠かせないものですね。
でもこの定位置を決めるまでは「確か前の旅行から帰ったあとこの引き出しに入れたはず…あれ?あれ?」と探し回ることが多かったので…なんせ小さいものなので、どこかに紛れ込んじゃうんですよね。これは定位置を決めて良かったものNO.1です。

入院時には、普段からスキンケア用品をポーチにまとめて置いている(防災対策も兼ねて)ので、そのポーチをそのまま持って行きます。手軽!

mndgt.hatenablog.com

シャンプーセット・歯みがきセットは入院時のみ

同じ属性のものにシャンプーセット・歯みがきセットがありますが、これは入院時のみの出番ということで。
基本的に旅行のときにはアメニティの揃ったホテルに宿泊しているので、念のための持参も今はしていません。旅行はできるだけ身軽に行きたい!

ポーチ類

上記のスキンケア用品以外にも、細かいものはポーチに入れて持ち運びたいですよね…旅行カバンの中でバラバラになるのは困りますし。
というわけで、中身の見えやすいメッシュのポーチを100均で各サイズ買いそろえて「セット」の中に入れてあります。
滞在先ではポーチごとベッドサイドなどに出しておくのもいいし、畳んで持って行った空のポーチを臨機応変に使ったり帰るときの荷造りに活用したりもできます。

他にも、持参するiPodなどのガジェットを保護するための柔らか厚め素材のポーチも用意しています。使わないとしても持って行きたくなってしまうガジェット好きです…(笑)

折りたたみバッグ

旅行には必需品ですよね!

つい先日も1泊で旅行に行ったのですが、最小限の荷物で行って身軽に楽しんでいても、帰りの東京駅でお土産やらデパ地下グルメやら駅弁やら毎回めちゃくちゃ買い込んじゃうんですよね…だってそれも旅行の楽しみの一つですし。
もちろん買えばレジ袋に入れてくれるわけですが、それがいくつも増えてしまうと持ちづらくてしょうがない。ってことで、折りたたみバッグの出番です!
泣きそうに持ちづらかったあれこれを一気にまとめて入れると、持ちやすくなって足取りまで軽くなります。肩掛けできるとなお良し!

それから入院時にも。
売店であれこれ買い物するとき、入浴するとき、洗濯物を持ち帰ってもらうときなどなど、何にでも使えるのでいくつか持参することにしています。

衣類用圧縮袋

これは主に入院時に。長い旅行のときにももちろん活躍すると思います。

なぜかいつも入院が冬場なので、パジャマやフリースなどかさばるものばかりなんですよね…ということで気休め程度ではありますが、手でぎゅっと押して空気を抜くタイプの衣類用圧縮袋、いくつか買って「セット」の中に入れてあります。
もし入院することになったときには、持って行く衣類やタオル類などをこの圧縮袋に入れていく流れになります。

プラ食器セット

これは完全に入院用に。
プラスチックのコップ2つ(食事用と歯磨き用)、はし、フォーク、スプーン、あと吸い飲みを、大きめのメッシュポーチに入れて「セット」の中に保管しています。

最初に入院したときは帰宅してからこれらのものを食器棚に収納したのですが、普段使わない特別なアイテムが食器棚に入っているのってなんかこう…気になっちゃうんですよね…
で、入院セットを作ろうと思ったときにこの食器類もそこに入れてしまおう、と思いついて。普段は目に入らないのでスッキリするし、入院時にもいちいち買い直さなくていいので気が楽になりました。

フック類

これも入院用で。
ベッドに何かを下げておくのにとても重宝するので、小さなメッシュポーチにいくつか入れて「セット」の中にスタンバイ
いやもちろん入院するときにあらためてバッグに入れれば済む話なのですが、こういう細かいものほど迷わず機械的に選択したい。「セット」の中に入れておくことで「そうそうこれも持って行くと便利なんだった」とそのまま入院用のバッグに詰め込むことができて、考える手間も用意する手間も省けます。

小銭入れ

これも入院用に。
こんなものまで!?と思われそうですが…でも必需品ですよね?そして意外と生活の中に常備しているものではない、ような。
万が一の盗難の危険性も考えるとできるだけダメージの少ない小銭だけを持っていたいし、混んだ売店でも取り出しやすく使いやすい、小さい財布…となると、手持ちの財布ストックから選ぶのもなかなか難しいように思います。
少なくともわたしは、最初の入院で財布に困ってしまったので、次の入院のときには100均で気に入ったものを選んで持って行き、それをそのまま「セット」の中にスタンバイさせています。

 

定位置を決めると本当に安心です


「持っていくものは絶対にここにある」「あらためて準備しなくてもいい」、というのは本当に安心できる…と個人的には思っています。

わたしのようなめんどくさがりのうっかり者という二重苦を抱えているタイプにはよけいに、「ここにあると思っていたのにない…!あー探すのもめんどい…買いに行くのはもっとめんどい…」という心理的負担が大きくて。
最初にも書きましたが、これが楽しみな旅行のときならまだしも、入院前で不安なときに探し物までするはめになったら焦りやイライラでさらに不安が増しそう。
でも、ここにまとめてある!と思えば、何かあってもいつでもここから取り出せばいい、とゆったり構えていられます。

そして、これも最初に書きましたが、もしわたしが緊急入院ということになって旦那が入院の準備をしなければならなくなったとき、この「セット」の入ったバッグを丸ごと持って来てくれればとりあえずはしのげるよ、と言える安心感の大きさと言ったら。
もちろん、着替えやタオルもプラスしてもらわねばなりませんが、それはお互い収納場所を把握してあります。「もの」としてもわかりやすいものですしね。
でも上記のような細かいもの…ポーチや折りたたみバッグ、フックや小銭入れを持って来て、あるいは買いそろえて、と言われたら旦那は苦戦するだろうなと思います。
「セット」の置き場所は旦那にも把握してもらっているので、「あのバッグを持って来て」と一言言うだけで済む―― 少なくともそう思っていられるのは本当に気が楽です(実際にそういう事態になったらまた別な問題が発生するのかもしれませんが)

さらにこの「セット」、災害時にも役立つのではないかと思っています。
たとえば避難所に一定期間いなければならなくなったときなど、割れないプラ食器やフックなどは地味に活躍してくれそうな。
避難用のバッグはまた別に準備してありますが、もし余裕のあるときにはこの「セット」も車などに積み込むことで、役立ってくれそうに思います。


最低限の準備はしておいて、最小限の安心を確保しておく。その上で、予想外の事態に対処する余裕を持っておきたい。
そのためにこれからもこの状態をキープ&さらに改善していきたいと思っています。

 

 

大事な書類は「ステーション」を作って管理する

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毎年毎年、役所や銀行や保険会社から、いろいろな書類が送られてきますよね。

やれ自動車税を払え、定期預金が満期になった、保険の契約更新だ…そして、その書類があとでさらに、他の何かの手続きに必要な大事な書類になったりもして。

というわけで、そういう大事な書類は、A4サイズのドキュメントファイルに分類して保管しています。

箱形のしっかりしたものではなく、↑↑↑ こういう感じの、ファイル形式のもの。
で、そのファイルは避難用持ち出しバッグの中に入れて、防災グッズ置き場となるカラボ(あとでまた触れます)の上に置いています。

このファイルは謂わば「我が家の重要書類ステーション」。
大事な書類はここを探せば必ず見つかりますし、いざというときにはここを見る、またはこれを持って避難すればだいたいのことは把握できる(はず)、というまさに我が家の中核をなすアイテムなのです。

 

「重要書類ステーション」の主な中身


たとえばどんな書類を入れているか、だいたいの分類とともに挙げてみると――

税金関係

自動車税の納税証明書
・過去に税金関係で届いた書類(還付金など)
住民基本台帳マイナンバー関係の書類 など


税金に関係ないものも入っていますが(笑)大ざっぱにいうと役所関係、ですかね。
納税証明書以外はほぼ出番はなく入れっぱなしな感じですが、いざというときには必要になるものばかりの大事な場所だと認識しています。

 

保険関係

・夫婦それぞれの医療保険・生命保険の証書
自動車保険の証書
・各保険会社から届いた、その時点で最新のお知らせハガキなど
Excelで作成した「我が家の保険一覧」


証書やハガキは更新で新しいものが届いたら入れ替えて、その際に「我が家の保険一覧」のデータも更新して印刷し、入れ直しています。
旦那が入っている保険会社は、毎年一回「加入しているすべての保険の現時点での情報」をひとまとめにした冊子を送付してくれます。最初の頃は「これなんだろ?」程度にしか思っていなかったのですが、ここ数年ようやく「あっこれすごく便利だ!」と気づいて。
我が家の保険の情報を常に最新にしておくのにとても役立っていますし、その冊子もこのファイルに一緒に入れて、毎年入れ替えるようにしています。

 

預貯金関係

・年一度届く定期預金・財形貯蓄のお知らせハガキ
Excelで作成した「我が家の資産状況」


この項目に関しては、以前に家計管理の記事の中でも触れたとおりです。

mndgt.hatenablog.com

通帳の残高を月イチで確認し、さらに定期預金や財形貯蓄の残高も年一度のハガキで確認して、それらをExcelで一覧表にし、毎年1月に印刷する。
それを旦那に見てもらって家計の状況を共有したあとは、その紙も一緒にこのファイルの中に入れています。

お知らせハガキ類は保険関係の書類と同じように、新しいものが届いたら入れ替えて古い方は処分。
このファイルの中を見れば、常に最新の資産状況が一目瞭然です。

ちなみに通帳はまた別のポーチに。印鑑もこれまた別なポーチに。それぞれバラバラな場所で保管しています。

 

年金関係

・年金保険の証書
・年金手帳
・年金関係のお知らせハガキ など


とりあえず「老後」に関わりそうなものを入れておく場所です。そして、一番不安な場所でもあります(笑)
不安というのは、制度が将来的にどうなるのかということではなく(それもまあありますけれども)、ここに入ってる書類だけで本当に大丈夫なのかな?っていう…
つまりは、年金の仕組みがよくわかってないんですよね…だから自信を持ってこれで全部!って言えない。何か足りないんじゃないか?って…
たぶん大丈夫だとは思うのですが…いつか社会保険事務所?あたりに確認してみたいなぁ…

 

家関係

・火災保険の証書
・住宅財形のお知らせハガキ


賃貸マンション住まいなのですが、賃貸契約書も含めた書類は別な書類ケースの中にまとめて入れてあります。ファイルに入れるとパンパンに膨らんでしまいそうなので…
このファイルの中には、「家」関係の中でも「保険」「貯蓄」に関わる部分だけを入れることにしました。
いつか家を建てたらそのときには、さらに分厚い書類を管理せねばならなくなるのでしょうね~…ドキドキします…

 

わたし個人の書類

公私混同(?)ですが、ファイルのポケットが1つ分余ったので、取り出しにくい一番奥にはわたし個人の書類を入れています。
個人の預貯金のお知らせハガキなどなど…あまり大したものは入っていませんが、一応の置き場所が確保できていると整理しやすいなと思います。

 

とりあえずここにある、の安心


とにかく大事な書類はこのファイルの中にある!という安心感はとても大事だと思っています。
あちこち探さずともまずここを見る!が我が家の定番になっていて、迷わずに済むのは本当にありがたいです。

そして、防災面でも。

最初に書いたように、このファイルは非常持ち出しバッグに入れてあって、そのバッグは非常時に最優先で持ち出すことにしています。
ちなみにそのバッグは、以前の記事に書いた玄関横の部屋の入口にある「防災グッズ置き場」、そのカラボの上に置いてあります。

mndgt.hatenablog.com

上リンクの記事でも書きましたが、電池やマスク、軍手などをいちいち「防災グッズ置き場」に取りに行くのは確かにめんどうです。
それと同じように、大事な書類も、出番は多くないとはいえ必要なときに玄関横まで取りに行くのはやっぱりめんどう。
それでも、取り出しやすい場所に置く便利さよりも、大事なものは玄関横にまとめてある、という安心感の方を今は選択している感じです。
今回の震災でもあらためて「すぐに取り出せるところにまとめて置く」重要さをひしひしと感じました…緊急時への対策は本当に大切ですね。


上にも書きましたが、いずれ家を買ったりしたらもっともっと「大事な書類」は増えるのでしょうし、そうなったらこのドキュメントファイルではなくもっとしっかりした箱状のものなどで管理したいなと思っています。
それまではこのファイルで管理。「あの書類、必要なんだけどある?」と言われたときにサッと出せるように、これからも中身を最新の状態にキープしてちゃんと把握していきたいなと思っています。